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アダルトチルドレンとツインレイ② 涙と笑いでトラウマを癒す

ありのままの自分でいい
そんな安心感を、生まれ育った家庭で感じにくかったアダルトチルドレン(AC)。

家庭内のトラウマは約8割の人が持っているという説もあるし、みなさん人生いろいろありますよね。

HSPの人は人一倍繊細なので、修羅場があった場合、ショックが大きいかもしれません。

私の親は毒親というほどでもないけど、アダルトチルドレンで、精神的に不安定なところもありました。

彼女の名誉のために言っておくと、まず生まれ育った戦後は、貧困・物不足・災害など生きるだけで精一杯だった時代背景があります。

栄養失調の国民も多く、現代なら簡単に治療できる病気や怪我や出産で命を落とす人も。

男尊女卑もえげつなく、セクハラ・マタハラ・モラハラ・DVは日常茶飯事、ありとあらゆる差別や偏見が蔓延っていた昭和時代。

厳格な家庭で軍隊式の体罰を受けながら母は育った、という前提で聞いて下さい。

ヒステリー・過干渉・心配性・愚痴や悪口が多すぎる・子どもに嫉妬する・否定的・短所ばかりを指摘する・頭や顔を怒りに任せて平手打ち…など、うちのお母さんはAC親。

真面目で白黒思考、完璧主義、HSPな性格や気質もあるからか

長男教によるきょうだい間の教育格差、容姿のコンプレックスもあり、劣等感を拗らせていました。

そんな母から生まれた私はHSPで一人っ子。転勤族の核家族だったこともあり、激務の父は家を留守にしがちで、母子カプセルのような、ちょっと息苦しい生育環境。

必要以上に人の顔色をうかがう生き方になっちゃってたなぁ。

他のアダルトチルドレンの作品を読んで、共感して涙が出たり、生きづらさに頷いたりしながら、インナーチャイルドを癒やしています。

ここしばらく注目している作家・noterの望月もちぎさん。涙も笑いも学びも、全部入ってる作品を発表されています。

貧困・毒親・虐待・AC・性的多様性にも、理解が深まるので、いくつか推します。
右の〉を押してめくって見て下さい。

▼口答えしたら、逆上したお母さんに刃物を突きつけられる12才

ごめんなさいと震えながら泣く姿に、涙が😢

これはキツい…大人がカッとなって刃物を出してくるの、怖いよなぁ。思ったことが言えない親子関係になる。

うちも夫婦喧嘩で包丁が出てくる家庭だったので、震えながら止めたことがあるわ。
(面前DVは虐待です。)

昭和時代、酒を飲んでは暴れる酒乱親父が日本中にけっこう沢山いて。(アルコール依存症や戦争神経症だったのかも。兵隊に行って戦場で地獄を体験してる人も多かったから…)

子どもの教育費の備えもないのに、酒は飲む。その酒代、貯金すればいいのに。それが出来ないから暴力と貧困とアルコール問題が手をつないでしまう。

計画性がないバイオレンス酒飲み男…こんなクズと結婚したら人生終わる、絶対こういうタイプだけは彼氏や旦那にしちゃいけない、と子供ながらに思ってました。

その影響からか、何時間もダラダラ酒を飲んだくれるツインに嫌悪感がすごい。

ツインは度々飲みすぎた挙げ句、体調不良で勝手に病んだり、っざけんなよ‼️って悪態ついてSNSに上げたりする。

ほんと面倒臭いし、柄が悪い。こいつ、クズの中のクズだな、関わると人生がやばいことになる、と思ってしまう。

私の住む地方も…
大人の男たちは、なんだかんだ集まっては長時間うだうだ酒を飲み、スタバや映画館がないのに、パチンコ屋はバカみたいにある…。
酒&賭博には金をつぎ込むのに、文化や教育にはあまりお金をかけない。

中学生の学力も都市部にくらべて低いし、公立の高校入試は定員割れ、大学進学率も全国平均にくらべてかなり低い。

優秀な子は進学や就職で大都市圏に出ていって、戻ってこない。
全世代で人口が減る少子高齢化の第3段階。そりゃそうなるよ。

もちぎさんの母ちゃん、予期せぬ妊娠出産・子育て・転勤・夫の自死もあって、壊れちゃったんだろうなぁ…。

子どもが産まれるのはめでたいことだけど、赤子の世話はとにかく睡眠時間を削り倒されるし、社会から孤立しやすい。

男はどういうわけか、夜中に赤ちゃんがグズってても、平気で寝てる人が圧倒的に多い。

夜中に何度も起きて、哺乳瓶の準備してミルクあげて、ゲップさせて、おむつ替えるオペを何ヶ月も続けられる旦那さんの率、何%?

