「楽しい」というシンプルで、でも大切なこと
学校にいかなくなった小3長男が、週2でフリースクールに通いはじめて4ヶ月。
今週で12月の授業も終わって冬休みに入った。
毎日家にいる生活から、電車で片道40分かけてフリースクールに通い、初対面の子たちと一緒に過ごしてたくさんの初めての体験をしてきた長男。
大人も仕事を抜けての長男の送り迎えのために仕事の仕方を変えたり、お弁当をつくったり、長男のフリースクールのフォローをしたりとたくさんの変化があった。
とてもたいへんな4ヶ月で、いやーよくみんなで乗り切ったなというのが正直なところ。
フリースクールの年内最後の授業の日、先生からメダルをもらってかえってきた長男に寝る前、フリースクール通ってみてどうだった?と聞いてみた。
長男はちょっと考えてから「たのしかったかな」と言ったので、たとえばどんなときが楽しかった?と聞いたら、フリースクールでのことをたくさん教えてくれた。
通いはじめて最初の頃は、行きたくないという日もあって、無理をさせてるんじゃないか、やっぱり通うのはまだ早いのではないかと思ったりもした。
行きたくなかったらいつでもやめていいよ。
最初から長男にはそう伝えていたけど、長男は今日は行きたくないけどやめたくはないという感じで。
行きたくないという長男をがんばって登校させてしっていた1年生の頃を思い出したりして気持ちも落ち着かなかった。
だけど3ヶ月目くらいから少しづつ新しい環境になれてフリースクールでも少しづつリラックスして過ごせるようになっている様子がみえてきた。
12月にはいってフリースクールの3泊4日の宿泊研修に参加して自信もついてきたようだった。
学校ふくめて、いろんな場所がある。
長男は学校の環境があわなくて楽しいと思えなかったわけたけど、いまフリースクールは楽しいという。
大人の職場と同じで、子どもにとって学校は1日の多くの時間を過ごす場所だし、子どもにとっての友人関係や世界は大人にとっての職場よりずっと学校の割合が大きい。
楽しいと思えない場所に毎日行くのはとても大きなエネルギーがいる。
長男はがんばって学校に通った結果、つかれてしまった。
楽しいと思えることがいかに大切なのかと思わされる。
長男が楽しいと思える場所ができてよかった、というホッとする気持ちと同時に、楽しいと思えなくなったときに場所を変えるという手段があるということを長男のおかげで我が家は学んだんだなと思う。
これから先もきっとそういうときはあるのだろうけれど、シンプルに楽しいと思える選択をできたらいいなぁ。
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