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小1息子がはじめたお店「がかがかがか屋」のマガジン

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小1息子がお店をはじめました。iPadで描いた絵をsuzuriでグッズにして売っています。
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フリースクールに通う小4の息子が、絵画展にインスパイアされてLINEスタンプをつくった話

小4長男が「観にいきたい」と言うので家族で「成長する絵画展」を観に行った。 「成長する絵画」は、脳性まひ、肢体不自由の若者たちが独自の造形表現を続けているアトリエでのグループ展で、長男が通うフリースクールの先生の息子さんの作品も展示されているとのことだった。 長男は小1の頃から自分で描いた絵のお店を運営していることもあり、車椅子に乗りながら作品をつくっているそのお兄さんになんとなくの親近感とリスペクトを感じているようだった。 当日作家さんが在廊しているかはわからなかった

小4長男がフリーマーケットで手作りぬいぐるみの販売を通して得ている体験

フリースクールで行うフリーマーケットに向けて、一生懸命、手作りのぬいぐるみキーホルダーをつくっていた長男。 「パパとママも買いに来ていいよ!」と来てほしそうに言われたので(笑)、夫と休みを合わせてフリーマーケットに行くことにした。 フリースクールに向かって歩いていたら、見覚えのある顔がこちらに向かって歩いてくる。 ちょうど街にフリーマーケットのチラシ配布くばりに出かける長男だった。 聞くと、フリーマーケット用に作った手作りのぬいぐるみがフリーマーケットが始まる前、朝の

小4長男が店長としてつくった手作りぬいぐるみ

我が家の小4長男は、小学生をしながら自分が描いた絵のグッズのwebショップの「店長」もやっている。 そんな店長はここ最近、フリーマーケットで出品するために手作りのぬいぐるみをずっとつくっていた。 5歳の頃に自分で型を描き、はじめて針と糸をつかってつくったぬいぐるみ「くーま」 その後、どんどん仲間が増えていたわけだけど、 今回は、 ・サイズを小さくしてキーホルダーにする ・袋にいれる(少し前にお客さんとして行ったフリマで袋に入ってると商品っぽくみえてかっこいいねとなった

suzuriで子どものお店をはじめよう。

小2の息子が、自分のお店をはじめてはや1年。 トップ画像は、息子のお店「がかがかがか屋」の商品写真です。 店長(息子)は、毎日新商品用のイラストを描いてます。 最近は、誰かにプレゼントをあげよう!となるとプレゼント用に新しい絵を描き下ろして、お店のグッズをプレゼントとして送るということがふえました。 じいじやばあばの誕生日プレゼントや、わたしの友人への結婚プレゼントなど。なかなか好評です。 本人もばあばにはこんな絵がいいんじゃないかな〜。コップがいいかな〜かばんがい

あがったハードルを下げる方法

相手の期待をこえるとか、120%成長とか、こう目標を高くかかげることがよいことだとされがちである。 それ自体はべつにいいのだけど、なんでもかんでも高い目標を目指せばいいわけではない。 目標をかかげるには理由がある。 なんらかの成果なり効果なりを出すことが目的で、目標はそれを実現するための手段だ。 だから目標は高いのがいいわけでも低いのがいいのでもなく、目的を達成するためにちょうどいいストレッチ具合の目標を設定するのが大事なのだと思う。 高い目標のほうが頑張れる人もそ

小2店長が、毎日新キャラクターを描くようになって変化したこと

息子が自分のお店をはじめて1年5ヶ月。 お店をはじめて1年たったときに、お店の振り返りをして、毎日新商品を出す、と決めた店長(息子)はほんとうに毎日お店の新商品用に新しいキャラクターの絵を描き続けています。 毎日描くようになって、いろんな変化があらわれました。 毎日描くことでの新しい悩み毎日描きはじめてすこしたった頃、それまではいつも没頭して複数の絵を描くことが多かったけれど、手がとまりなかなか描けなってしまった店長。 それまで嬉々として絵を描いていた店長がはじめて「

小2息子が自分のお店を始めて1年たったので売上と利益を計算してみた。

小2長男が、自分でiPadで描いた絵のグッズショップをはじめてなんと1年。 お店といえど、身内で買うことを想定して始めたから1年後にお店が続いていていまだにときどきお客さんが現れることになるなんて1年前にはまったく想像していなかった。 買ってくださった方、スキやお店でズッキュンしてくれた方、ほんとうにありがとうございます! 1年を記念して店長(長男)にインタビューしつつ、作戦会議をしました。 お店をやって1年たってみて母 :お店をはじめて1年だって! 店長:うん。 母

