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【通販は一旦終了】気が気でなかった文学フリマ【出店当日について】

タイトルそのまま。
イベント中もどたばたで気が気じゃなかった。反省点も含めてあれこれと。
レポというのかなんというのか。
しょーもない支度の話はこちらで読めます。



入場〜設営

想像以上に混んでた!けど!出店者側なのでするする入れた。
モノレールの窓から見下ろしてびっくりした…次からはビッグサイトなのでもう少しなんとかなるのかな?
リストバンドをつけるタイミングが分からなさすぎて、自分のスペースについてから四苦八苦したという…
リストバンド、邪魔にもならないし個人的には結構好きです。

設営は二次のイベントとほとんど変わらず。今回はお手伝いしてくださる方もいらしてするんと終わった!

布と本のバランスを考えて黄色と紺でまとめました

本が二冊しかないので、賑やかしにガチャガチャのフィギュアだのフリー素材のイラストだのを置いて明るくなりました。
椅子の背が丸いのでリュックを引っ掛けられず残念…
ポスターを日和ってA3…と思いつつもA2にして正解でした!
視界は半分くらい塞がるのはいつものことよ!

そして、長机一つごとに抜け出せる隙間があるのはとてもありがたい!すぐ横から出入りできる!
※オタクイベントでは島ごとに隙間があるので、配置場所によってはかなり遠回りすることもあるのだ!

見本誌提出コーナー、ドキドキした…テーブル内のどこに置くべきか、と。
とりあえず真ん中あたりに置いてそそくさ退散しました。

設営時の反省店
前面に主催側が用意してくれたサークルナンバーを貼っている人が多く、そのための準備はしていなかったこと。
→布にガムテープや両面テープでは貼れなかった。
※ほとんどの出店者さんは紙を付け足したりマステを長めに貼って、本の下に潜り込ませてました。
ただ、ポスターにスペースナンバーはでっかでかと書いておいたので貼らなくてもよかったな、と。

試し読み用の本に「見本」と付ければよかった。
→案外積んでるとこから試し読みしようとなさる方も多かった。(ビニールのカバーをかけてイーゼルに乗せてるのが見本)

開場〜開催中

拍手で開場するのはどこも同じ!たーのしー!

本当にとてもありがたいことに、いろんな方にお越しいただきました!
それにしてもびっくりするほど周りの出店者さんたちの声かけがある。釣られて積極的に声かけし始める自分がいましたよ。
二次創作のイベントではなかなかないよ、あんな光景…!
立ち止まってくださったら軽くお声をかける程度で、通りすがりにチラシどうぞ〜!とかほとんどやりません…本の内容を話すのもほとんどないかな…関東だけ?
試し読みできますよ〜と話しかける、手に取ってくれたら名刺をお渡し、くらい。
元接客業の血が騒いだのか、じっと見てたら立ち上がってよろしければ〜とチラシや名刺をお渡し、試し読みなさってたらちょっとだけ本の内容についてお話したり…
お会計の前後に世間話をしたりもしました。
なんだか新鮮〜…!
とはいえこれ、元接客業かつ性格もありそうなので、誰でもがこういうことするわけじゃないので…


一次創作では自分の方向性みたいなものを特に考えずに活動していたわけですが
体感的に女性の方の反応が多かったです。
やっぱり二次創作だと女性向けが多いからだろうか。
表紙やポスター、飾りで「かわいい」と足を止めてくださって嬉しかった!
元々紙や印刷物が好きなので、そこにこだわって作ったのが良かったのかもしれません。フルカラーより派手かもしれない。
内容の世界観にも合わせて我ながら上手くできたと思う。

紙がきらっきらなのでモノクロが映える!

どきどきしながら置いた見本誌ですが、功を奏して
「見本誌コーナーで読んで来ました!」と仰ってくださる方がちらほらいらっしゃいました。
う、嬉しい〜っ!
こんなにも効果があるとは思いませんでした…今度からもちゃんと新刊を出してしっかり置いておこう。

開場するまで「チラシすら一枚も出ていかなかったら…」と考えすぎてストレスMAXだったのですが
ありがたいことにたくさんの方の手にとっていただけました!
日和って「50枚でも多いって記事見たから40枚…多いか?」と刷っていったものの、14時にはすっかりなくなって追加のためコンビニに走ったくらいです。
追加した分も終わりまでもたず…!次回はコンビニではなくてキンコーズとかでどかっと刷ろうかな。さすがに印刷所さんに頼むほどではない…。

