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発達に心配があるといわれて5年

先日、就学前の発達検査結果を聞きにいってきた。

1歳6ヶ月健診で言葉の遅れを指摘されて、地域の療育教室に通うことになり5年。

発達がまわりに比べてゆっくりペースのわが子を見て「この子はこの子なりのペースがあるんだ!」と自分に言い聞かせて子育てしてきた。

相変わらず、運動面ではゆっくりペースで周りと比べてできないことも多いけど、息子は劣等感で自己肯定感が下がる、なんてことはなく。

息子の得意としているところはしっかり伸ばせているかんじなので、いいかんじでバランスが取れているかなと思っている。

今日はそんな息子の発達検査の結果と、親として感じたことをまとめようと思います。

どうぞ、お付き合いください。

WISCーIV検査結果

今回は「WISCーIV」という検査方式?でした。

  • 言語理解

  • 知覚推理

  • ワーキングメモリー

  • 処理速度

この4つの指標で見ていくかんじ。

なんのこっちゃーってかんじだけど、とりあえず、全体としては90〜113点の間でどれも平均点以内には入ってた。

むかしはバランスがとっても悪いかんじだったけど、バランスが取れてきたかんじ。

息子の得意不得意は?

まぁ、結局のところなにを見るのか?っていうと。

得意不得意を見つけて、どういった関わりをしていったらこの子にとって良いのかというのを見つけるのが目的。

んで、息子の特徴はというと…

①カタチを見て組み立てたりするのが得意(レゴとか)なので、さまざまなことにおいて理解に苦しむときは絵や図を用いて説明するとよりわかりやすいだろうってこと。

②問題を解くとき、処理速度が遅く焦ってしまって余計に解けなくなることがあったが、その原因が手先が不器用なこと。(昔から運動面では心配があったが今でもそう。)問題の意味はわかっているけど、鉛筆で書くのに時間がかかったり、鉛筆をずーっと握って書くことに疲れやすいため、そこが足を引っぱるみたい。やっぱ、就学前までに鉛筆の練習は必要そう。迷路を鉛筆で書くのもおすすめらしい。運動面も伸ばしていくために、なわとび買って一緒に練習しようっと!

③知識は豊富だが、長い文章を読むとその場面が想像できない。図鑑は好きだけど、絵本は読まない息子の特徴が大いに表れているかんじだった。ポケモン好きだけど、あまりアニメのストーリーには興味を示さない。早く結果が知りたくて早送りしてしまったりするのは現代っ子のYouTube病かも(汗)簡潔に早くストーリー展開するものがYouTubeには多いものね。小学校上がったら文章問題に苦戦する可能性があるので、絵本の読み聞かせをまたすこーしずつやろうと思う。

と、こんなかんじで小学校上がると算数・理科は得意だけど、国語と体育は苦手な子になりそうだなと勝手に思った。

とにもかくにも、小学校上がっても無理なく楽しく学べる工夫は親としてもしていきたいなと思う。

お互いを認め合える仲間の存在

こんなかんじで、運動面では走るのが遅かったり、なわとびやホッピングができなかったりと、息子自身もできないことや苦手なことは、自分でもわかっているみたい。

負けず嫌いの息子だけど、運動会でもかけっこが最下位でもなぜか悔しくて動けなくなるということはなかったなー。

劣等感で自己肯定感が下がる、なんてことがない。

それが不思議だったけど、保育園の先生から「このクラスは○○くんは足が遅いけど、この事についてはめっちゃ詳しい!と周りの子もわかっていて、わからないことがあったら○○くんに聞いてきます。お互いの良いところを認め合っているのがこのクラスの素晴らしいところです。」と言われた。

自分の悪いところもわかっていて、良いところもわかっている。

これって、大人でも大切なことだなー。

それをお互いに認め合っている仲間がいるってサイコーにありがたい!

先生の言葉で救われる

ちなみに、発達検査の結果は療育の先生と保育園の先生も交えてのお話だったので、保育園での様子も今まで以上にたくさん聞くことができた。

むかしは集団行動が苦手で集会の場でウロウロしていた子も、気がつけば保育園では「超まじめ」気質に。

決められた時間内に食べないと!と必死になったり、発表会では劇のセリフを一言一句間違えないように一生懸命だったりと、外ではかなーり頑張っているんだなということも今回のお話でわかった。

お友だちとのトラブルもほんとなくて「優しい優しい」と連呼してもらって嬉しい限り。

このあたりは、我慢しすぎるのもよくないので自分の気持ちを大切にすることも大事なんだよー、ということも今後は伝えていきたいかな。

しんどくならない程度に相手に合わせることが大切だからね。

そして、息子はいつもニコニコでほんと精神的に落ち着いているのがすごい、とも言っていただいた。

担任の先生からは「いつもお父さんとお母さんが○○くん(息子)のやりたいことを十分やらせてあげてるっていうのがほんとすごいって思う。自分は子育てで子どもにここまでさせてあげられなかったから尊敬ですね。」となんども褒めてもらい、めーっちゃ涙が出そうになった。

「自由に育てすぎてね」と答えると。

「他の人の自由がこれぐらいだとしたら、○○くんのご家庭は自由の範囲が広い。」と。ただの自由放置ではなくて、ちゃんと枠はあるけど枠が大きいと。

のびのびと育っているということみたい。

わが家の子育て方針は「子どもがやりたい!と言ったら、できる限りやらせてあげたい」と思っていて、その気持ちが先生にも伝わっていたんだなぁと嬉しくなった。

こんなかんじで発達検査を通して、あぁ明日からも子育てがんばろーと一念発起したのでした。


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