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仕事ってなんだろう?

ちょっと前の出来事ですが、長女が就職をしました。昨年の3月に大学を卒業しましたが、こういう状況であることもあり、昨年の後半には一旦就活を止めていて、無職で卒業をしました。
親がこんなんですから、あまり心配もしていなくて、娘が家にいるのはちょっと嬉しくもあり、でもずっとこのままってのもなぁなんて思っていたら、僕がエリックさんに退職の意思を伝えた日に、とあるファッション系のベンチャー企業に就職したのです。

こう言っちゃなんですが、僕だって人の親だし、最初くらいは大企業に行くのがいいのでは、なんて思っていたんですよね。ホントに。
でも娘は自分で調べて行きたい方向にはすぐに行けない(その会社は新卒採用していなかったようです)ということを理解し、少し先でも良いのでそちらに行くために、今の会社でキャリアを積むという選択をしたようです。なんかすごい考えているようで(直接確認したわけではないw)、大したもんだなと思いました。

どうやら仕事は大変そうで、色々と不満があるようですが、とりあえずちゃんと仕事に行っています。
そんな娘ですが、先日通常のシフトではないイレギュラーな勤務があり、それを勘違いして寝坊してしまうという事件が起きました。その時に彼女は、世田谷区の自宅からタクシーに乗って横浜の職場に行くという選択をして、なんとか時間に間に合ったそうです。

僕は本当に嬉しかったのが、不満も多い仕事だし、遅刻して怒られるかもしれないけど、迷惑をかけるよりもなんとか間に合わせようと考えて、お金はかかる(タクシー代が8千円かかったとか)けれど、約束を大切にしようと思って努力したことでした。
今日は体調が悪くてなんて言い訳して、ズル休みしちゃった方が楽じゃないか、という誘惑もあったんじゃないかと思います。でも社会人としての責任を持って、職場に向かった娘の態度は自分にとって、とてもとても誇らしい態度でした。(あまりに誇らしくてタクシー代は父が払ってしまいました。甘い、、、)

さてさて、別に娘の自慢をしたいがためにこのエピソードを書いたわけではありません。(いや、自慢したかった気持ちも否定できないですが笑笑)
ここでお伝えしたかったのは、仕事に対する姿勢についてでした。

仕事って何なんだろうって多分多くの人が迷うことだと思います。近年「ワークライフバランス」という言葉が、良く聞かれるようになりましたが、そもそもそれはどういうことなんでしょう?
それについては下記の記事を読むと分かりやすいのではないかと思いますが、ここからの引用のこの部分に表されていると思います。
「政府広報オンラインの定義によると、ワーク・ライフ・バランスとは「働くすべての方々が、『仕事』と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった『仕事以外の生活』との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方」のこと。仕事がうまくいっていると私生活でも心のゆとりを持つことができ、また、私生活が充実することで仕事のパフォーマンスも上がるという好循環を目指します。」

ここで勘違いしてはいけないのは、「仕事(=ワーク)」は「人生(ライフ)」と切り離して考えるべきものではなく、仕事も当然人生の一部であるということだと思います。
なぜならば、一定の年齢を超えると、仕事をしないで生きる人生はあり得ないと考えているからです。そもそも生活するためにはお金が必要なので、それを稼がないといけませんよね?

また一口に仕事と言っても、色々なものがあると思っていますが、例えば家事も仕事だし、育児も家庭内介護も仕事だと思います。それぞれ必要なスキルが違いますし、それぞれが大切な「仕事」だと思っています。
「仕事」のスコープをそう広く捉えれば、人生と仕事は切り離して考えるべきではないとご理解いただけるのではないかと思います。

一方で「リア充」という言葉に代表されるように、プライベートを充実したものにしようという考え方、そしてそれを優先すべきであるという考え方が最近は一般的になっていると感じています。
この考え方はもちろん大切なのですが、この考え方だとプライベートと仕事を切り離して考えがちになっていないかなと感じますよね。

僕は、そう考えるのではなくて、仕事もプライベートも両方大事であり、表裏一体のものとして捉えて、両方を充実していくようにしたいと考えています。
しかしこれがなかなか難しい、、、と皆さん思いませんか?僕自身もこのテーマはずっとモヤモヤしていました。だって仕事が忙しくなるとプライベートって十分な時間やパワーが割けないジャンとか、プライベート充実しようとするとめちゃお金かかるんじゃないの?とか。

もうそれだったら、仕事とプライベートが切り分けるのを止めて、人生の一部として、一緒に考えたらどうかなと。だって仕事はしっかりとしてお金を稼がないとプライベートは充実しないし、仕事がうまくいってないとプライベートも楽しめないですよね。
だから無理して切り分けて悩むくらいだったら、切り分けるのを止めてしまえばと思ったのです。

ただそこには少し割り切りも必要かもしれないとも思います。仕事って必ずしもやりたいことではないことをしている人が多いのではないかと思うんですよね。
だから一生懸命になれなかったりすることも多いのかなと思うのですが、そこはここではお金を稼ぐんだと割り切ってみたらどうかなと。

じゃあ仕事をお金を稼ぐ手段として割り切ったら、そこで終わりかというとそうではありません。その割り切り方だと、仕事で自己実現の満足度を上げることが難しくなりますよね。
じゃあどこでそれを埋めれば良いのよ?!

僕はそれを上手くプライベートで埋めることをおすすめしています。これらとまとめると以下のようになります。

これは自分で考えたことなのですが、やっぱり同じように考えていた人もいたことを、この文章を書いているときに見つけました。
でも当然そういう考え方になるよなぁと感じます。

個人的にポイントだと思うのは、ライフワークはライフステージや家族構成、ライスワークの状況など、色々な要因によってかなり変わってくるということです。
なのでライフワークを人生で唯一無二のものであると考えるのではなく、そのときその時で大切にしたいものと考えるのが大切なんだと思っています。

長くなってしまったので、今回はここで終えますが、今後もこのテーマについては書いていきたいと思います!!

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