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このちっぽけな人生に花束を

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このちっぽけな人生を振り返り 形にして残さねばならない気がする 誰にも認められないかもしれない それでも、せめて自分だけは 小さな花束を贈ってあげたい そんな思いで綴る自伝的エッ…
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灰色の中学生③

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このちっぽけな人生に花束を

50年の人生 恵まれないこと、うまくいかないことばかりだった 人のため、子どものために、身を削って、誰よりも尽くして ようやく受け入れられた気がする 無条件の愛情? 甘えられる人? ありのままを受け入れてもらえたことはあっただろうか 何も要求されずに居場所を得たことはあっただろうか イバラの道を傷だらけになりながら歩んできて ついに力尽きた・・・ 残りの人生 ふたたび立ち上がって歩いて行くために このちっぽけな人生を振り返り 形として残さなければいけない気がする 誰か