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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2021年12月の記事一覧

言葉になる前、気持ちのグラデーション

我が家の小2長男は、小さい頃からぬいぐるみが大好きである。 水族館や動物園、お出かけ先のお土産ショップで自分へのお土産を選んでいいよというとだいたいぬいぐるみを選ぶ。 それぞれのぬいぐるみに名前をつけて(ポケモンのぬいぐるみをのぞく)かわいがり、お気に入りの子はお出かけのときにリュックにいれて連れて行く。 そんな風に大切にしていた長男のぬいぐるみ、当然ながら1歳次男も興味津々になる。 長男がもっているとそれをほしがってひっぱったり、悪気はないけど勝手に持っていってしま

あがったハードルを下げる方法

相手の期待をこえるとか、120%成長とか、こう目標を高くかかげることがよいことだとされがちである。 それ自体はべつにいいのだけど、なんでもかんでも高い目標を目指せばいいわけではない。 目標をかかげるには理由がある。 なんらかの成果なり効果なりを出すことが目的で、目標はそれを実現するための手段だ。 だから目標は高いのがいいわけでも低いのがいいのでもなく、目的を達成するためにちょうどいいストレッチ具合の目標を設定するのが大事なのだと思う。 高い目標のほうが頑張れる人もそ

1歳次男のツンデレっぷりが加速しすぎてる

最近、我が家の次男が1日の中で1番たくさん言う言葉はたぶん「しーかっせん(新幹線)」。 まだ発音はよちよち言葉だけど、その割に何がいいたいのかはだいたい理解できるくらい、コミュニケーションに難がない。 わたしのことも早い段階から「ママ」と呼んでいた。 それなのに、ここ最近わたしに向かって「パパ」と呼ぶ。 わざと。 それで、「パパはあっちだよ」とか「パパじゃないですーママですー」とわたしが反応するのがうれしいらしくそうするとニヤーっと笑うのだ。 わざと呼んでるなと思

小2長男のスマブラを推したい気持ち

小2長男に「ママ、一緒にスマブラやろう!」と誘われた。 「ママ、スマブラやったことないからなぁ(そもそもゲーム苦手だし、とくに対戦バトル系は下手くそすぎるし、もう眠い)」 と、遠回しに断ったら「ぼくが教えてあげる!楽しいからやってなみなよ!」と息子をよけいにはりきらせることになってしまった。 でもよく考えるといつもテレビを占領し、わたしがリングフィットアドベンチャーやらせてと言ってもスイッチを貸してくれない長男が一緒にゲームしようと誘ってくれるのはなかなかレアだ。 そ

小2店長が、毎日新キャラクターを描くようになって変化したこと

息子が自分のお店をはじめて1年5ヶ月。 お店をはじめて1年たったときに、お店の振り返りをして、毎日新商品を出す、と決めた店長(息子)はほんとうに毎日お店の新商品用に新しいキャラクターの絵を描き続けています。 毎日描くようになって、いろんな変化があらわれました。 毎日描くことでの新しい悩み毎日描きはじめてすこしたった頃、それまではいつも没頭して複数の絵を描くことが多かったけれど、手がとまりなかなか描けなってしまった店長。 それまで嬉々として絵を描いていた店長がはじめて「

選ぶのは相手

相手に対して提案をするとき、その提案内容を一生懸命考えるほど、提案のはずだったそれが押し付けになってしまうようなことがある。 我が家の小2長男は偏食で、同じメニューでもちょっと味付けがちがうと食べれなかったり、ハマると同じものを飽きるまで食べ続ける。 ちなみにちょっと前までのブームは、いくらおにぎりで、買ってきたいくらがなくなるまで毎日いくらおにぎりを食べていた。 栄養バランスとかいろいろ悩ましいのだけど、ただの好き嫌いではなく、味に対して敏感で予想と違う味や食べたこと

1歳次男の寝言記念日

子どもってほんとに毎日毎日変化する。 その日に気付いたささいな成長も、ドタバタの毎日の中ですぐに忘れてしまったりする。 そんなささいな成長の記録を 1歳次男がはじめての寝言を言った。 夜中、隣で寝ていた次男が知らぬ間にぐるっと90°回転し、顔をけられて目が覚めた。 手で触ってみると布団がどこかにいってしまっているようだったので、横になったまま次男のふとんを探していたらとつぜん「アァパァマ(アンパンマン)」とつぶやいた。 最近の次男はアンパンマンが大好きで、スーパー