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田んぼと畑の土について

田んぼと畑では一般的に田んぼの方が管理がしやすいと言われています。その理由として田は水を張るため、限られた雑草しか生えず、管理が楽であると言うことです。

畑は放っておくと雑草だらけになってしまうため、管理に労力が必要となります。これが田んぼから畑に転換出来ない主な理由の一つです。

次にそれぞれの土壌適性についてです。土壌の現状によって転換が難しくなるケースもあります。土壌の特性を変えるためには通常5〜10年以上と長期間かかるとされています。

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土壌適性として田んぼは水はけが悪く泥っぽい土が適しています。上の写真のように粘土質の割合が高く、乾燥すると大きな塊になる傾向があります。

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一方、畑の土壌適性は水はけがよく程よく水分を保持出来る土が良いとされています。上の写真のように土の粒が小さく、適度な細かさを保っている土壌が適しています。また、一般的に色は黒い方が有機物をたくさん含んでおり、栄養豊富であるとされます。化学肥料ばかりを投入していると、土が硬く色は白んできますので注意が必要です。