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[rizin.26]マクレガーは1人しかいなかった

rizin試合前の勝敗予想です↓

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正答率7割てとこですね。
平本選手と太田選手、朝倉海選手を外してしまったのが痛かったです。何戦かピックアップして簡潔に書きます。
ではトラッシュトークで話題を集めた平本戦から

8.(WIN)萩原京平vs平本蓮(LOSE)
2R 1分29秒 TKO

萩原選手の前言通りの馬乗り肘でぼっこぼこでした。試合前の萩原選手の「どう料理してやろうか」という表情は確固とした自信が現れていたと感じました。

一方、平本選手は負けましたが、この試合に向けてテイクダウンディフェンスなど特訓を積み上げてきたことは試合を見ても感じとれました。試合前にトラッシュトークをして注目を集める手法の選択はいいアイデアだったと思っています。日本にはトラッシュトーカーはいませんし、みんな世間体にこだわり炎上を恐れ喋り下手です。一方、海外ではモハメド・アリを起源にUFCを見てもコナー・マクレガーをはじめベン・アスクレン、チェール・ソネン、マイケル・ビスピンなど数多くトラッシュトーカーが存在します。それらは数字を取れるコンテンツになり得ます。日本ではトラッシュトーク枠が空いていますから、その席に平本蓮が座ったと言えると思います。どの業界も売れたければ椅子取りゲームなんです。みんなが富むことはない。

キックボクサーからMMAの転向ではまずUFCジャパンでUFCデビュー戦を迎え、見事勝利を収めた日本でお馴染みのグーカン・サギが思い浮かびました。またUFCミドル級王者イスラエル・アデサニャなどの大物もいますね。なので私も勝手に幻想を抱いてしまい見事に勝敗予想を外してしまいました。

OP.さくらvs竹林エル
ノーコンテスト 1R 1分37秒 1本

https://youtu.be/zPEjaMKE7-U

現役JK対決。制服での入場は浅倉カンナ選手以来でしょうか。こちらの方がビジュアル的に男性受けしそうな感じは受けました。さくら選手は以前のDEEPでは純朴な印象がありましたが1年でこんなにも成長するのですね。
試合の方では1Rグラウンドでさくら選手の一本勝ちになりました。敗れはしましたが竹林選手の打撃にもスピードがあり、また見てみたい選手です。
そういえば私の男友達はRENA選手の試合は見るんです。ぱんちゃん瑠奈、MISAKI、JKキックボクサーの木帆選手とかK-1の菅原美優..もうわかりますよね?彼は格オタではありませんがYahooの美女ファイター記事を見ては一応試合をチェックしてるようです。

プロは実力だけじゃないんです。いかにプロデュースするか、されるかです。ただ強ければいいのはアマチュアなんです。あらゆる手法を駆使してライト層のファンを増やしたいですね。

3.(LOSE)HIROYA vsシバター(WIN) 2R0分38秒タップアウト:アームバー

https://youtu.be/7kG723Vu7oI

戦前は堀鉄平さんのYouTube動画にもありましたが大方シバターの敗戦を予想していました。蓋を開けてみたらシバターの技術力にHIROYA選手が戸惑っていたように見えました。シバター選手の過去試合を見てもわかるようにプロレス技を入れるスタイルに現代MMAでは見ることのできない面白さがあります。モンゴリアンチョップやよそ見パンチなどは今回見せませんでしたね。これを見ても分かる通りシバターは本気になればなるほどふざけたスタイルを試合で取り入れてきます。YouTubeで見せた朝倉戦で見せた真剣そうな闘い方とは真逆です。YouTubeの方ではあくまでプロレスですがrizinの舞台では真剣に闘う姿に格闘技への真剣さが伝わり感動すら覚えました。シバターはふざけるときほど本気なんです。

シバター戦は隣で格闘技は普段見ない女友達と観戦していたのですがその女性はシバターの闘い方に呆れてしまい2Rからスマホを手に取りテレビから目を逸らしてしまいました。HOROYA選手の大ぶりなパンチとシバターの締まらない体、ふざけた闘い方に目を塞ぎた方ようでした。好みは人様々だと実感した出来事でした。

15.(LOSS)朝倉海vs堀口恭司(WIN)1R2分48秒 TKO(レフェリーストップ)

格闘家をはじめ私も含めて朝倉海の勝利を予想した方たくさんいました。その方々見る目が全くないこと実感した方がいいです。堀口選手の膝の状態は心配されてはいましたが、ラグビー選手などは職業病のようにチームに1人は十字靭帯など切ります。リハビリがうまくいけば怪我前と遜色ないくらいに動ける人もいるので私は心配してはいませんでした。

前回堀口選手が朝倉海選手に負けたときは参謀との戦略をきちんと練らなかったことによる油断で負けたと、その時は思っていましたが、いつからか朝倉海選手が連勝街道の中、まわりに流され朝倉海選手の勝ちを予想するようになりました。世間に流されすぎでした。堀口選手はくぐってきた修羅場の数が違います。UFC後期にタイトルマッチにいくまでは成熟した闘い方をしていました。深追いせず飛び込んだらすぐ離れ、なおかつグラップリングもレスリング力もある。RIZINに来てからのKOで倒してやる、全て飛び込んで強いパンチを打ち込んでやるというスタイルとは違っていました。

おそらくRIZINでは階級をあげての闘い方だったからスタイルチェンジしたのだと思います。いずれにしても堀口選手は色々な闘い方の引き出しを持っている選手であることを忘れてしまった私達は反省しなければなりません。カーフキックについてはこちらでまとめました↓

https://note.com/raichi88/n/n33ea591e383d

1.(LOSE)ミノワマンvsスダリオ剛(WIN) 1R3分19秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

対戦前はいいマッチメイクだと思いました。キック経験がありなおかつ相撲で養った四つの力を持つスダリオ戦手は順調に育っています。かつて相撲界から参戦した戦闘竜や若麒麟がいましたが彼らが得意としていたのは突き押しで離れた相手と闘う取口でしたがスダリオ選手は四つもできますからMMAではフィットする部分があります。押し相撲と四つ相撲は全くの別競技です。

それに大幅な50kgの減量に成功している点、年齢が若いこと、またバスケで八村塁と凌ぎを削った身体能力の高さを考えると日本ヘビー級のプロスペクトと呼べるでしょう。しかし、日本では重量選手とスパーリングできる機会も少ないですし成長できる環境があるのか心配されます。本物のヘビー級ファイターと当てられたときが正念場です。

スダリオ選手のキックについてはこちら↓

https://note.com/raichi88/n/n04333a924185

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