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陰陽師安倍晴明に触れる場所

京都の中心部にある清明神社は、平安時代の陰陽師である安倍晴明を祀る神社です。安倍晴明は天文学や占術に優れ、災厄や魔物を祓うことで知られています。清明神社は、その晴明の魔除けや厄除けのご利益があるとして、多くの人々に親しまれています。清明神社には見どころがたくさんありますが、今回は私がおすすめする3つのスポットをご紹介します。

まずは、清明神社の南100メートルのところにある堀川に架かっている一条戻橋です。
一条戻橋は、京都市上京区にある堀川に架けられている一条通の橋です。794年の平安京造営に際し、平安京の京域の北を限る通り「一条大路」に堀川を渡る橋として架橋されました。橋そのものは何度も作り直されていますが、現在も当時と同じ場所にあります。一条戻橋からは清明神社の鳥居や本殿が見えます。特に夜にはライトアップされて幻想的な雰囲気を醸し出します。
安倍晴明は、十二神将と呼ばれる式神を使役していました。晴明の妻は式神の顔を怖がりました。そのため、晴明は術を使わない間は式神を屋敷近くの一条戻橋の下に隠しておき、必要となったその時その時に召喚していたといいます。清明神社には、それら逸話から一条戻橋のモニュメントが境内にあります。

次に、清明神社の境内にある五芒星です。五芒星は清明神社のシンボルであり、安倍晴明が使っていたとされる陰陽道の印です。五芒星は魔除けや厄除けの力があると信じられており、境内のいたるところに施されています。特に注目すべきは本殿前の大きな五芒星で、ここで写真を撮ると良いことがあると言われています。

最後に、清明神社でお分けしているお守りやお札です。清明神社では、魔除けや厄除けだけでなく、病気平癒や家内安全など様々なご利益があるお守りやお札を授与しています。中でも人気なのは、安倍晴明が使っていたとされる五芒星を模した魔除けステッカーです。このお守りは自分で車などに貼ることができます。

以上が私がおすすめする清明神社の観光スポットです。清明神社は古くから京都の災厄を守ってきた神社です。その歴史や文化を感じながら、安倍晴明の力を借りてみてください。

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