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母として自分の軸をしっかり持っていたい。もっと強くなる!そう決意した日。

本日、息子の3歳児健診に行ってきました。

息子は、1歳6ヶ月健診で言葉の遅れを指摘されたり…

ちょっと前に保育所で発達検査を受けたりと、発達の遅れが心配されています。

そんな中、最近、保育所では担任の先生に「あれができない」「これができない」とあれこれ指摘され落ち込んでいたのです…

しかし今回、3歳児健診で発達検査の先生・保健師さん・小児科の先生にそろって「今のままの育児で大丈夫。この子の顔を見ていたら、良い育児をされているなぁと感じます。」と言ってもらえて、勇気づけられました。

これからも息子の成長・発達をめぐり、世間から色んな指摘を受けるかもしれません。

でも、そんな時、私は息子の母として、1本筋通して、誰に何を言われてもブレない強い心を持とうとそう誓った日なのでした。

息子のペースを理解してほしい

保育園の担任の先生は二人います。

一人の若い先生は息子のことをよく理解してくれていて、息子のペースに合わせてくれます。

しかし、もう一人の定年間近の先生は、連絡帳で「あれができない」「これができない」とマイナスな面ばかり書いてきます。

親として「息子には息子のペースがあるんだ!」と思いながらも、周りの子ができているのに、息子ができていないことを指摘されていると感じていました。

ベテランの先生は昔ながらの集団保育をやってきた経験から、おそらく「みんな一緒に」という考えの人。

例えば、トイレトレーニングについて。

私はトイレトレーニングはデリケートな問題なので、無理に進めたくなかった。息子は言葉の理解面も遅い方なので、もう少し言葉の理解が進んでから進めたかった。

しかし、参観日の時にそのベテランの先生に「来年学年が上がるまでにはオムツを取らないとね。あとは、親の覚悟次第です!」と言われ、自分の育児方針がぶれてしまい、嫌がる息子を無理に連れて行ったり…トイレに連れて行かない旦那にイライラして、家族の雰囲気が悪くなったことも…

結局、先生の目を気にして行動している自分が嫌になり「何より大切なのは息子だ」と思い、トイレトレーニングを頑張ることをやめました。

連絡帳にも「イヤイヤがひどく、息子のストレスになっている様子なので、今日は紙パンツ履かせていきます。無理せず少しずつトイレトレーニング進めます。」と書きました。

そんなことがあり、息子のペースを理解してくれない先生にモヤモヤしていたのです。

息子さんのことを理解して対応してくれる人が周りにいるのがベストですね。

そんな時、3歳児健診を受けました。

健診の中で発達検査があるのですが、息子は案の定はじめは警戒して、発達検査の先生の言うことを聞こうとしませんでした。

しかし、先生は息子のペースに合わせて、息子のやりたいように遊ばせたあと、課題を与えてできるか様子を見もって進めてくれました。

息子は、言われている課題がわかっていないのではなく…自信がないのか、言われたことをしないといけない状況が苦手なのかはわかりませんが、言われた課題に答えるまで、他のことを一つはさんでからでないと、答えてくれません。

そんな息子の様子に、発達検査の先生は…

「一つのことをするのに、納得してはじめるまで少し時間がかかりますが、できないわけではない。この子のそういったペースを理解して待ってあげられる保育園の先生だったらいいですね。」
「ただ、それが無理でも、一番安心できる存在のお母さんがこの子のそういった特徴を理解してあげているだけでも心強いので、今の関わり方を続けてあげてください。」

涙が出そうでした。私のやり方は間違っていなかった。と…

これから世の中、世間の目は冷たいかもしれない

そして、保健師さん。

「この子は一対一での個別対応ではできる子ですね。しかし、集団になると苦手な様子。」
「話を聞いていると、お母さんほんと息子さんのこと理解してくれていると思います。保育園の先生にもいろんな人がいます。そんな時は、お母さんが一番お子さんのことを理解しているんだから、先生に上から強めに言ってもいいんですよ。」

これには、驚きでした。保育園の先生には見てもらっている立場として、こうしてほしいとか言いにくかったんですよね…

私自身も保育園で働いていた経験があるので、保育士さんのお仕事の大変さもわかっているが故に、希望ばかり言っていたら、ただのワガママな親なのかな?と思っちゃってました…

でも、一番側にいて子どものことを理解しているのは自分。

そう自信をもって「家ではこんな様子なんです。」とトゲがないように伝えて行こう。

子どものこと守れるのは自分なんだから。

そう思いました。

そして、保健師さんはこんなことも。

「これから学校とかが始まると、集団での生活ができないと、外から色んな声が聞こえてくるかもしれない。お母さんも辛いこともあるかもしれない。だけど、外からの声は外からの声として置いておいて、お母さんの軸をしっかり持って、自信を持っていたらいい。お母さん。ちゃんと自分の軸を持っている感じがするから。」
「ほら、外でも厳しくされて、家でもこれができない!って責められたらしんどいじゃないですか。家は、自分のことを存分に理解してくれる安心できる場所でいいんです。」

またまた、泣きそうになりました。頭ではわかっていたことだけど、周りからいろいろ言われると、正直ブレちゃってました。自分の子育てになると冷静になれないものですね。人は、自分のことが一番わかっていないものです。

今まで、パパと二人で色々と悩んだけど、私たちの考え方は間違っていなかった。これから先、周りの声に気持ちがブレそうになるかもしれない。そんな時は、今日の日の言葉を忘れないでおこうとそう決意しました。

子どもが教えてくれている。ほら、笑顔でしょ。

そして、最後に小児科の先生。

この先生。お医者さんにしては珍しく、子どもの体じゃなくて、ちゃんと心を見てくれていると感じる素敵な先生。

健診のたびに「この先生のそばで働きたい。」そう感じます。

お医者さんの部屋に入って、先生が話しかけたとき、息子が「あれこんなところにこんなものがある」とごまかしたんですね。

そんな息子の様子に「話をそらしたね」と私が笑ったのです。

その様子を見て、先生が…

「子どもが不安な気持ちのとき、それを理解してささっとその気持ちを代弁しましたね。そうやって、不安なとき寄り添って理解してくれる人がいるのでこの子は 大丈夫ですね。世間は色んな人がいるかもしれないけど、安心できる場所があるって強いんですよ。ほら、子どもが教えてくれているじゃない。お子さん、いい笑顔してますよ。」

なんて、素敵な言葉を放つ先生なんだ!!

もう今日一日で私は心が満たされました。

育児をしていると、育て方間違っていないかな?って不安になることありますよね??

でも、世間の評価とか関係なく、大切なのは子どもが笑顔でいるか。

それだけなのかもしれません。

周りの意見の振り回されそうになるかもしれないけど「ちゃんと子どもの心を見る親でありたいな。」そう思います。

お子さんの育児でこれで良いのかな?とお母さんはすごく悩むと思います。

育児って正解がないから、ほんとに難しい。

でも、世間の目や周りの意見は関係なく、自分がどうゆう育児をしたいのかが大事なのだと思います。

その軸をブレずにいるためには、かなり強い心が必要。

母になったら強くなるのではなく、母になる過程で少しずつ強くなっていくものですね。

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