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今日の1曲 #63

ピーター ガブリエル - スレッジハンマー


ピーター ガブリエルは、リードボーカル、フルート、キーボード、パーカッションを担当したジェネシスのメンバーの一人です。


ジェネシスの活動期間は

1967年 - 1999年 

2006年 - 2008年 

2020年 - 2022年 

となっており数回の再結成を経ています。

スレッジハンマーはピーターガブリエルのソロアルバム 「so」に収録されています。1986年にこのアルバムをリリースしソロとしても大きな人気を博しました。

この曲のすごいところはなんと言っても独特な構成と革新的なmvです。

まず楽器がものすごく特徴的で、シンセサイザー、ドラムマシンなどの電子音 そしてイントロや間奏で使われる八尺をサンプリングしたもの。この時代にここまで未来を感じる音楽というのはなかなかないと思います。

そして曲の構成がものすごく独特なんです。

この時代のポップとはかけ離れたテンポとリズムでドラムパターンやベースラインの音が全く予想出来ないほど未知な曲です。。

曲中では、何度もセッションが変わります。

イントロからバースへ 移動              10秒

バースからプリコーラスへ移動       20秒

プリコーラスからコーラスへ移動   10秒

コーラスからブリッジへ移動           15秒

この独特なセッションが他のアーティストの曲との違いだと思います。

mvにはもっと凄さが詰まっています✨

まずストップモーションとクレイアニメーションの融合です。

ストップモーションとは、静止画を数回映し出すという技法です。
クレイアニメーションとは、粘土を使ったアニメーションです。

クレヨンしんちゃんの映画のオープニングでも使われてますね 😊

この二つの融合によりMVにポップさが映し出されています。

そして二つ目は、立体音響と視覚効果の融合です。

ピーターガブリエルはこの二つの要素を一体化させることに熱心でした。

このMVでは見事に立体音響と視覚効果が一体化されています。
見ている側は音楽と映像の両方から没入感を味わうことができるのも魅力の一つです。

最初は驚きが大きかったですが、聴けば聴くほど面白いし楽しい曲です! ✨

このレコードは絶対ゲットしたいなぁ。。。


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