幼き頃の私の名言

これは、祖父から聞いた話。
1年生の頃、私が竹馬を上手に乗りこなすのを見て
「誰に教わったの?」と聞いた祖父。
私は元気よく「自分!」と答えたらしい。

初めて聞かされた時は、よくある家族のほっこりエピソードくらいにしか感じなかったけれど、よく考えてみると、これ名言ではないですか?(自画自賛)

もちろん、人間は誰しも人から教わったり見たり聞いたり習ったりして成長していくもの。
でも、自分の性格も弱点もこれまでの失敗も、痛いほど良く知っているのは他の誰でもない自分自身。だから、人生における一番の先生は自分自身なのかもしれない。

当時は深い意味もなく発したであろう幼き私の「自分に教わった」という言葉。

失敗だらけの私が自信を無くしたときにこのエピソードを思い出すと、いつも少しだけ強くなれる。
失敗したって大丈夫。その失敗は必ず経験になって、未来の自分に役立つから。

つまずいた自分をもう一度立ち上がらせるのも立ち止まった自分を前に押し進めるのも、常に自分自身でありたいね。



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