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選ぶのは相手

相手に対して提案をするとき、その提案内容を一生懸命考えるほど、提案のはずだったそれが押し付けになってしまうようなことがある。


我が家の小2長男は偏食で、同じメニューでもちょっと味付けがちがうと食べれなかったり、ハマると同じものを飽きるまで食べ続ける。

ちなみにちょっと前までのブームは、いくらおにぎりで、買ってきたいくらがなくなるまで毎日いくらおにぎりを食べていた。

栄養バランスとかいろいろ悩ましいのだけど、ただの好き嫌いではなく、味に対して敏感で予想と違う味や食べたことのないものへの不安が強いということがわかってからは、食べないより食べたほうがいいという結論にいたっている。

そういう意味でブームの最中はぎょうざなりからあげなり、オムライスなり、それが食べられるように常備すればよいのだけど、困るのがブームの終焉が近づいている時期。

本人の中で飽きがはじまっていて、でもそれ以外にピンとくる食べたいものがない状態。

だから、あれは?これは?とたくさん選択肢を提示して提案してみる。

最初は息子が食べたいものを考えて決めるサポートをしてるつもりなのに、いろいろいっても「これ!」という返事が返ってこないと、じゃあこれでいい?と勝手に決めようとしたり(そういうときはだいたいうまくいかない)、勝手に提案しておいてもう知らないと思ったりする。


逆に、過去にブームがあったけど最近食べてなかったメニューをどうせ食べるって言わないだろうなーと思いながら提案すると、するっと食べるという返事が返ってくることもある。


決めるのは相手だし、内容だけでなくタイミングという要素もある。

つい人の行動や意思決定をコントロールしようとしてしまうようなことって、子育て以外にもあって、そういう自分に気づいたら、立ち止まって深呼吸したいなぁと思った出来事だった。

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