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小1息子とのリフレクション対話の時間。

お風呂あがり「ママ、これやろうよ」と小1息子がもってきたのは、リフレクションカード。

リフレクションカードは、ゲーム感覚で気軽に内省(リフレクション)ができるカードです。 カードの問いに答え、なぜ?を考えることで、仲間の新しい一面や自分の隠れた一面に気付くことができます。
リフレクションカード

久しぶりにみんなで話そうかと、息子、夫、わたし、3人で輪になって床に座る。

話し手がまずテーマを決めて、聞き手から質問をもらって話をし、聞き手が話し手にフィードバックをし、最後に話し手が話してみてのリフレクションをするというのがざっくりとした流れ。

これを話し手と聞き手を交代しながら繰り返す。

息子は「最近やってみてうまくいったこと」というテーマカードを選んで、残暑見舞いのはがきがうまく描けたことと、自分のお店で買ってくれた人がいたことについてうれしそうに話してくれた。

聞き手のわたしと夫は順番にガードを選んで質問をしていったのだけど、「そんなこと考えてたの?!」ということの連続だった。

たとえば、はがきをうまくかくために工夫したことは?という質問には「書くスピードをゆっくりにするんだよ。レベル50をこえたらだめ。レベル1はゆ〜っくりで全然進まないくらいなんだよ」

と書くスピードに独自スケールがあることが判明。

お店で工夫したことのひとつは、絵の「目」で、どんな目にするかにこだわっているとのこと。

たしかに目で表情の印象かわるよなぁ。あとで改めて目に注目して、息子の絵を見返してみたい。

工夫したことのもうひとつ、おきゃくさんが喜んでくれる絵を選んだ、とのことでちゃんと考えて選んでいたらしい。そうだったのか。

どうしたらおきゃくさんがもっと喜んでくれると思う?と聞いたら、いっぱい絵を描いて売ってるものを増やす!と言っていた。

ふだんなにか質問をしてもだいたいふざけて返ってくるTHEアホ男子な年頃の息子。

なかなか考えていることを知るのは難しいのだけど、カードをつかってゲーム感覚なのでよく話してくれる。

大人と子どもが話すとき、よほど気をつけないと大人の方が力も声もおおきくなってしまう。

だけど、聞き手と話し手の立場を明確にすることで息子の話に口をはさまず聴くに徹することがしやすくなるし、息子だけでなく全員が話し手として話をするので関係性もフラットになる。

というのが、夫婦や親子でリフレクションカードをつかう大きなポイントだなと個人的には思う。(ほかにもいろいろあるけど)

ちなみにわたしは今月毎日取り組んでいる論語の模写について話したら、「ママのいいところはあきらめないところだね」と息子からフィードバックをもらって、ちょっと泣きそうになった。

お互いに考えていること、思っていることを素直に率直に伝えあえること。

一緒に暮らすチームとして、大切にしたいことのひとつ。

今日も息子の知らない一面を新しく知ることができて、よい時間だった。

そういえば妊娠中に、養成講座をうけてリフレクションカードの認定ファシリテーターになったんだった(息子がカード出してくるまで忘れてた)リフレクションの場づくり、育休中にやりたいなぁ。

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