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【お手頃昭和ホテル①】ホテルα-1大津

急に思い立って、今までに泊まってきた数々の「お手頃昭和ホテル」をシリーズで記録していくことにした。

その理由と決意表明はこちらから。


記念すべきシリーズ第1弾は、つい先日泊まったばかり、滋賀県大津市のホテルα-1大津

初めて知ったけど、地方都市オンリーで全国展開しているチェーンホテルらしい。

朝食つきで5900円。
30%オフのセール価格で取れた。

見て、駐車場が立派なこの外観!
いかにも車で来ることを前提とした、地方都市の常識!

手前の空き地には、懐かしの有刺鉄線も

外からもよく見えるロビーのキラッキラなシャンデリア、そしてルームキーの鄙びた感じが、何ともいえず昭和感!

期待がめっちゃ高まってくる(笑)。

部屋の内装はいかに?

部屋はもちろん清潔。予約時にシングルルームという記述しかなかったが、標準でセミダブルベッドなのがいい。

無駄に壁の真ん中にブドウの蔓のラインが入ってるところとか、謎に洗面台の天板がエンジ色なところが昭和!昭和!

嫌いじゃない。いや、むしろ好きかも。

そして、壁に小型湯沸かしポットが備えつけてある!

でもティファールを想像するなかれ、これだけの量で沸騰するまで10分くらいかかった。

温水便座も松下ー!パナソニックじゃなくて、ナショナル&松下電工ー!

松下電工がパナソニックへ社名を変えたのが2008年。15年以上使っている可能性もなくはないが、私の予想では、社名変更後に使えなくなってしまった新古品を、安く仕入れたのではないかと。

あとこのホテルで一番気に入ったのが、ベッドサイドの台。

部屋の照明のスイッチのほか、昔のラジカセみたいに、大きく出っ張ったボタンでラジオ&BGMが聴ける。

ボタンの色が電気じゃなく物理的に変わってるのが、ほんといい。

時計の目覚まし機能もダイヤル回すタイプで、私は初めて見た。黒電話みたいだ。

もはや、この台がほしいぞ!

朝食はビュッフェスタイル

朝食は、よく光の降り注ぐ1階食堂でのビュッフェ。

私がお皿に取った量は少し控えめだが、パンもスープも納豆も海苔も、コロッケもカレーもヨーグルトも、コーヒーやオレンジジュースもあった。

これだけのラインナップがあれば充分ではないだろうか。

2回目に備え初回は控えめ

そして食器やトレーを「2枚目からお取りください」に細やかな配慮を感じる……。一流ホテルでも、あまりしていないと思う。

これで5900円はお得すぎ

この一言に尽きる。
セール価格なので、通常は8000〜9000円くらいすると思うけど。

女性含め1人のお客さんも多かったし、スタッフも若い人が多かった。古いのは設備だけで、ちゃんとしたビジネスホテルだ。

女性であれば、部屋備えつけとは別に、クレンジングやシャンプーとリンス(部屋はリンスインシャンプーなところ、別もの)のアメニティをくれる。

申し出ればスマホ充電器も貸してくれると書いてあった。食器の2枚目の件といい、細かいところに配慮が行き届いている。

全国チェーンということなので、どこで展開しているのか公式サイトを見ると……東北の秋田や山形、北陸や山陰など、日本海側に多い印象だ。

今後、ホテルα-1グループが展開している地方都市にいくことがあれば、ぜひ候補にしたい。

いいところを見つけた✨✨

▼公式サイト(スマホ版がないのがまた、昭和ふうw)

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