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もぐもぐ噛み砕いて考える-Cookpad Summer Internship 2022 -

#はじめに

みなさんこんにちは!現在、千葉工業大学院のUXデザイン研究室に所属している@double_rei507です!

今回遅ればせながらクックパッド株式会社でのCookpad Summer Internship 2022に参加させていただいた記録を書きました。

インターンでこんな成果物を出しました!こんな事やりました!のような具体的な内容というよりかは、自分が参加して肌で感じた課題や学びをまとめたものになります!あらかじめご了承ください🙇‍♂️

余談ですが・・・

初日の全体プログラムが始まる前に、ノベルティを頂きましたー!!!
ありがとうございます🙇‍♂️

🎉 Cookpad Summer Internship 2022 ノベルティ 🎉

内容物としては、THERMOSの水筒やエコバック、クックパッドマートで利用できるクーポン券等を頂きました!最初はグッズに記載されているロゴがわからなかったのですが、お話を聞いてみるとお皿をカトラリーで挟んでいるイメージが落とし込まれているとのことでした。とにかく実用的なノベルティが多く、とても嬉しかったです😊

余談はこの辺に・・・


#インターンシップの応募きっかけ

インターンに応募した3つのきっかけ

食べることが好き!!!
この理由でインターンシップに応募する学生はすごく多いと思います!ただすごく大事な理由であると思っていて、料理に限らずに純粋に好きという気持ちは自分の大きな原動力になると思っています。私も食べることが好きというシンプルな理由ではありますが、この気持ちが大きかったため応募させて頂きました!

料理サービスの業界を深く知ってみたかった
私は以前にレシピサービスのインターンシップに参加したことがあります。その中で純粋にサービス開発の仕組みやコミュニケーションの取り方、現場の環境に興味があったという理由も大きかったです。
このように同じ業界でも色々なインターンシップに参加することができるのは学生の特権でもあります。そこには全く違う世界があり、自分自身の視野を広げてくれると思います!

クックパッドのビジョンムービーに惹かれ…!!!
今回応募した理由で一番大きかった理由がこれになります!
クックパッドは「身近な料理レシピサービスの会社」という印象がこれまで強かったのですが、、、このビジョンムービーを見て印象が変わりました。身近というテーマはもちろんあると思うのですが、見ている先はもっと大きく、「地球・人・社会」×「作り手」ということが一つの大きなテーマだと伝わりました。細かく書くと長くなってしまうのでこの辺で。。。
端的にいうと、自分の中でクックパッドのミッションとビジョンに共感できたことが最も大きな要因だったと思います。

内容については是非動画の方を見ていただきたいです!!

1日目の学び


1日目スケジュール
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午前セクション(10:00~12:00)
・【講義】サービス開発の基礎
・【講義】ユーザー理解
午後セクション(13:00~19:00)
【実践】ユーザーインタビュー
【講義/実践】仮説の言語化とアイデア発想
・【講義/実践】ユーザーストーリー
【講義/実践】プロトタイピング

今回のインターンシップでの目的は・・・

インターンシップの達成目標

また3日間でやったことは・・・

「仮説・実行・検証」のサイクルを回す


その中で1日目は、仮説と実行フェーズに取り組みました。

【仮説】ユーザーインタビュー

今回、私がインターンシップを通してクックパッドでの取り組みの中で、
魅力的な特徴の1つ
だと思ったことがユーザーインタビューでした。
社内では週1のペースでユーザーインタビューを行っているという事を聞き、そんなに頻繁にするのか!と驚きが強かったことに加え、デザイナーと
ユーザーが頻繁に関わりを持つことができる環境に魅力を感じました。

その中で特に学びとして残っていることは・・・

ユーザーインタビューでの意識の持ち方

ユーザーはインタビューの中で素直に答えたつもりであっても、自身では本当の価値に気づいていないことがあります。知りたいことは、ユーザーの発言の背景であり、本当に望んでいることが何かを理解するためには適切なインタビューが必要であるということを学びました。
いきなり本題について聞くのではなく、ユーザーの人となりや性格・特徴を事前に把握し理解することが大切でした。その過程の中で、ユーザーが自然体で話すことができるようにはするにはどうしたら良いかなどインタビューを行う際の心構えについて学べたことが印象に残っています。