小2長男の店長として意識が思いのほか高かった

我が家の小2長男は1年前からお店をやっている。 1年間その様子を見ていて、ホントに今さらすぎるのだけど、最近新しく気づいたことがあった。 長男がふだん絵を描くときは大きく2パターン。 マイスケッチブックにえんぴつでかくときと、iPadのアプリでかくとき。 それでそのスケッチブックをみていると、最近はゲームのキャラクターがふえている。 アンダーテールというゲームにハマっている長男は、そのキャラクターをたくさん描いているのだけど、お店用の絵はすべてオリジナル。 著作権

表現のその先で誰かとつながる喜び

小2息子が自分のお店をはじめてからもうすぐ1年になる。 じいじやばあばの誕生日には新しい絵を描き下ろしてお店の商品をつくってそれをプレゼントしたり、1歳次男が保育園に入園するときには保育園でつかうエコバッグを店長(長男)に発注して描いてもらったりしている。 育休復帰と同時に異動して、自己紹介する機会が多くなり自己紹介資料をつくったのだけど、店長の商売魂におされてなぜかわたしの自己紹介資料にPR表記付で息子のお店のリンクを載せることになった。 (お店の運営を手伝っていたら

小1長男のお店で買ったバックで4月から保育園に通おう。

0歳次男が4月から通う予定の保育園から、大量の書類が届いた。 残念ながら、長男が通っていた園は落ちてべつの園。 園がちがうと持ち物もちがう。 用意する荷物のリストをチェックして、買い足すものを洗い出す。 その中に「エコバック」があった。 通園用と、よごれものをいれる用のふたつ必要らしい。 長男の保育園用につかっていたエコバックは、卒園と同じ時期に世の中のお店でスーパー袋が有料化した関係でわたしのふだんづかいのエコバックになった。 新しいのを買うかー、どこに買いに

小1息子のお店「がかがかがか屋」オープンから6ヶ月たったから店長にインタビューしてみた。

iPadをゲットした小1息子が、夏休みに自分で描いた絵のグッズショップをはじめて6ヶ月がたった。 自分が描いた絵のTシャツが着たい、という息子の話からはじめたお店。 ありがたいことに身内以外にも商品を買ってくれる方が現れて(ほんとうにびっくりした)、いまでもときどきズッキュン(いいね的なもの)されたり、買ってくれる人がいて、そのたびに息子はとても喜んでいる。 息子のお店「がかがかがか屋」イラストは現在36種類。 Tシャツ、コップ、マグカップ、ステッカー、スタイなど、1

小1息子が自分で描いた絵で初めてお金をもらった日。

先日、小1の息子が自分のお店を開いた。 息子がiPadで描いた絵のオリジナルグッズが買えるお店。その名も「がかがかがか屋」。 「だれかかってくれるかなぁ」と言いながら、息子の顔は期待と不安が88対12くらいでゆるんでいる。というかニヤニヤしている。 とりあえず最初のお客さんは母である。 「ママこれほしいから買ってもいい?」と聞きながら、お気に入りだったごろごろの巾着袋を購入。「ふふふ〜いいでしょ〜」と得意気な店長。 お店のオープンをSNSでお知らせしたら、なんとおふ

息子の創作意欲の芽をつぶさない。

今日は朝から家族で近場へお出かけ。たくさん歩いて、いつも平気で遅寝な小1長男が珍しく夕方ソファーで寝落ちしていた。明日雪でも降るかもしれない。というか雪でも降ってちょっと涼しくなるといいのにな。 小1息子が自分のお店を開いて1日、なんでsuzuriでお店を開こうと思ったの?絵を描くことはどうサポートしてるの?と質問をもらって、改めて息子のクリエイティビティとの関わり方について考えたので今日はそのことについて。 昨日のnoteでこんな風に書いた。 うまく描こうではなく、た

小1男子、自分のお店をはじめる。

新しいiPadとApplepencilを手に入れた息子が、ものすごい勢いで絵や漫画を描く。 どんどん新しい作品ができていく。 わたしは息子の作品が好きだ。 そして彼が自分の作品について語るのを聞くのが好きだ。 うまく描こうではなく、ただただ自分が表現したいものをまっすぐ作っていることが彼らしいなぁと感じるし、実はちょっとうらやましい。 いいなぁと思う絵について、これ好きだなぁと言ったら、息子が自分が描いた絵のTシャツつくりたい!と言ってふたりで盛り上がったのでせっかく