十分な睡眠がとれない=頭がおかしくなるし、育児疲れは心身の病気の引き金にもなる。

私も2人の赤子の世話で、4年ぐらいまともに寝られず、おかしくなりかけた。
働くのが好きだけど、社会との接点と収入もなくなり、働く同世代に置いていかれたような気がした。

旦那さんは同僚と楽しそうに働いて、育児は嫁に丸投げ、平気で飲みに行ってベロベロからの爆睡したり、記憶なくしてマンションの共用部分でゲロ吐いたり、二日酔いでダウンしたり。

忘年会や新年会で、ノロやインフルやコロナをもらってきて、子どもたちに感染させたり。

(わざわざ伝染病が流行る年末年始に集まって会食する習慣、どうにかなんないの?小児科医いわく、パパが子育て家庭に病気を広げる第一人者らしい。)

おいおいお前、子育ては自由参加じゃねぇんだよ!! 気分や体調がどれだけすぐれなくても、子育てに休みなんてないわ!!と殺意すらわいた。

旦那親と同居の話が出て、いよいよ本格的に病んで眠れなくなり、心療内科にかかった。

そのぐらいメンタルがギリギリだったのを思い出した。


⏬お父さんの自殺を担任にバラされ…

担任、それ守秘義務では?
近所で噂が広がることはあっても、あんたが学校で他の生徒に言うたらあかんやろ。

身内に犯罪者がいるとなれない、というのは聞いたことがあるけど…公安系公務員とか。職種によるかも。

ぶっちゃけ、現役公務員本人が自◯するケースも結構あると思うよ…。

音楽の先生が泣きながら励ましてくれたのは救いだった。オチも流石で、読み手への優しさが感じられる。




▼産むんじゃなかった発言

産まんかったらええやん?は正論だと思う、こんなこと子どもに言うくらいやったら。
『お前という存在が、おらんかったらええのに』って言ってるのと同じやん。

中絶するか、子どもを産んだら即養子に出すという手もあったと思うけど、どちらにしても血を流すのは女性だけ。
男は気楽で身軽、ノーダメージだわな。

子どもは男女2人で作るのに、産んで育てることに何かあれば女性が叩かれて、男性はそれほどでもないのはなぜ?

私も『こんな子に育てた覚えはない』って、おかんに風呂に頭押し込まれて、ゴボゴボ沈められたことがある。

母親業は無給&休みなしの超ブラックだから、そのイライラが分からんでもないけど、やりすぎだと思う。

あと、義務教育中のタッキーはイケメンだからテレビに出れるわけじゃなくて、あの人のの寵…

芸能界に入った理由も、貧困家庭で子どもたちがご飯もまともに食べられず、彼が働くしかなかったからと理解してる。

(親に経済力があるイケメンは義務教育中に働く必要もないし、わざわざ芸能界に入らなくても、大卒で大企業に就職したり、家業を継いだりしてる気がする。)

