![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104340116/rectangle_large_type_2_18b2c8519df2e95d7bd86f1026c2f973.png?width=800)
映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』備忘録
※昔見た記憶で語る、いつか見返す用の備忘録。
Amazon Prime Video で今対象ではなかった。残念。(2023.4.30時点)
1960年代のアメリカの片田舎。工場で働くチェコ移民のセルマは女手ひとつで息子のジーンを育てていた。彼女は理解と愛情を持つ人々に囲まれ、つつましいながらも満ち足りた生活を送っていた。しかし、彼女にはひとつだけ誰にも打ち明けていない秘密があった。それは、先天性の病のため視力が失われつつあり、ジーンも手術を受けない限り同じ運命を辿ってしまうということだった…。
主人公セルマ役のビョークさん、お名前しか存じてなかったけど、この作品で歌声が聞けて良かった。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は鬱になる映画だか悲しい映画だとかで『ミスト』『セブン』とか並んでよくネットでタイトルを見ることがあって名前だけ知ってて、ようやく見れた作品。正直言って割と冒頭でセルマが秘密を打ち明け、お金の話をした時点で話の展開はほぼ読めた。特に裏切られるようなこともなく最後まで思った通りに話が進んで、むしろ裏切ってくれーと願いながら見ていた。鬱になる映画と聞いていたし展開も読めたけど、それでも退屈せず見終わることができたのはビョークさんの歌と役柄のおかげだったと思う。絶望的な中でも彼女の死への覚悟や意志や恐怖の感情が彼女が好きな歌うことからダイレクトに伝わり、こちらの感情が大きく揺さぶられた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?