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英語を学ばせたい!その本当の意味
前回「わが家の英語教育がゆるゆるすぎて、完璧に失敗に終わっている…」というお話を書きました。
いろいろ考えた結果、わたしがなぜ子どもに英語を学ばせたい!と思っているかというと…
”英語への苦手意識を持ってほしくないから”
だったのですが、よく考えるとその考えだけでは、目的としてはとーっても弱い。
そのことに、ある友人との話の中で気づいたのです。
今日は、そんなお話です。
英語を聴く力だけでなく、話す力も育てる
わたしは今まで、英語を学ぶといったら英語のDVDやCDを流すといった、幼児英語教材を使った方法ばかりを考えていました。
しかし、英語が得意な友人との話で英語を学ぶ方法はたくさんあることに気づいたのです。
確かに、幼少期はDVDやCDで英語を聴く力を育てるのは良いと思うのですが…
子どもがもう少し大きくなったときのことを全く想像できていなかったわたし。
友人からは「いくら、英語を学んでもいざ話すときに、自分の気持ちを表現する力がないと海外では通用しない」という話を聞きました。
つまり…”聴く力を育てても話す力がないとダメ”ということ。
特に日本人は海外の方よりも自分の気持ちを表現することが苦手。
これからの時代は、自分の意見を臆することなくバンバン発信したり表現する力を育てることが大事ってことも感じました。
だから、大きくなってきたら英語を話す機会をどんどん作っていかないといけないってこと。
例えば…留学というカタチが思いつくと思うのですが。
それだけではなく…
・ホームステイを受け入れる
・国際交流サマーキャンプに参加する
といった、それほどお金をかけなくても海外の方と交流する機会を作ることはできるということなんです。
国際交流をする意味とは?
そして、このように英語を話して国際交流をする意味には“日本とは違う文化や考え方を学ぶ“ことがあると思うのです。
大きくなって、いろんな人と関わる機会が増えると、自分とは違う考えの人と出会うことも増えてきます。
自分にとっては当たり前でも他人にとっては当たり前ではないことがたくさんある。
そんなときに、どう思うかって大切だと思うんですよね。
・自分とは違うからこの人変だ!ダメだ!と思うのか。
・「そっか、こんな考え方もあるのか。」と受け入れて、それを学びに活かすのか。
とくに日本人は「みんな同じが良い」とする集団主義的な風潮があるので、国際交流を通して、多様な文化や価値観を学べたらいいかなぁと思ったのが、親としての考え。
子どもにいろんな場所を作ってあげたい
わたしは田舎で子育てをしています。
小学校では、1クラス10人ほどの少人数クラスで、保育所から中学までは基本同じメンバーで子ども時代を過ごすことになります。
少人数で、都会に比べて友達とのつながりも深く良い面もあるのですが…
逆を言えば、自分と合う子がいなかった場合、その場所が自分に合わなかった場合、メンバーがずっと変わらないわけで、思春期時代が辛くなる心配もあるわけです。
そんなときに「世界はここだけではない。」ということを子どもに知っておいてもらうことも大切。
狭い世界で生きていると、その場所で挫折してしまった場合「この世の終わりだ!」と感じてしまうかもしれませんが。
場所を変えれば自分にとって居心地の良い場所があるということを、子どもには知っておいてほしいなと思うのです。
だからこそ、たくさんの文化や価値観に触れる機会を増やしてあげたい!
英語はコミュニケーションツール
このように「幼児期から英語を学ばせたい!」と考える意味には、英語を話せるようになることが目的ではなく…
英語を使って、自分とは違うたくさんの人との交流をしてもらいたいなぁと思うのが、わたしが英語を学ばせたいと思う目的なのだということに気付きました。
英語はコミュニケーションツールの一つ!
なので、英語を学んだあとに、どう使うか?も意識しながら、親として子どもに関わっていきたいなぁと思います。
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