【就職活動】Fラン私文の就職活動の歩き方。就活は理論化できる。【24卒】【25卒】

はじめに

これは私、大根おろしが実際に体験した就職活動の体験談とそれを踏まえたアドバイスである。
特にこれから就職活動を進められるであろう人々に読んでほしい。
そしてこのはじめに、の項には大したことが書いていない上、愚痴だらけなので飛ばしていただいて構わない。

私がこのような記事を書こうと思ったきっかけは二つある。
一つ目は、後に就活することになる友人のため。
二つ目は、単純に腹が立ったからである。

記事を書いている時点では昨日(5月19日)にTwitterを彷徨っているとこんなツイートを見つけた。

ツイ主自身に腹が立ったのではなく、6年前にこのコメントを書いた彼に、そしてこのツイートに寄せる多くの共感に腹が立ったのだ。

この画像主の気持ちもわかるし、怒りの理由もわかる。

確かに理不尽だ、情報解禁ってなんだ、面接解禁ってなんだ、説明会と同時になぜ選考を受けさせられる、情報解禁が始まったらすぐに就職活動が始まる、大学で4年になって自分の研究を始めたいと思ったのにすぐに就活やら何やらで忙しくなる、ふざけるな、日本死ね。

気持ちは痛いほどわかる。私も実際にそう思った。
けれども、よくよく考えれば、その根底にあったのは「早く就活を始めなかった自分」であり、「ある程度勉強して大学に入ったけどもそこから何も考えることなくずっとのうのうと過ごしていた自分」であり、「実際の情報にアンテナを伸ばさなかった自分」なのだ。

自分の怠惰さ、思考停止が招いた結果、将来の漠然とした不安に苛まれながらも目の前に立ち塞がって初めて「こんなはずじゃなかった」「ずっと遊んできたリア充の方が有利だ」「俺だって努力はしてきた」なんて泣き言を喚き散らかすのはクズもクズ、クズ中のクズだ。

何を隠そう、私もクズだ。
大学4年の就活解禁である3月とその直前に危惧して一回インターンに行っただけのゴミだ。
大学で友達を作るわけでもなく、サークル活動にも力を入れず、ボランティア活動をするわけでも、学祭の実行委員になるわけでもなく、ただひたすら家に引きこもり、Twitterに張り付き、友人とApex  Legendsやソシャゲ、ネトゲに塗れた大学生活を送ったクズ大学生、GPAは2.5だし、資格も本だけ買って終わり、TOEICも一回受けたきりのゴミ。

でも、実行力も行動力もなくとも、口先三寸で生き、Twitterに張り付く陰キャなら、陰キャなりの戦い方がある。

これはキモオタク、陰キャ諸兄、クズ大学生に捧ぐ
こうならないための就活攻略書、そしてこうなった時の就活攻略書だ。

自己紹介

前置きが長くなりましたが、就職活動を行う上でスペックというのは大切になってくるので今更ながらお前は誰やねんというnote恒例の自己紹介ステップに入ります。

スペック

趣味:旅行、食べること
学歴:自称進学校の中高一貫校で6年間過ごし、私立大学に進学した文系。(Fラン)
所持技能:TOEIC610点、英検2級、漢検準一級
アルバイト:4年間接客業
サークル・委員会:なし
就活を始めたタイミング:大学4年2月
受けた社数:18社(うち選考予定5社・選考辞退1社)
現時点内々定4社、一次、二次面接突破率100% 最終面接突破率25%
受けた選考(面接)回数:34回(一次選考、二次選考等含む)
       

これ以上書くとある程度特定できてしまいそうなのでこの辺にしておきます。
とまあ、見れば見るだけ「何もやっていない人」。
本当にグランブルファンタジーとApex LegendsとValorantの大会観戦、趣味の旅行・読書以外何もしていない。
就職活動に使える武器は0、一個だけずるいのはあるが高校時代の経験なので割愛します。

そんな武器0、経験0、コミュニケーション能力0、就活を始めたタイミング最悪の自分がどうやって就職活動を行ったのか、話していこうと思います。

私の就活スケジューリング

要約

・就活一年間違えて、合説行った事がある。
・インターン、結局直前になってからやった。
・3月、4月は就活漬け、説明会は無限に受けた。
・3年の夏・秋冬インターンには行っとけ。
・何も着手してない崖っぷちマンは、直前にインターンなんでも良いからやろう。

まず大まかに、私の就職活動のスケジューリングについてお話しします。
私は、就職活動を一年勘違いしており、3年の3月1日にスーツを着て合同企業説明会に参加したことがあります。
しかしこの経験は無駄ではなく、合同説明会に漠然とした意識で行くと徒労に終わるといういい経験を得ました。(周囲には散々いじられたが)

インターン経験

大学3年7月
財閥系コンサルティング業長期インターンの選考に応募(2社)
両者とも書類は通るも、面接で不合格。
その時の私の志望理由がこちら

これは…何…?