開場してからの反省点

トイレに行く時バタバタしてしまった
→一人なので仕方ないけど、人が多すぎて早くしなきゃと気持ちが焦る…!焦ると場所がわからなくて余計に焦る!ちゃんと地図見ても焦るもんは焦る!
お釣りや貴重品だけ持ち出せるサブバッグを持って行くのかオススメ!
まさかインド映画一本分は超余裕の私が…と思いつつ、長丁場かつ緊張などもあるので行けるときに行っとくのが一番。

チラシは思ってるより多めに持って行けばよかった
→一番近いコンビニのコピー機、大行列…レジも大行列でした…かなり離れた場所のコンビニで事なきを得ましたが…
※そしてその混雑してる中で紙切れ紙詰まりするほどコピーするとお店にも迷惑だからやめたほうがいい

予備の小銭入れを持って行ってもよかった
→嬉しい悲鳴で、小銭が溢れかえってしまって持って行ったものでは足りず…
これは価格帯の問題かと思いますが、一冊が300円か500円なので小銭でお支払いくださる方が多かったのです。
イベント側でも小銭と千円札推奨してるからね!

閉場〜

最後までいて、拍手で終わり!めでてぇ〜!こんなの久しぶり!
完全撤収までしていくのが文学フリマ流!
なんですが、一人での参加だと荷物があるのでそうもいかず…椅子をたたむのも、配送に行っている間にお隣の方がやっておいてくださいました。ありがとうございます。
当然、最後の片付けにも荷物の置き場所もなければ貴重品を見てくれる人もおらず、そのまま帰ることに…
貴重品以外は全て配送!超身軽!って状況じゃないとちょっと厳しい…!

荷物は着払いなので、出すのは楽だけど到着時のことを考えてなくて…このnoteを書きつつ、いつ受け取りゃええねんと思っています。
赤ブーの手数料に文句言うとる場合じゃなかった…(あれめっちゃ便利)

次回からはモノレールではないので、交通の面に関しては特にないです!

イベントやスタッフさんのこと

過去イチで参加者が多いとのことで、開場直後から場内は活気に溢れていたわけですが
第一展示場は恐ろしいことになっていたとか。
隣の出店者の方々が「ベルトコンベア状態で気になっても立ち止まれない」「第二展示場の10倍は人がいる、まず入れない」とお話されていました…ど、どない?
第二展示場の一階は通行に支障はなく、一般参加者は常に5〜6割程度といった感じ。
二階行きのエスカレーターもそこまで混んでいるという印象はなかったです。(ちょっと並ぶ時もあるけど、基本的にはすぐ乗れる)
トイレも少し並ぶ程度ですぐ入れました。
終始どたばたしていたのと、直前まで準備に追われてサークルチェックもできず、お買い物は出来なかったのですが
移動が困難となると自分のスペースのこともあるし、移動はやめとこう…となりました…。

ありがたいことに、閉場間際までいらしてくださる方もいたので、離れなくてよかったです。

開催中のトラブルなどに関して、スタッフさんへの連絡用フォームが出店者には伝えられているのですが
対応が迅速!
困ってはないけどこんなことが…ということをお送りしたら、すぐに対応してくださってました。
混雑していると巡回も厳しそうですし、声を出しづらい状態でも報告・連絡できていいかも!
他のイベントだと警備員さんがいるけど、文学フリマはそうもいかないでしょうし…でも会場の規模を広くしたらスタッフの巡回や警備員さんも検討した方が…とはちょっと思った。

私は一人だったし、お隣の方々も大人数ではなかったけど、ちらほらと
複数人の合同誌やサークルの出店者で、関係者が常にスペース前にいる(チラシ配ったりはしてないけど、スペース内の人と長いこと喋ったりしてる)のを見かけた。
隣接出店者の邪魔にもなるかもだけど、とにかく通路が狭いのでその前を通りたい人たちが譲り合わなきゃならなくなったりしてて、見てるだけでもやもや…
定期的に巡回して通路の確保を促したほうが良いのでは?と思ったり…

