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真理の沈黙 喜んで働く

働くことが喜び・・



栞に『働きは最上の喜び』というのがある。

『真心で働いた時、必ず喜びという報酬がある。』

たまたま就いているお仕事に喜びを見出せるか?

今の仕事の喜べるところを探して、『これは私の転職なんだ!』と嘘を言わねばならないのか?

会員は、そう思っている。

ただ、最近のビッグモーターさんの件では従業員さんは自身の価値観に照らして罪悪感という苦痛を感じながら仕事をしてきたのかもしれない。
 喜ばせるべき、満足させるべき顧客を騙す申し訳なさ。このように構造的に喜んでは働けない仕事もあるにはある。

 ハッピーハックでは、この点について3つの視点を持つ。

一つには、あなたが好きな仕事だけをやるということ。

もう一つには、あなたの感性や工夫や動作を含まない仕事は楽しくないということ。それはつまり、労働や作業だけではつまらないことを意味する。

もう一つには、自分や客に理不尽を与え騙していると認識しながらやっていること。

社長が喜んで働くこと

 
 倫理法人会では、基本的に会員は経営者だ。人を雇い・給料や給料や社会保険・消費税をも払う経営者は確かに社会貢献をしている。

 さあ、その様な中。喜んで働けるとは?

例えば、工場を経営しているなら営業・製造・管理・経理・購買・人事などいろんな仕事がある。

 その中でコアコードをチェックしつつ、自分が好きな・だから楽しくて寝食を忘れるほどに楽しいポイントを見つけてそこに集中せねばならない。社長が楽しくなければ、社内の空気が悪くなる。楽しいことばかりしている社長は脳内麻薬の作用で気分良くニッコニコ。部下の前でも笑顔だし、いつも機嫌が良い。そこのところの工夫をしたいところだ。四六時中イライラしたり怒鳴り散らす様な経営者では本人が不幸なのだ。


経営者には後継が多いのだが

ここに大きな矛盾が登場する。

 先の述べたように与えられた、たまたまそこにいたので就いた仕事を天職と捻じ曲げてでも無理にそこに喜びを見出した・・・と主張するのか?
それでは、死を悟った時看護婦さんの腕を掴んで後悔の号泣をすることになるのだけれど。

 私自身は、正直『自分さえ我慢すればいいんだ』と自分を押さえ我慢と忍耐の中にいた。それがミッション(ハッピーハックで言うところのミッションと丸山先生の言われる勤労歓喜は同じものだ。その証拠に栞111ページの状況は私のものだからだ。私自身、それを見つけるのに遠回りをしたしもっと若い頃だったらなあとも思う。ただ、命があるうちに掴めたのは幸運だったと言える。

 丸山先生は、仕事はそれ自体が楽しい・喜びだと説かれる。
その様な仕事をしている人は少ない。そして丸山先生の子息方がこれに歓喜しているかどうか?世のため人のためという大義名分は立つ。面倒臭いことも多かろうとも思う。幼少期からセンセセンセと持ち上げられることも多い。尊敬されるべきお立場であることもわかる。ただ、ハッピーハックでは個人の幸福の追求なので、親の仕事を継いだ子が歓喜で仕事ができるのか疑問なのだ。ただでさえ、先代が良かったと言われるし大勢の人と会わねばならない。やはり自分の個性=コアコードに沿った仕事でないことには無理。なぜなら歓喜とは脳内麻薬の作用であって、それはコアコードにでしか他人にはわからないからだ。倫理の会員には口先だけは『私は幸せ』と宣うがその実承認欲求に喘ぐだけの『腕掴み』予備軍が実社会より多い。
 大会社や歌舞伎の子息が大問題を起こしやすいのは、わがままに育っただけでなくて『自分の個性に合わない仕事を強制されて』苦しい毎日を送ってきたからだ。
 大王製紙の方も、すごく頭が良い。バカラでスったわけだが、彼の頭脳を持ってすればそこで勝つことは容易いだろう。ただ、彼はギャンブルをストレス解消としたのだ。緻密な計算ができる彼だが、そこだけは気分のままに感情に任せたかった。優秀で繊細な彼が、大勢の従業員を守って戦うには優しすぎたのだ。細かい心の傷を負いすぎたのだ。経営者として常勝を要求された彼が、休む場所も欲しかったはずだ。

ミッション最強。その獲得法については別の機会で。

最後まで、お読みくださりありがとうございました。

 

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