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幼児の精神、青年の容姿、老人の行動

こんにちは。現在絶賛アダルトチルドレン脱却中の怒雨です。

最近やっと自分の問題の原因が何なのか分かり、徐々に生き方が変わってきたのでちょっと今までに分かった事、考えた事をまとめてみます。

幼児の精神

アダルトチルドレンの人は精神が幼少期の未熟なままで止まっている。それは親に甘える事ができなかったり、子供らしい事をさせてもらえなかったという「子供時代の喪失」が原因になっている。

前の自分は、幼少期に甘やかされて育った人は大人になってもそのまま甘ったれの状態になると思っていたがそうではなくちゃんと親に愛情をもらった「子供時代」を経ることによってのみ自己肯定感を得られ、大人になることができるのだ。

私の場合は母親は忙しく、父親は精神病であまり家にいなかったので代わりに厳しい祖父に育てられた。祖父の言う事に従わないと癇癪を起し怒鳴るため、指示をただ聞き、自分の意見を口にしない幼少期を過ごした。祖父は学校の成績が良い時は上機嫌だった。その結果自分のアイデンティティーは「勉強ができる事」だけになり、自分がどんな仕事をしてみたいか、どんな趣味をやってみたいかという事が大人になった今でもよくわからないのである。

それで自分の人生を生きている感覚が無く、被害者意識を持ち子供っぽい欲求を垂れ流す大人になってしまったのだ。

青年の容姿

これは簡単。人間は1年経てば見た目は1歳年を取る。但し、人間の中身はどうか?時間が経ったところで勝手に成長してくれる訳ではない。また、顔つきに人の生き方が表れるというのは最近痛感している。自己肯定感が低く、自分の人生の課題から逃げてきた人は実年齢に対して明らかに幼い顔をしている。「童顔」と言われて喜んでいる内はまだガキなのかもしれない。何かを成し遂げた人、会社で成功している人は「修羅場を乗り越えた」という自信・経験のある顔つきをしている。

自分の場合は大学の研究室での過ごし方が最悪であった。それまでの人生と同じく学校の様に行けば何かを教えてもらえる場所だと思って行ったが、そこでは自分が主体的に動いて経験を積まなければ成長は無い。自分でストレスが溜まるかもしれないけど、成長できる機会から逃げているので目がのっぺり、口はへの字で皺が無い何とも気色の悪い童顔になってしまう。

老人の行動

老人は、今まで生きてきた人生に習ってて行動する。そのため、新しいことを覚えようとせず毎日同じことを繰り返す。仕事を引退し、老後を迎えたのならその生き方でもいいだろう。

しかし、例えば20代でこれと同じ事をしていたらどうか?自己肯定感が低く、何かを始めるのが怖い、どうせ失敗すると思って何かを始めないと一生をその精神レベルのままで終えることになる。自分の大学時代や、仕事が上手くいかなくなり始めた時がまさにそうだった。今までの自分のやり方に合わない事はやらない、新しい人と出会おうとしない、自分で何かを勉強して成長しようとしない。若くして既に守りに入っているから結局辛くなるという事に気づかないと本当の地獄が待ち受けている。

この「老人の行動」に関しては自分以外にも多く見受けられた。悟り世代と呼ばれている自分より下の人達はより人生への空虚感が強く、この傾向が強くなるのではないかと心配している。(まず自分をなんとかしなきゃなんだけど)


まとめ

アダルトチルドレンの人は、とにかく「挑戦」が少なすぎる。
「成功」も「失敗」もしていないから人生がどうなるか分からなくて怖い。
なら怖くても行動してみるしかない。
頭で考えて勝手に結末を予想して逃げてきた人生を過ごして上手く行かなかったのだから、さっさと諦めて行動を変えるしかない。

人生の究極的な目標としては何歳になっても青春、ビビらずに何でも挑戦し続ける精神と行動続けていくことなんだと、最近思う。



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