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てんぐの五輪観戦記:見れて良かったな、このオリンピック(追記でてんぐのDiscordサーバーへの案内あり)

 パリオリンピックもついに閉会しちゃいましたねえ。
 世界で戦火も災害も絶えてないときに平和の祭典というのは欺瞞じゃないのか、という声もありました。てんぐも正直に言うとそんな声に影響を受けないではなかったんですが、それでもあの開会式を見てからは「このオリンピック、面白くなりそう!」って確信しちゃいました。

 見てるだけの方でこうなんですから、選手の方のテンションもずっと、そして軽やかに高まってたんじゃないかな。
 それを証明するのが、今大会での日本の過去最多のメダルラッシュでした。

 今大会での日本代表を見てると、何よりもオリンピックを、スポーツを、そして他国のアスリートやファンとの交流を楽しめているのを感じました。
 いつの間にか、日本においても、アスリートの世界から軍国主義の亡霊ともマチズモの投影とも言える体育会系根性論は過去のものとなっていたんでしょうか。だとすれば、これは日本社会全体に対しても大きな道標となる。そんな希望も湧いてきます。

 こういう眩い光景を見てると、ジョン・レノンがイマジンで歌い上げた理想は、もうここに、国という「大きな物語」の枠の中に生きる自由な感性を持った人々、その集合体としての“社会”の中に、現実として存在していたのがわかります。
 そうそう、イマジンと言えば、こんなニュースもありましたね。

 オリンピックという祝祭の影で世界に災禍が絶えていないという現実、あるいは「オリンピックという国別対抗戦は自国への国粋主義と排外主義に結びつく」という決めつけは、議員や官僚や文化人だけでなく政治を語る一般の人々まで含めた“政治”の側が、この“社会”の変化に追いつけていないだけ。
 そもそも、オリンピックを楽しんでいる人々が、その災禍に心を痛めていない、忘却してしまっていると決めつけるのが、“政治”の側の傲慢と偏見のあらわれではないか
 てんぐ自身、三年前の東京大会のときは“政治”の側に立って、偏見で視聴ボイコットする側でした。そんな自分を反省し、オリンピック観やスポーツ観、さらには社会観を大きく更新し続けた二週間でした。

 だからこそ、この奇跡の写真に誇りと愛情を強く感じたんでしょうね。

 こんな写真、よく撮れたもんです。

 とにかく、本当に楽しいオリンピックでした!
 選手と関係者の皆さん、ありがとう!

 さて、オリンピックは閉会しましたが、今月末からはパラリンピックも始まります

 こちらでは、どんな感動と高揚が待っているんでしょう。
 今から楽しみです。

追記その1:てんぐの五輪観戦記まとめ

 せっかくなので、てんぐの五輪観戦記を改めてご紹介します。

 こうしてみると、グリーンチャンネルの馬術中継がパリオリンピックへの興味のギアを引き上げたって感じがします。今大会で一番熱心に見てたの、実はこれじゃないかな?

 あと、記事にはし損ねましたが、サッカー決勝のフランス対スペイン戦も配信視聴してました。

 大体こんなカード、ワールドカップの方の決勝だと言われたって不思議はないですからね。そして敗れたフランスも、サッカー世界大会では本戦とも言えるワールドカップの方では絶対に借りを返しに来るでしょう。あちらで再戦が実現したら、燃えそうです。

 その他、セーリングやBMXフリースタイル、スケートボードなども少々見れました。NHKプラスやTverのおかげで色々な競技を見ることはできましたが、それでも「もっと色々な競技が見たかったなあ」と思っちゃいます。

 繰り返しになりますが、本当に楽しいオリンピックでしたし、だからこう思うんでしょうねえ。

追記その2:てんぐのDiscordサーバーでオリンピックの話をしましょう!

 パリオリンピックの話題をまだまだ反芻したいという方、あるいは他のスポーツの話題も触れたいという方。
 そういう皆様を、てんぐがDiscordに開設してるサーバーへご招待いたします。

 他にも華流エンタメやTRPG、映画や国内外ドラマや有電源ゲームなどの話題を扱う場も用意しておりますし、お気軽にお越しくださいませ。

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