見返しても我ながら酷い志望動機ですね。
作成時間見て貰えばわかると思うんですけども午前3時10分。
面接前日にぜーーーーーーんぶ作りました。
この志望動機のダメなところは、意識にしか共鳴してないことです。

主にインターンシップで書くべき志望動機は
1.事業内容の正しい理解
2.事業内容への正しい興味
3.自分がそのインターンシップを通して何を得たいか
を端的かつ明確に表現する必要があります。

それを踏まえて上記の志望動機を見返すと、
長い!!!!!!!自己PRでやれ!!!!!!!
ってなります。

余談はここまでにして、こんなんで受かるわけないです。
自分はこれできっちり書いたつもりだったので不服に思うわけですが、この自分の志望動機をアウトプットする行為自身は無駄じゃないのでどんどんインターンには参加しようって話を次の項目ですると思います。

ちなみに私の大学3年の就職活動は、インターンシップに落ちて終わりです。

大学4年2月
絶対に行かない企業のインターンシップ(1Day)を5社受ける。
これが大分明暗を分けたと思っています。
よくわからないグループワークや意味のない業務体感ワークを通して、グループワーク基礎力、インターン経験を得ました。
また、興味のない業界(この時点では全て)の業務について知ることができ、視野は広まったと考えています。
特にインターンに行ったって事実は就職活動をいつ始めたのか?という面接の質問に対して、ハッタリをかませるので大事です。
深掘りされても経験があれば大丈夫!

就活セミナー、キャリアセンターの利用

大学4年2月
マイナビ:自己分析セミナー、自己PR作成講座、
大学主催:企業説明会、面接対策セミナー
これには特段意味はないですが、やってる感が出るのでおすすめです。
一つ意味があったと思えたのは大学主催の面接対策セミナーです。
どんなことがあっても、大学のキャリアセンターはあなたの味方です。
なぜなら、大学側としては就職実績を大切にしますし、企業から貰ってる金よりも、私たちが払ってる学費の方が多いので学生の味方でいます。
逆にマイナビやリクナビ、新卒エージェントなんてもんは9割味方の顔した敵か、無能な味方です。
マイナビのいうことは真に受けず、説明会の予約と企業情報を見る時の一例にするくらいにしときましょう。
あと、大学主催の企業説明会は志望業種があるならチラ見しときましょう
OBOGの評判がいいのでいい感じの学生採りに来てます、特別選考ルートもあったりするので。
僕は興味なかったんで行きませんでした。

説明会、選考経験

大学4年の3月1日
就職活動解禁。
私は就職活動解禁と同時に去年と同様に合同説明会に行きました。
まあ目的がないのでほぼ徒労なんですけども、いろんなノベルティー(水筒、デスクライト、ボールペンなどなど)もらえて楽しかったです。
あとは実際にスーツを着て、企業の話を聞くっていう学生から就活生へとスイッチを切り替えるチャンスだったりもするので行くだけ行くのはアリです。

大学4年の3月から4月
ほぼ毎日説明会で埋めました。
後述しますが自分の志望業種を決定したのでそこに向かって、会社の規模に関わらず只管スケジュールを圧迫しました。
興味のない選考も受けまくりました。
一次選考や二次選考の闘い方を覚えるのに最適なので、限界崖っぷち就活生は真似してください。3月なんて春休みなので毎日説明会受けられると思います。
特にオンラインなので間1時間しかないスケジュール組んでバチバチに説明会、選考漬けにできます。
逆に十分準備ができてる人はわからないです。十分準備ができてても、自分ができてるって思ってるだけだと思うので無限に説明会入れるのはありだと思います。
説明会プラスグループ面接みたいなの受けるといいのかも?