『推しの子』が大ヒットしてるけど、芸能界は、ある意味嘘の世界だと思う。

専業主婦は社会人経験の乏しさから、世間知らずになりやすい。夫に万が一のことがあった場合、専業主婦がいかにハイリスクかが分かる。

しかし母ちゃんの娘時代は、短大卒でも女性は腰掛け、30歳で定年という犯罪的雇用制度の民間企業が多かった。

公務員や教員、看護師や美容師など手に職系の仕事ができないと、どっちみちやっていけなかったと思う。


▼ゲイと個人売春がばれ、高校卒業前に家出

これはもう、同居は無理。
家を出て正解だと思う。

高校も卒業に必要な単位が取れていて、中退にならなくて良かった。自力で大学にも進学できて良かった。

子どもが受験勉強をしているのに、嫌がらせをする親っているんだ…狂気。

勉強しなさい、学歴がないと苦労するよ、高卒&普免は生きていく上で最低限必要だよ、と言うのが親だと思っていた。

児童手当は手を付けずに、学資保険や子ども名義の貯蓄にしてる人が私のまわりには多いけど、使い道も親次第…。

生きのびて作品を届けてくれて、ありがとう。

もちぎママ、気性は激しいけど、殴ったことは案外一度もなかったのね。

私は毎日普通に殴られてたわ。
殴られるのが当たり前だった。

アムロ・レイが『殴ったね。親父にもぶたれたことがないのに。』と言ってるのを聞いて、びっくり。

えー、コイツ男なのに親に殴られたことないんだ、そんなやつおる?
ええとこの子なんかな?と

うちの家がおかしかったのか、私の生まれたエリアと時代がやばかったのか。たぶん全体的にあれだったんだと思う。

大学で出会った旦那さんは殴らない人だし、義両親も絶対子どもに暴力はふるわない人。

私の子育ては、最初は母が私にしたように殴ってしまっていた。
あとから自己嫌悪に陥るけど、誰もイヤイヤ期の子育てを助けてくれずイライラ。

正直、年中無休で1日中子どもと一緒だと苦しい。専業主婦はずっと家で子どもといられていいね、という人がいるけど、分かってねーな。
大体そんな事言う人は、怪獣期の子育ての全責任を自分で負った経験がない。嫁にワンオペさせてた昭和オジサンとか、実家に丸投げしてたバリキャリママとか。

時短やパートで働いたほうが精神衛生上いいし、有給休暇もあるし、子どもをより可愛いと思えるママも多いものだよ。

出産・子育てでキャリアに空白期間が長いと、再就職は難しくなる。ブランクがある母親は敬遠されやすいし、この変化が激しい世の中で仕事の勘も鈍る。

結婚した女性が働くのは当たり前の世の中だからこそ、ガラスの天井にもがく女性も多いのだ。

ミラーニューロン効果が悪い方へ出ていて、あれほど嫌だった親と同じ暴力を、気付いたら自分がやっていた。
(虐待は連鎖しやすい。)

子どもに
お母さんひどい‼
どうして叩くの⁈
叩いたらダメなんだよ‼
って泣きながら抗議され、反省してやっと止められた。

保育園の先生も叩かない指導をしてくれていた。AC親から独立し、叩かないのが当たり前の人達に囲まれることで、私はようやく暴力と虐待の連鎖から抜け出せた。

これでもしDV男と結婚していたら、ニュースで報じられるような幼児虐待死を引き起こす母になっていたかもしれない。


▼ゲイ風俗と初体験のおはなし

これもキツくて、深い…。
表に出ないけど、こういうこと性別問わず多いんじゃないかな…親にも言えないし。

もちぎさんは、辛い思いを経験したからこそ、あれこれ言わず、ただ寄り添えるのだと思う。

誰にも言えなかったけど、性犯罪の被害にあった。家族や親族から性虐待を受けていた。そういう人は、統計に上がっていくる数字よりかなり多いと思う。

また、何かしらのマイノリティーを隠して、家庭や社会で普通に生きている人もいるはず。

とてもいい笑顔。
肉体の性別とか、法的な婚姻状態にあるかないかなんて、どうでも良くない?

とにかく、子どもが安心して健やかに成長できますように。どんな性自認の人も、生き方が尊重される世の中に変わっていきますように。

この彼、泣きながら告白してたな。勇気がいることだし、カミングアウトによって誹謗中傷されたり、離れていく人もいるとは思う。

ガチ恋の女性ファンは、裏切られたと感じた人もいるかも。ゲイで女性は恋愛対象外なのに、ファンを騙し続けるようなことも、限界だったんだろうな。

ありのままを愛し続け、支えてくれるファンもスタッフもメンバーいる。これからが本当の人生だね、と思った。

私はファンじゃないけど、へーそうなんだ。くらいの反応。ゲイの友人知人もいるし。

ゲイは変態でも異常者でも病気でもない。普通のことでただ少数派なだけ。

これを機に、性的マイノリティーへの理解が進むといいと思う。


ツインレイは人生ハードモードの人が多く、様々な辛い経験を乗り越え、受け入れ、自分を生きている。

赤ん坊のころ交番の前に捨てられたとか
親に売られたとか
普通の生活が難しいとか
発達障害なのに療育を受けられなかったとか
詐欺師に騙されたりとか
信用していた人に利用されたとか
何かしらのマイノリティーとか…いろいろ

そういう経験をした人じゃないと、発信できない情報や表現作品があるかも。
ブラックな世の中を変えていけるのは、中の人、当事者の人だ。

もちぎさんのnoteも、貼っておきます。


ちとしんどい内容の投稿になりましたが、お読みくださり、ありがとうございました。

ではまた。

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