見出し画像

野球場図鑑/明治神宮野球場

【所在地】新宿区霞ヶ丘 13
【両翼】97.5m
【中堅】120m
【収容人員】30,969人
【アクセス】
  東京メトロ銀座線・外苑前駅から徒歩5分
  JR中央線・信濃町駅、千駄ヶ谷駅から徒歩15分
【リンク】
 明治神宮野球場
 東京ヤクルトスワローズ
 東京六大学野球連盟
 東都大学野球連盟
 新神宮球場イメージ動画

 学生野球のメッカであり東京ヤクルトスワローズの本拠地。日本きっての古参球場で、宗教法人が所有するという希な球場でもある。国立競技場に隣接するため、国立だと思っている人もいる。
 少年野球からプロ野球まで、おそらく日本で最も使われている球場。年間に行われる試合数は500を数える、純然たる「野球場」。制作者が最も好きな球場でもある。
 07年オフより総工費約15億円という大規模改修を行い、新しく生まれ変わった。両翼が91mから拡張され、ネットは可視性の高いナイロン製となり、人工芝は天然芝に近い『ハイブリッドターフ』に変更。下地から掘り起こしたため、従来の倍の降水量に耐えられる。
 更に国内最大級(当時)となるフルスクリーンのハイビジョンは圧巻。古めかしさとハイテクが同居する、東京らしい野球場となり、ボールパーク風に2010年にはファミリーシート、2012年にはペアシートのようなものが設置され、臨場感を増すために内野のネットも50cm下げられた。
 2013年オフよりはじまった耐震改修前の調査で、両翼が公表値の101mではなく97.5mであった事が判明したため、訂正された。

 大正時代から現存するそんな神宮球場も、外苑再開発に伴い2032年に現在の秩父宮ラグビー場と場所を入れ替える形で建て替えが予定されている。
 新球場は2基の大型ビジョンを有し、一流ホテルを併設する一大ボールパークとして生まれ変わる予定だが、神宮球場は今のままが良いという根強い声もあり、今後の動向が注目される。
 外苑再開発工事開始にともない神宮第二球場は既になくなっている。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?