ここまででお分かりいただけたとおり、就職活動は就活情報解禁と同時に始まりません。
サマーインターンや秋冬インターン、ここに参加しないことには絶対に後手を取った状況ではじめさせられてしまうのです。
そういう押し付けを強いられている社会を呪っても改善するわけではありません。
じゃあ、やるしかない。そういうことです。

余談ですが、自宅モニターに設置するカメラが後ろの汚い部屋を映してしまうので配信者用みたいなスクリーンを買いました。
これがあるだけで片付けなくて良くなるのでおすすめです。

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オンラインに置ける最強アイテム

一次選考、二次選考の闘い方、そして最終選考の闘い方については後ほど解説します。
次の項では割愛した、志望業種選定についてお話ししようと思います。
なっがい自分語り始まると思うのでそこは一旦スルーして志望業種の絞り込み方にとんでもいいと思います。

スタートライン、志望業種選定

要約

・私は志望業種の選定は「セカンドキャリア」を見据えて、短期間で経験が積めるものを選んだ。
・インターンシップには行け。
・インターンシップがない崖っぷちなら、説明会を大量に受けて、しっくりくるものを選べ。

私の志望業種決定

見出しにもある通り、これまで何もしてこなかった私にとって一番悩み、苦しんだのはやはり、志望業種の選定です。
これを行ったのは漠然と大学4年からなので最悪も最悪。

そもそも、働きたいわけでもないのに働く業種が決まるはずがない。
好きなことから考えろと言われても、ゲームをするのが好きでも作るのが好きなわけじゃないし、今から基礎知識を身につけるのなんて無理。
旅行が趣味だから、旅行会社で働きたいかといえば、旅行のプランは自分でドタバタ決めるのが好きだし、計画性は0に近い旅行をするのが旅の醍醐味だとすら思っている人間がパッケージプランの売り込みなんかできるはずがない。

これについては就活解禁ギリギリまでずっと悩んでいましたが、至った結論は、e-sports業界に携わりたい。でした。
元々ApexやValorant、R6Sの大会観戦が好きで友人と騒ぎながら見ていたことも多くあり、深夜に大声を出すので、実家暮らしの私は両親にこっぴどく叱られたこともあるくらいには熱中していました。
特にその業界に魅力を感じたのはe-sports業界において尊敬する人がいたというのも大きいと思っています。
しかし、e-sports業界なんてそもそも採算が取れてない、安定もしていない、運営側だってどブラックで寝てないなんて日常茶飯事だと友人に聞いたことがありました。
そして、そんな業界は新卒採用をやっている筈がないのです。

なら、セカンドキャリアを見据えたファーストキャリアを積む。
そのための就職活動にしよう。
そう舵を切った瞬間、するべきことが明確に定まりました。
業界に必要なスキルや中途採用情報を漁り、ひたすらルーズリーフに書き殴り、やるべきことを明確にしました。

たどり着いた結論は、企画・営業職。
陰キャオタクの対極に存在するような仕事ではありましたが、自分が身につけるべき、コミュニケーションスキル、ビジネスマナー、ビジネススキル、企画力、柔軟な思考、多くの人と関わり得られる経験値も多い仕事になると考え、そこを目指して、就職活動を進めていくというふうに志望業種を絞り込みました。

しかし、間違いなくこれが参考になるという人はごく一握りだと思います。
同じ業界を目指しているか、自分の中で確固たるビジョンがある人間だけ。
では、一般的にどうすればいいのかについてお話しします。

志望業種の絞り込み方

これについてはこと実戦に尽きると思います。
只管インターンに行くというのが1番手っ取り早いでしょう。
これこそが4年になってから就活を始めてはいけない理由です。
3年の夏、秋、冬。この時期が一番インターンが活発に行われる時期を逃さず、参加することが志望業種を絞り込む早道だと思います。
私は4年になって慌てて2月頃1Dayインターンというものに参加しましたが、ぶっちゃけインターン自身に意味はないと思います。

しかし、インターンシップは参加することが重要なのです。
インターンシップがどのようなものか理解し、インターンシップの価値を確定することで就職活動を有利に運ぶことができます。
(どういう意味かは各々の理解に任せます!ただ、人間は一度も経験したことのないものを知っている他者に対し説明することはできないので…)

勿論、就職活動を円滑に進める上で志望業界が3年時点で定まっている人はその業界のインターンシップを受けることで内々定を掴み取るまで行くことができるので有効であるし、志望業界が定まっていない人においては志望業界の絞り込みに役に立つと思います。

