母、8年生
長男が8歳になった。
わたしと夫も父と母、そしてワーキングペアレンツ8年生である。
8年間、いろいろあった。
はじめての子育てに翻弄されまくったし、何度も悩んだ。
残業できないという制約によって働き方も仕事に対する姿勢も大きくかわった。
この8年で夫もわたしも何度かのキャリアチェンジをしていて、仕事的にも順番にチャレンジが続いていて、子育てと仕事の両立は綱渡りのような日々だった。
一時期はパートナーシップが危機的な状況にもなったし、長男の登校しぶりがはじまってすぐははその対応方針についてぶつかることも多く、何度も何度も話し合いをした。
ぜんぜん楽な8年ではなく、小舟で大海原に航海に出たような不安や不安定さや見通しのなさがあったように思う。
よく無事に航海し続けられたよなぁと関心してしまうくらいだ。
だけど8年たってみて、小舟は我が家らしくカスタマイズされ、運転にも慣れ、波乗りを楽しめるくらいには成長したんじゃなかろうか。
それはやっぱり家族がいるからで。
夫と話し合い協力しあいながらだったからこそであるし、息子たちが元気に楽しく大きくなってくれているからこそなのだ。
息子たちは日々成長していて、その成長によって母の役割も関わりも悩みも変わっていく。
母8年生になっからもう全てわかったぜ、みたいなこともなく、さぁ8年生ではなにが起きるんだ…とちょっとドキドキしながら、また1年やっていこうと思います。
明日は出社で、さらに夜に予定もあり、夫との8年間おつかれさま会はゆっくりと週末に開催予定。
8年間の大航海をお互いに労い合いたいところです。
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