その他に気になったのは、装飾について。
「それって大丈夫なの?」ってものをちらほら見かけた。デカい(高い)ものとか、バルーン(割れる音も準備中に聞こえた)とか。
コミケや赤ブーでは高さの制限とかあった気がする。当然崩れたら危険だから。
数年前、コミケだったかで壁みたいにラック積み上げてちょっと問題になったりしたりしたじゃん?邪魔だし危ないし!と。
ヘリウムガスは危険性が少ないけど、万が一ヘリウムガスだと偽って別の危険性のあるガスとか持ち込まれたりしたら危ないのでは…?バルーンに毒ガス仕込んで…とか…ね?(考えすぎ)
バルーンにガスを使わないとしても、割れて飛散する可能性が少なくともあり、その際に参加者に当たって怪我をしたら?照明や什器に当たって破損させたら?スプリンクラーが作動して、辺り一帯の参加者の本を台無しにする可能性もある。可能性は低いとしても、割れたら危ない。何かあったら運営として保障はできるのかな?とか思っちゃうんです。
そもそも(言い方キツいけど)自分が文学と信じるものを展開するにあたって、周りに影響を及ぼしかねないほどのクソデカド派手装飾は必要なの…?デザフェスとかも高さとか広さの制限があるのに…?
※この点についてはバルーンが弾けた音を会場内で聞いたこともあり、運営側に事後報告いたしました。

あと、コスプレみたいな格好の人もいたけど…OKだっけ…?(エプロンとか帽子のようにすぐ着脱できるものや、ゴスロリとかスチパンみたいにファッションの一環とかではなく、かといって普段着ではなさそうなもの)
まあ、これが普段着です!これで電車に乗ってきました!と言われてしまえばそれまでなんだけど…
少しばかり引っかかりました…。

その他の個人的なこと

第二展示場1階、飲食店がなくて寂しかった!
去年は一般入場したんですが、その時第一展示場にキッチンカーが来てていいなー!と見てたわけです。
その時は買い物に夢中で食べられず。
とはいえ、出店者側かつ一人となると買いに行くのも食べるのもちょっと考えものか…スペース内で食べこぼす可能性もあるので…
そういえば別のイベントでも毎回「いいなぁ」と思いつつ食べてない!

見本誌コーナーをちらっと見たんですが
みんな!紙に!装丁に!こだわってぇ…!
圧倒的に多いのが「マット紙にフルカラー」のみ!
※中には「なんじゃこりゃ〜!」ってくらいこだわりまくったものもあって、お時間さえあればお話を伺いに行きたかったです!
PPもクリアとマットで印象違うし、特殊PPも楽しい。
特殊紙や加工もたくさんある。
いや、内容勝負なのは重々承知してます。予算にも限りはある。それでも…それでもだ!
印刷物にすることにこだわる人間なので、もったいねぇー!とか思っちゃったりするのである!
Canvaのフリー素材写真に基本フォント文字ベタ打ちとかもったいないじゃないですか!
紙って200種類以上あんねん!(そらせやろ)
本文用紙もな、本文用紙もいろいろあるんですよ…真っ白なのは小説とかに向いてないとかも…あり…ます…
私も素人だしデザインはド下手なのであれこれ言える立場じゃないんですが、noteで語るか、デザインとか抜きの個人的な小説本の作り方の本を出そうかと思ったくらいです。
次の文学フリマのネタ、それにしようかしら。

半月前くらいからめちゃくちゃ不安でストレス溜めまくってたんですが、蓋を開けてみたらとっても楽しかったです!
早速帰りのモノレールの中で冬の申し込みをしました。抽選なので結果待ちですが。
カクヨムやnoteでも特に有名というわけでもなく、むしろ知名度ゼロ。
二次創作のように原作の人気などにもあやかれず。
特にマーケティングとかもしていないし、自分が好きなように書いただけなのでどこの層に向いてるのかも分からず…
自信がまったくなかったのですが、方向性もなんとなく分かり、やってみるもんだな!と思いました。
コミティアへの参加もかなりハードルが高く感じていたんですが、前向きに検討中です。夏は暑いから嫌だな…。

最後に(ちょっと宣伝)

今回出した本を、ちょっとだけ試しにBOOTH通販いたします!
もしご興味ありましたらよろしくお願いいたします。

※現在、ショップは閉じている状態です。またいつか開くと思います!

こちらのショップは、二次創作の頒布物と交互に表示させたり非表示にしたりでいこうと思いますので
うっかりショップをフォローしてしまうと、トンチキなお知らせが届くかもしれません。ご注意ください!

noteは創作のみではなくて、映画の感想だのなんだのと雑多ですので、多分次には映画を見たあとの怪文書が形成されることでしょう。
また、情報系同人誌も出したい野望があったりするので、それはそれという感じです。

この記事が今後の文学フリマの参加の参考になれば幸いです。
二次創作イベントとはかなり毛色が違うので、二次創作からの人はちょっと戸惑うかも。逆もまた然り。

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