しかし、両者において言えるのは、なるべく広い業界のインターンシップを経験しておくべきだということです。
興味のない業界は1dayの意味があるのかないのかわからない、実質説明会のようなものを聞くだけでいいです。
体感型ワークという謎のワークに取り組む事も以後のグループ面接において実際に役に立ちます。
視野を広げることで、自分の志望業種以外にも就きたい職業が見つかるかもしれないし、志望業種のない人、働きたくない人には多少ましに思える業界だって見つかるかもしれないので実際、インターンには参加し得みたいなところがあります。

長期のインターンであれば、選考があるので、その選考体験が、選考に対する経験値を積むことにつながります。
これは、実際に志望動機を生み出すことや、自己PRを考えること、そしてそれを相手に伝わる形でアウトプットすることの練習になり、非常に効果的です。

経験は模擬練習でも積めますが、本番の方が高い経験値が積めます。

本番ならではの緊張をした時にどれだけの実力が発揮できるのか、そして、何が足りないのかなども実際に経験するまで分かりません。
インターンの選考は実際の採用面接よりも門戸が狭いという説まであります。
なので真剣に準備し、対策を打つこと。これによって得られる経験値は計り知れないところがあるでしょう。

話は逸れましたが、インターンシップに行くことが志望業界を絞り込む一番の早道と言えるでしょう。

SPI・適性検査の罠

SPIや適性検査はよく名前だけ知られることが多いですが、私はこれに直前も直前に触れ、とても後悔しました。
SPIや適性検査においては基礎学力や基礎的な思考力しか問われないと聞いていたので、「直前に対策すればいい」とたかを括っていたところ、火傷しました。
これらの検査で落ちたことはないのですが、ひたすらに物量が多く、舐めていると痛い目に遭うやつでした。

SPIの対策においては、マイナビに登録すると2年間ぐらいずっとSPI対策の問題を常設で、試験を一定期間限定で出してますのでそれをコンスタントに続けるといいと思います。全国ランキングとかもわかるのでそういうのが好きな人は結構ハマると思います。
あとは、大学やマイナビのやるSPI対策セミナーとかで解き方や考え方をおさらいしていくと難なく突破できる内容なので、本とかを買ってまで対策するものではないです。(内容は小・中レベルの国語算数です)

また、適性検査については「自分のなりたい理想像」になりきって、その人ならどんなことをするんだろうみたいなことを想定しながら、受ければいいと思います。ぶっちゃけこれで落ちることはそうないと思います。
こんな意味わからん性格診断で落とすような会社はやめた方がいい。

説明会の歩き方

要約

・説明会は選考の入口、毅然とした態度で。
・服装はスーツが無難。私服指定に気をつけて。
・相槌、考えてるポーズでよく目立て。
・企業理念・事業内容にフォーカス。
・Windows+Shift+Sでzoom画面をキャプチャ。

説明会の臨み方、服装など。

志望業界が定まった後は3年はインターン、4年は説明会に参加すると思います。4年は定まってなければあらゆる業界の説明会に参加してください。

ではそんな説明会の歩き方について説明していこうと思います。

企業説明会は100%、就活生のためのイベントで、よく選考の入り口となります。
進行を担当していた人事の方が、一次選考の担当者だった。なんてこともざらにあります。

つまり、説明会段階から選考は始まっているのです。

では、そんな説明会、厄介な点が1点あります。
それは服装指定です。
これについては、企業側はそこまで気にしていないらしいですが、気にする企業もあるとは思うので書き添えておきます。

服装自由はスーツ私服参加可能はスーツ推奨で、私服とはビジネスカジュアルです。
決してパーカーなどのことではないです。
逆に服装:私服ならネクタイをつけないキレイめの服がおすすめです。

本当にどうでもいいと思ってるところもあると思いますが、浮かないことやTPOを弁え、ビジネスシーンだと理解してますというアピールになるため、減点対象に決してならないため、スーツは無難で楽なのでおすすめです。

