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ビジネス文書の書き方はボドゲから・・・の、裏ばなし。ラジくまるのダークサイド(1)

先日は、ボドゲのルールの書き方は、ビジネス文書に通じるだとかなんだとかカッコつけて、イイ話を書いたつもりです。

「しかし、光あるところに影はある」

そもそも、私が、なぜこんなにもムキになってゲームのルールブックの「書式」を研究しはじめたのか。
そのきっかけは、本当に嫌な経験をしたから。心からムカツク経験をしたからです。

というわけで、今日は裏話、つまり「グチ」を言います。
ゆえに、「人の不幸は蜜の味」って人はぜひ、この記事を読んでほしいですし、

その反対に、「他人のグチなんて聞きたくねぇっ!」ていう江戸っ子気質の人は、ここで読むのをやめてください。

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それでは、はじめます。

ざっくりおおまかにボドゲの歴史の話をしますと、だいたい2000年より前の時点では、ルールブックの練り込みが不十分、ルールの推敲が不十分なゲームがちらほらありました。
ほとんど大部分は、読んで、まあ、我慢できるレベルのルールブックでしたが、事実ベースで、チラホラくらいの数量とはいえ、とんでもないルールブック添付のボドゲが販売されていました。

いくら読んでもわからねぇっ!!!

っていうルールブックが添付されたボドゲが、本当に、おもちゃ屋で売られていたんですよ。
ついでに言えば、マルイ(〇l〇lのことです)の「ウォーゲーム(War Game Series)販売コーナー」とかでも同様でした。

どんなひどいモノが売られていたのか、それは私の経験からしか話せないんで、詳細かつ具体的な例を挙げます!

もちろん、具体的なゲーム名なし&具体的な会社名なしに加工します。
当たり障りないように記します・・・・・。
*たとえ20年前のコトでも、「個人」の「人格を攻撃」すんのはいけないですよ。

1 勝利条件が書いてない!

*いや、なんとなくは示唆されてるけど。たぶん、勝利条件はこんな感じかな?って想像はできる。そんな書きっぷりだけど。
けど、私の解釈が、あなたの意図と違ってたら、どうするつもりなの?
そこはやっぱ、明確に書かなきゃダメでしょ。
要するに、これは、何をするゲームなんだい?
*こんなルールのゲーム、合計で2種類も買っちゃいましたよ。馬鹿だね。私。

2 勝利条件は書いてあるけど、ルール通りにコマを置いていくと、勝利が見えないです。

*ルールって、一読しただけで、「あー、2人のプレーヤーが互いに、この付近で競合が発生して、ジレンマが起こるわけかぁ。そこがゲームのキモってわけだ。なーるほど」って、自分だったらどうするか、未来予想を感じたりしません?
そういう「ゲームの本質・面白さ」って、なんとなく、ルールを読みながら、予想がつきますよね。

このゲーム、もうプレイする前から、結末が見えちゃったんですけど。
ゲーム盤の中央付近に、互いに手を集中させざるを得ない。で、互いに邪魔するばっかりのコマの打ち合いになっちゃて、たぶん、引き分けの連続になると思うよ?
(ってプレイしてみたら、ホントに引き分けばっかになるし。購入者のことをなめてんの?この会社?)

明日に続きます。
途中でぶつぎりして、すいません。

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。