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カオスなアイデア探しから自分のプロトタイピングのアプローチを探る

どうも、ranchi1977です。これまでは自分の好きなモノに焦点を当てて「好きだから作りたい」という感じでアイデアを考えてきましたが、今回は枠に囚われずに、自分の考え方・発想では思いつかないようなアイデアを得るために、非線形アプローチでカオスなアイデア発散にチャレンジしたいと思います。

その上で、自分の創作動機や重要視する価値など、プロトタイピングのアプローチを探ってみたいと思います。

アイデアは質より量が大切

どうしてもアイデア出しに慣れていないと、「一発で正解に、最高のアイデアに辿り着かねば」なんて考えてしまいがちなのですが、そうではなく量で勝負すべきと言われています。

深く考えすぎて、何もアイデアが出せない状態に陥ってしまうよりも、とにかく数を出すこと、その中にキラリと光るアイデアが紛れているかも、というスタンスで良いと言われています。正解・不正解ではないのですね。

私もつい考え込んでしまい、アイデアを発散させるのが苦手な方なので、今日はあえてやってみよう!という訳です。今回は発散記事でオチは無いと思います('ω')

アイデアの種探し

以前に偏愛マップを使って三大好きなモノを見つけましたが、ベスト3には入れなかったものの、やっぱり好きだよねワードをいくつかあげてみます。

・白米(炊いたご飯)
・プロレス
・カラオケ
・ゲーム

続けて、嫌いなモノ・苦手なモノも少しあげてみます。嫌いなモノの解決アイデアだって良いですよね。

・汗っかき体質、暑い空間
・満員電車
・適度な運動
・圧の強い人

非線形アプローチ

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。重要なのは、2つ以上の要素(なにか)と結合(関連性)」と言われています。そのアイデアを発見する手法には論理的に説明可能な線形アプローチと、論理的には説明不可能な非線形アプローチの2つに分けられます。

非線形のアプローチにおいては、この要素間の結合はカオスに発見することになりますので、先ほどのアイデアの種ワードと、掛け合わせる適当ワードを並べていきます。一応、技術要素と完全ランダムとに分けてみました。

技術要素:ロボティクス、AI、センサー、VR
ランダム:アロマ、カメラ、猫、時計

アイデアを出してみた

これらをExcelでマトリクスにして色々考えてみましたが・・、我ながらイマイチでしたね。恥を忍んで一部紹介します('ω')

・汗センサーで「汗です!汗です!(密です!的な)」と水分補給や体臭注意を促す某知事風アシスタント
・次にやってくる満員電車の車両の情報を見える化、混み具合や臭いの強烈度合いを見て乗り込む車両の意思決定サポートアプリ
・相手の癖を学習し、あっち向いてホイで圧倒的勝率を叩き出す反則ギリギリのスマートグラス
・カラオケで歌いたいのになかなか曲を入れられない人を優しく助けてくれる、歌う人配分調整アシスタント

なかなかひどいモノです。

やってみた感想

レベルは低いですが、とりあえずやってみました。これも訓練だと思うので、様々な場面でアイデア出しの練習は繰り返していきたいと思います。

もう一つ気付いたこととして、「自分がすごく好き」なモノからアイデアを考えていた時と違って、熱量が落ちたり、考えたアイデアに力を込められなかったなーと感じます。

特に嫌いなモノをテーマに解決アイデアを考えようとしても、「そもそも満員電車なんて乗りたくないけどね」的な、アイデアを台無しにしてしまう本心が自分の中から出てきてしまったり。

やっぱりサービスアイデアを考えたり、プロトタイピングしてみよう、という時に、「自分はこれがしたいのだ!」とか「誰かのために、この課題を解決してみせる!」みたいな確たる軸があるのと無いのとでは、全然違いますね。

そのプロダクト制作を続けるモチベーションが保てない気がします('ω')

自分のプロトタイピングのアプローチの傾向は

今回あらためてアイデア出しをやり直したことで、自分のプロトタイピングのアプローチの傾向が見えてきた気がします。

●アート思考(自分中心、自分ドリブン)
●デザイン思考(ユーザー中心、課題ドリブン)

別にどちらかだけ、0か1かではないと思いますが、自分がモノ作りをしたいモチベーションはアート思考寄りなんだなーと客観的に知ることができた気がします。

まだまだ自分に対する理解も浅いのだなーと感じつつも、熱意を持ってプロトタイピングしたくなるテーマ探していきます!

(今のところ、↓を追求してみたいなと)

ラフアイデア



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