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野球場図鑑/坊っちゃんスタジアム

【所在地】松山市市坪西町 625-1
【両翼】99.1m
【中堅】122m
【収容人員】30,000人
【アクセス】
 -JR予讃線・市坪駅下車
 -伊予鉄道・松山市駅から伊予鉄バス松山中央公園線で「坊っちゃんスタジアム」「マドンナスタジアム」下車
【リンク】
 松山市文化・スポーツ振興財団

グラウンド全景

 松山市街地から南へ約5km、重信川の手前に整備された松山中央公園に2000年開場した、市営野球場。かって城山公園にあった松山市営球場の後継に当たるが、プロ野球チームを誘致できるレベルの、日本有数の野球場であり、漫画『ドカベン スーパースターズ編』の架空球団「四国アイアンドッグス」の本拠地とされていた。その威容らしからぬ「坊っちゃんスタジアム」というユニークな愛称で全国の野球ファンに知られている。サブ球場(マドンナスタジアム)、武道館(県立)を併設し、近隣に松山競輪場がある。内部に野球資料館を備え、日本野球の発展に寄与した松山の文人・正岡子規の野球殿堂入りを記念した碑が建てられている。
 プロ野球の公式戦は、この球場で秋季キャンプを行う東京ヤクルトの主催試合を中心にコンスタントに行われる。02年7月13日はオールスターゲームを開催。四国初のオールスターゲームとして記念すべき日となった。また高校野球選手権愛媛大会決勝、社会人野球の全国大会予選や四国大会、四国地区大学野球リーグ戦、近年では東都大学野球リーグ戦が行われ、盛況である。
 さらに四国アイランドリーグ、愛媛マンダリンパイレーツのホームゲームが行われるなど、ほぼすべてのカテゴリで活躍する野球場は決して多くない。
 開場からほぼ姿を変えていないが、2022年にスコアボードのフルカラーLED化、2023年には外周デッキの改修工事が行われた。

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