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Earth wind & fire 『ALL"N All 』を紹介!

先日レコードショップに行って買ってきたアルバムは、アースウインドアンドファイヤーの「all 'n all」というアルバムです。
このアルバムは本当に魅力的なので、紹介します✨

Earth wind & fireはモーリス・ホワイトが1969年にシカゴで結成した黒人グループです。

メンバーは

モーリス・ホワイト               

フィリップ・ベイリー

ドン ・ホワイト・ヘッド  等

有名なのはこの3人で、このほかにはライブやpvでのダンサーや演奏者もメンバーにいます。

アルバムジャケットと帯の説明



「 All'n all」は日本語版タイトル『 太陽神』でリリースされ、EW&Fを最も有名にしたアルバムのひとつです。

まず日本語版タイトルが『 太陽神』の理由

太陽は古代から神聖なものとされており、その力や輝きが生命の源であると考えられていたからです。

「太陽神」という言葉はEW&Fの創造性や音楽による生命力を象徴するものとなり、バンドの音楽による生命力やエネルギーを世界中に広めることが出来たのだと思います。

そして、ジャケットに描かれているピラミッドや神秘的な部分には誰もが疑問や興味を持つと思います。

このジャケットができた理由は、モーリスホワイトがエジプトの文化にとても興味があったからです。

さらにこのアルバムの他にも魅力的なアルバムをたくさん出しており、モーリスが宇宙やエジプトなどの心理的なものに惹かれていたというのが分かります。

このアルバム太陽神では、宇宙とエジプトの神秘が見事に融合されています✨
ピラミッドの奥にはどこか宇宙を感じるような神秘的な背景があり、スピリチュアル要素も組み込まれています

帯の説明

帯は日本で出されたアルバムのみの仕様のため最近では帯の価値がとても高くなっています

帯があるだけで数1000円変わるものもあったり、数万円に変化するものもあります

ただし、その帯に需要がある場合の価値が上がります

アース・ウィンド・アンド・ファイアーの帯は基本的にあまり他のアーティストのアルバムに比べて価値があるものではないので、中古でも数百円から数千円でアルバムが取引されています。

EW&Fのアルバムは構成がとても魅力的なんです。

アース・ウィンド・アンド・ファイアーのアルバムでは間奏が作られることが多くあります。間奏があることで曲に一体感やメロディーの変化を組み込めるためため、興味をさらに引き付けることができます。

そしてあくまで自分の考えですが、A面B面で曲調を変えているのだと思いました。

A面はすごく元気になるような明るい曲調になっており、B面はおっとりしたというかしっとりしている、バラードのように感じました。


そして曲を繋げるところもすごいんです✨

このアルバムではありませんが『 i am』というアルバムでは、曲が繋がっているところがあるんです。


「After the love has gonna」の終わり方。なにかモヤモヤしませんか?

実はこの二つの曲がくっついていて、音楽サイトで聴くと繋がっていることがよく分かります。

モーリス・ホワイトはアルバムに一体感を重視しており、アルバム全体で一曲として捉えていたのです。

そのため間奏を作ったり、曲が繋がっていることが多くあります。

このアルバムについてはまた詳しく記事を出したいと思います。


曲ごとの特徴

A面

Serpentine Fire

人気が高い曲の一つで、ファンキーなリズムが特徴のエネルギッシュな曲です。
活気に満ちたトランペットやトロンボーンなどのブラスセクション、ノリノリになれるドラムビートが特徴的です。


宇宙のファンタジー

EW&F最も知られている曲と言っても過言ではないほど有名な曲です。

独特のサウンドとテンポがとても魅力的でR&B、ファンク、ジャズなど様々な音楽要素が組み込まれたとても活力に満ちた曲です
この曲は歌詞がとても明るく前向きで元気になれるので、是非和訳動画を見に行ってみてほしいです✨


In the Marketplace (Interlude)

この曲は間奏ながら根強い人気を持っています。
異なる楽器を上手く合わせたり、ファンクやソウルミュージックの要素を組み込んでいます。

自分は骨のような音と感じる部分があり、とても魅力的だと思いました。
骨のような音色の部分ではおそらくパーカッション楽器が使われています。

Jupiter

この曲はジャズファンクソウル、そしてロックの要素を組み合わせています。
他の曲とは違いロックの要素が組み合わされているのでアルバムに変化が組み込まれ、とても面白くなります。

そしてエレクトリックピアノやホーンセッションなどの楽器が特徴的で音の緩急がものすごい曲です。
上がったり下がったりが全く予想できない曲で本当に面白いです、まだ上がるか?!😳って思うとこまで音階が上がります

Love's Holiday

Love's holidayは滑らかでしっとりとした落ち着くような曲調で、愛の感情をテーマにしたロマンチックな歌詞が特徴的です。

Beijo (Interlude)

この間奏はブラジルの音楽や文化から影響を受けています。
リズミカルで軽快なビートとジャズやブラジル文化のボサノバの要素が組み込まれています。
短いながらも魅力的な間奏で、ロングバージョンが作られるほど有名です✨

Love's holidayとbeijoはともにバラード曲のような落ち着く曲調です。。。

モーリス・ホワイトはこの二つの曲でA面を占めくくることで余韻に浸ったり、気持ちよくアルバムを聴き終えることができると思いこの二つのバラード曲を最後にしました。

あくまで個人の考えですが、B面はバラード曲が多く収録されているためA面の最後にバラード曲を入れることでB面への期待があがり、B面も聴きたくなることを考えて入れたのだと思いました。


B面

I'll Write a Song for You

この曲はファンクやソウルの要素を含んだ感動的で壮大なバラード曲です。
豊かなコーラスそして管楽器をアレンジしたものをたくさん取り入れ独特のリズムが特徴です。
ボーカルの力強い声と歌詞も心にとても響きます。


Magic Mind

宇宙的なテーマの曲でスピリチュアルなメッセージが込められています。
また、平和や希望などのポジティブな要素も含まれており、エレクトリックベース、ギター、ホーンセッション、キーボード、パーカッションなど様々な楽器を使用しています。
ベースラインや華やかな演奏が特徴的です。


Runnin'

明るく陽気なメロディーとリズミカルなビートが特徴です。
歌詞がとてもポジティブで希望に満ちていて、曲全体が逆境に立ち向かい前進し続けることの重要性を教えてくれるような曲です。。

具体的には困難や挑戦に直面しても決して逃げずに立ち向かい夢を追い求めることの大切さを歌っています✨


Brazilian Rhyme (ака Ponta de Areia)

タイトルの通り、この曲はブラジルの楽器を多く取り入れています。

サンバのリズムやブラジル音楽の要素を融合させたアップテンポでキャッチーなメロディーです。
パーカッションなどの楽器の場面が多くブラジルを感じる雰囲気を作り出しています。

間奏の中で自分が一番好きなのがこれです😊✨

アルバムの最後を間奏で締めることで曲のまとまり感や一体感を演出したり、曲の構造や表現がより効果的に際立ちます。

また、聴いた人に余韻を残して曲の印象を強めることもできます。

長くなってしまいましたが、楽しんでもらえたら良かったです😊

また他のアルバムも詳しく紹介するので是非見てください!✨


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