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育児×和歌

飼っていたメダカが天国に行って、

余りある水の流れに目を背け音のみを聞く秋の黄昏

(育児でいそがしかったとはいえ、季節の変わり目なんだから、もっと丁寧にお世話をしてあげるべきだった。わかってはいるけれど、どうしても体が動かない。大きな水槽のフィルターの音に耳を背けて、ぼーっと子どもが遊ぶ姿をただ眺めている。)