【仮説】価値の言語化

仮説フェーズで大切だったことは「ユーザーの課題・欲求とそれに対するサービスの効果を言語化する」ことでした。
しかし今回、自分はユーザーインタビューの中で思うように課題を見つけることができませんでした。これは先ほどのインタビューでの学びであった
ユーザーの声をそのまま聞いてはいけない」に繋がっているんだなと後のブラッシュアップをしている際に気づきました。発言をそのまま受け止めていた結果、表面的な部分しか見ることができずユーザーの発言の背景をうまく理解することができませんでした。
この段階で迷うことが多くブレブレになってしまいましたが、仮説を丁寧に立てることの大切さを肌身を持って経験することができたことは学びが多くとても貴重な経験になりました。

【実行】プロトタイプ制作

プロトタイプ制作では、MVP(Minimum Viable Product)を意識しました。
なぜMVPを意識したかというと、この段階での仮説が必ずしも正しいとは限らないからです。
実際に現場でもユーザーが求めるものを1回では作れることはほとんどないとのことでした。だからこそ、この段階では作り込まずにということが大切で、ユーザーが求めていること・実現したいことに対して自分の中で明確な仮説を持てずとも、「プロトタイプを作る→ユーザーテストを行う→分析を行う」を素早いサイクルで回すことが大切であるということを学びました。

素早く回せるサイクルが重要!

2日目の学び


2日目スケジュール
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午前セクション(10:00~12:00)
・【講義】ユーザーテスト講義
・【実行】個人作業
午後セクション(13:00~19:00)
【実践】ユーザーテスト
【仮説/実行】メンター相談・個人作業

【検証】ユーザーテスト

ユーザーテストでの学びは非常に多かったです。
その中での一番の学びはユーザーテストを行う際の心構えの部分でした。

検証 [答え合わせ]

Q.なぜユーザーテストを行うのか?
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のような問いがあったとき、自分はユーザーにプロトタイプを触ってもらい
UIがわかりやすく適切であるかを確認してもらうため
だと思っていました。
もちろんこれも間違っていることではないと思うのですが、UIがわかりやすく適切な表現であるか?ということに加え、仮説が正しく立てられているか?という検証も含まれていました。

ユーザーテストに対する考え方の変化

ここで大切だと感じたことは、ユーザーにとって仮説段階orUI段階のどの段階で詰まっているかを見極める力を養うことだと思いました。
仮説は合っていそうだが、「UIが適切ではないケース」・「UIの反応はいいが仮説が違いそう」というケースもあります。その時に軸となるものは、価値仮説であり、前段階のインタビューでの質問や聞き方といったユーザー調査の部分が大切になると思いました。

【仮説/実行】プロトタイプ改善

ユーザーテストの実施後、自身の提案がユーザーにとって適切であるものかわからなくなりました。その理由としては、UIに対する反応もそこまで悪くなく仮説も大きく間違っている感じがしなかったからです。
メンターさんと相談していく中で、価値の深掘りが足りていないことに気づきました。今回のインターンでは、価値を深掘り切れずのアウトプットになってしまいましたが、ブラッシュアップを行っていく中で価値が深ぼれていないということは、仮説が間違っているとも言えずUIが適切とも言えないために正しい評価ができない状態であるのではないか?ということに気づくことができました。

モヤモヤと気づきの変化

3日目の学び


3日目スケジュール
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午前セクション(10:00~12:00)
・【実行】個人作業
午後セクション(13:00~19:00)
・【実行】個人作業
・🏆 成果発表 🏆
・🍽 懇親会 🍽

発表

今回発表までにスライド制作を間に合わせることが出来ませんでした。資料作りの優先度をうまくつけることが出来なかったことが原因で、今後の大きな課題にもなりました。
また反省する点が多い発表でしたが、思い切ってアクティングアウトをしてみました(笑)。割と普段からユーザーになりきって考えることが多いため、自然にできたと思います。単に発表するだけではなく、聞いていただいている方が飽きないプレゼンも大切だと思います。自分の中で工夫しながら発表できた点は、これまでの自分よりも成長できた点ではないかと思いました。

発表中!!!


#まとめ

最後になりますがこのインターンの企画運営を行なってくださった社員の皆さん本当にありがとうございました。めちゃめちゃ楽しかったです!!!
本当に密度が濃く刺激があった3日間でした。この経験は今後に生かすためにあると思っています。今回の経験と学びをもぐもぐと噛み砕きながら自分のものにしていきたいと思っています。

またここまで読んでいただきありがとうございました!!!

共に参加した学生の方もnoteを公開しています!
学生のみなさんは是非ご覧になってみてください!



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