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女性1人でも安心!「お手頃昭和ホテル」シリーズ始めます

先日、あるビジネスホテルの予約を取って、ふとこんなことを思った。

「私が泊まるホテルってどこも、古くて昭和っぽい雰囲気が漂ってるよな」

ベッドカバーのビラビラが昭和感

昭和生まれの私、わざわざ昭和レトロを「新鮮!」と感じる世代ではない。できればきれいなホテルに泊まりたい。

なのになぜ、昭和っぽいホテルばかりに泊まるのか。

理由は簡単、宿代を少しでも安くしたいからである。

日本人の平均年収を余裕で100万円以上下回る、いつもカツカツライフな私。

そのため、移動時の宿代をできる限り抑えたい!という熱意は人一倍である。

その宿に泊まることが目的、というときは奮発するが、ただ寝るために泊まるときは、シングルルームの1泊朝食つきで

  • 東京23区やそれに準じる都心部……9000円未満

  • 地方都市……7000円未満

を目安としている。要は、絶対に1万円を払いたくないのだ。

この目安を見て「いや、なかなか厳しいのでは?」と感じる人も少なくないと思う。

そう、厳しいのだ。

一般に「ホテル」という言葉を聞けば、きれいでスタイリッシュなイメージを抱くと思う。

ビジネスホテルも含めて思い浮かべる人が多いだろうから「豪華」とまではいかなくても、プラス・ニュートラル(ゼロ)・マイナスのどれかといえばプラスだろう。

ちょっといいタオルが「ホテルスタイルタオル」なんて触れ込みで売られているのも、ホテルという言葉のプラスイメージゆえ。

しかし私の予算ではそんなスタイリッシュなホテルには泊まれないから、内装や外観の新しさやきれいさを「売り」にはできない、古めのホテルになってしまう。

つまり、必然的に「昭和レトロなホテル(宿)」に泊まることになってしまうのだ。

とはいえ、安ければなんでもいいわけではない。

古くてもいいけれど、清潔であることは絶対だ。1人で泊まることも多いので、安全であることも必須。

日本でこれらを満たさない宿のほうが少ないだろうが、写真や予約サイトの口コミから微妙な感じを受けるところは避ける。

たとえば、清潔であるとしても、内装の写真を見て「あんまり好きじゃないな」と感じることはある。好みの問題だからその宿はなにも悪くないが、直感は大事に。

そんな感じで選んでいると、中には(値段に対して)予想以上に快適だったりすることがあるし、古いホテルならではのツッコミどころもあったりして楽しい。

それをSNSに投稿していたら「お手頃でいいホテル見つけるの、うまいですね」とコメントをもらったりする。

いやいや、Booking .comで検索して安い順に並べ替えて見てるだけ。

(今まではBooking .comでそのまま予約していたが、去年大規模な未払い問題があったので、検索だけして予約は公式サイトですることにした)

でもこの10年ほどで泊まってきたホテルたちを思い返すと、一般的なビジネスホテルに泊まるよりもいい思い出になったなと感じる。

そして、ここ数年は昭和レトロブームがすごい。私が「仕方なく」泊まってきたホテルたちも、Z世代から見たら新鮮なんだろうし、大人の私たちも懐かしくてほっこりする。

ああ、こんなに昭和ブームになるとわかってたら、一つずつちゃんと記録しとくんだった。

レトロとか郷愁を掲げた旅ブロガーもたくさんいるもんね。

それでも、ここ2年でも3つくらいは書けそうなネタがある。今からでも覚えている範囲で書いてみようか。

ということで、「お手頃昭和ホテル」と題してシリーズを始めます。

本当にシリーズになるのか、初回で終わるのかわからないけど、期待せずに楽しみにしていてください(笑)。

きっと中には、平成になってからオープンしたホテルもあるだろうが、あまり厳密なことにはこだわらず、私が

「昭和っぽいな」
「値段もお手頃だな」
「女性1人にもおすすめできるな」

と感じたホテル(宿)を挙げていく。お手頃な宿泊料金も、だいたい何らかの割引が適用されているので定価ではないことをご容赦ください。

初回は、今回このシリーズを思いつくきっかけになったこちらのホテルから!

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