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習得への情熱


一流を目指したいなら、絶対に読むのをお勧めする本。

著者は、世界的なチェスプレーヤーでありながら、全く異なる競技である太極拳にて世界王者になったことのある猛者。

一つの分野で超一流になるだけでも大変なのに、
彼はいくつもの分野で世界的プレーヤーになっている。


習得には普遍的な原理があると著者は説く。

そして、根底にあるものは同じで、全ての分野を習得する上で原理は同じ。

簡単に箇条書きにすると

・徹底的に1つの型を体に染み込ませるまで繰り返し練習する
・アクシデントや逆境を力に変えて、アドバンテージにする
・ネガティブな感情を向上心、チャンスに変える
・悪循環からの抜け出し方
・自分の本来のスタイルを見失わない大切さ
・常にビギナーズマインドを持って挑戦する
・負けたり失敗する負の投資を、積極的にやれ
・一個の技の深度を深めて他に応用する
・無意識を意識的に説明出来るようにして、再現性を高める
・徹底的に技を磨き上げることで、得れる情報量を増やし、時間の流れを緩める
・ゾーンの入り方
・自分の潜在能力を引き出す方法

などなど、どんな分野を習得するに当たっても、参考になるものばかり。

この本は定価3000円だが、一流を目指す人にとって、何十万、下手したら何百万の価値のある本になるかもしれない。

正直、噛み砕いて自分のものにするのには苦労する。

簡単な本ではないし、万人には受けない。

ただ、何かを探究しようとする姿勢がある人には、めちゃくちゃ刺さる本であるに違いない。

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