何が正解なんだろうかと

♪どん底だった でもやるしかなくて
休み時間1人考えてた 何が正解なんだろうかと

THE BOYS&GIRLS「卒業証書」より引用

まさに今、こんな状態だ。
このまま妥協してでも内定を承諾し先に進むか、思い切って勉強に充てながらバイトをする日々か。現実的なのは不本意でもとにかく稼いで、返済の当てを作ってから辞めて前向きに進もうという道だ。
色んな人の生きる道を、考えてみた。皆等しくバイトやら勉強やら、夢に向かっての努力、下積みを欠かしていない。それに比べて私はどうだろう。帰省やコロナを理由に長期バイトをせず、ただダラダラと日々を過ごしてきた。自分の飛び抜けた才能は直接仕事に生きないからと、半ば諦めモードのまま、他人の言いなりになって進路を選んだようなものだ。

♪この先どうなるかなんて 先生にもわからないけど 
いつだって思い出してくれ 君なら確かにここにいた

THE BOYS&GIRLS「卒業証書」より引用

♪どうやったって僕はどうしようもない男みたいで 
想いを言葉にできず 笑わせてやることもできず

THE BOYS&GIRLS「ただの1日」より引用

ASDというハンデを抱えた自分の生きる道を考えてみた。
起業が向くらしいけど、お金関係の管理スキルとコミュ力が求められるらしいから鍛えないと現実的ではない。フリーランスならなんとかなりそうだけどインボイスとかなんとやらでこれもまた、めんどくさくなりそうだ。
起業家にダメ出しされにいこうとしたけど、都合がどうしてもつかない。また悪い癖だ。
ASDには何か一つ、飛び抜けた才能があるらしいが、私のそれは地図ではないかと思う。でもそれを直に活かせる職業って限られてるし、独立してできるかどうかと言われれば限りなくNOに近いだろう。だから私は諦めていた。
自分を活かして食っていける仕事はどこにもないんだという絶望感を持っている。おおかた受け尽くして、お祈りされた数は計り知れない。かと言ってやけになって「私はASDです。手帳はないけれど。コミュニケーションは若干きついけど普通に話するのはいけるし、なんとなく定着しようと踏ん張れます。採用してください」なんて言っても、逆効果だろう。
今はもう、お金を稼がないといけない焦燥に駆られている。このまま楽になってしまおうか。

♪振り返ればもう誰もいない そんな夜にもう負けるなよ

THE BOYS&GIRLS「卒業証書」より引用

大学に進んだ時から、未開の地での4年間、縁を自分で切り開いていくと心に決めたはずだった。だがコロナで思うようにいかず、それを言い訳にずっと閉じこもってきた。なんで行動を売りにしてたんだろって、馬鹿馬鹿しくなる。全部趣味レベル、やらなきゃ受からないという受け身でやったものばかりだと、今更気づいた。帰省を諦めてでも、長期バイトをやればよかった。インターンシップからES選考付きのものに応募すればよかった。思い立つのがとことん人より遅い。しかも突発的だ。
そのせいで付け焼き刃の対策になり、結果として悪循環だったと思わされる。
おまけに自己分析も進まず、やっとわかり始めてきたのが最近。我ながらクソすぎる。
これからはもう、誰も何も言ってくれない。いや、これから「も」か。そんな人間を側に置くことを自然に避けてきたツケがこれかと、改めて思わされた。

結局正解なんかない、自分のやりたいことに向かって突き進めばいいんだよと誰かが教えてくれた。人生のことあるたびに助言をくれた、生きる希望、指針と言っても良いだろうか。そんな人だ。ライバルとまでは行かないけど、そんな誰かがいてくれるから、なんとか生きようと思えるんだよな。

♪わかっちゃいるけれど 諦めたくないから
最後の最後まで信じるしかないのさ

THE BOYS&GIRLS「なんにもできない空だって」より引用

♪何かが起きそうなイメージが湧いてくる 少し怖いけど 
できないことがある だからこそ手を繋ぐ
見上げた空は晴れ晴れ

THE BOYS&GIRLS「なんにもできない空だって」より引用

♪パレードは続く 明日からまた頑張らなくちゃ

THE BOYS&GIRLS「パレードは続く」より引用

なんとか、なんとか、やれるだけやってみたい。がんばる。次の手を打つんだ、俺。

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