あと下半身100%映らないのでパジャマでいいですよ。立って?とか言われたらそんな面倒くさい企業お断りしましょう。

説明会の臨み方、態度

話を戻して、説明会の歩き方について、何を聞き、何をメモし、説明会中どんな態度でいればいいのかなどをお話していこうと思います。

まず、終始一貫して、相槌を打ったり考える動作を行いましょう。
オンライン説明会、メモをとる人はいれど、不動の人間が多いです。全員石像。
そんな中で一人でも相槌を打ったり、考えてる身振りをする人間がいたら、プレゼンターは安心するし、いい意味で目立ちます。
そうすると人事の方に覚えてもらうことができたりします(私は実際、それで覚えていただいていたことがあります。名前が特徴的なのもあると思いますが)

とにかく、よく目立つこと。
これを意識して、説明会に臨むことで相手に良い第一印象を与えることができます。

説明会の臨み方、メモのとり方

説明会に臨む理由は、間違いなく企業について知りたいからです。
そんな説明会、せっかくなら志望動機や自己PRを作るために活かせる経験になるといいですよね。

なので、そういう記憶のフックの作り方を3点ご紹介します。
・企業理念、事業内容はしっかりメモをとる。
・メモを取ったときのスライドはスクショで保存
・プレゼンターの名前もメモする
たったこれだけです。

他のスライドでありがちな、企業の成長率だったりに関してはほぼメモしなくてもいいです。
したかったらしてもいいですが、目的はスライドを見たときに何を言っていたかをざっくりでも思い出す鍵にするためなので、残しておく意味はあまりないです。

なぜ、中でも企業理念と事業内容だけメモを取るのかについてですが、それをそのまま志望動機にすることができる魔法のワードしか出てきません。

プレゼンターをやるのは基本的に現場の優秀な人間なので、熱意を持って解説をしてくれますから、そのままの熱量を保持した言葉を保存できるのです。あまりにもコストパフォーマンスがいい。

おすすめのメモのとり方でした。

説明会の臨み方、質疑応答編

質疑応答において、最良の第一印象を与えるのに必要なものは、良い質問ではありません。

最初の一人目の質問者になることです。

先陣切って、質問をすることの難しさを人事の人も知っていますし、「最初に何かをした人」は覚えても、「3番目でいい質問をした人」なら、前者のほうが印象に残りやすいです。

どんな些細なことでも良いので、説明されていないことを質問しましょう。
「一日の仕事のスケジュールを教えて下さい」でも、「これまでの経験の中でやりがいを感じる場面を教えて下さい」でもなんでもいいです。
ひたすら、先頭を取りましょう。

良い質問はそのうちできるようになります。
最初は気にせず、ハナを取ることを意識しましょう。

また、良い印象を与えるということでもう一点。
説明会に存在するレクリエーションでは、率先して活動に参加しましょう。
説明会でやるレクリエーションは9割近く、トライすることに重きをおいているものが多いです。

以上が説明会の歩き方のコツになります。
これらを踏まえた上で志望動機や自己PRを作る、対策フェーズに入っていきます。

実戦、一次・二次選考の攻略

要約

・志望動機作成には、企業理解が重要。
・自己PR作成は「拡大解釈」とエピソードの「具体化」で乗り切れ。
・一次面接、二次面接は日本語で会話ができるかを試される場。
・面接は対話の場所、相互理解の意識を大切に。
・対話をするにも、相手を理解していないといけない
 相手を知り、自分を知ることで話すべきことがわかる。
・逆質問は、逆面接。君が面接官になる番だ。

志望動機作成編

実際に自己PRや志望動機を作っていくフェーズに入っていきます。
自己PR・志望動機において、両者に共通する大切なポイントがあります。
それは、企業理解です。
「出た出た、企業理解。マジで意味わからないよね、そもそもやってることなんてわからないし、実際に業務に携わらなくちゃマジで何していいかわからねーわw」
私も最初はこの考えでしたが、実際のところはそんなに難しく考える必要はなく、抑えるべきポイントはたった2つです。
この2つを抑えれば、企業研究は面接前の30分あればできます。

一つ目は「企業理念」の理解です。
企業理念の理解については、説明会に参加することが最も大切です。
説明会に参加すると、絶対に一回は触れられる「企業理念」。(むしろ企業理念について一回も触れないような会社は選考に進むことを辞めておきましょう。人事や社員まで理解が下りてきておらず、社長や会長の独断で会社が動いていたり、裁量が少ないことが多いです。)
説明会においてどういった意識でこの企業理念が掲げられているのか、それにおけるMission(解決すべき課題)、Vision(中長期に置ける目標)、Value(その会社がもたらす社会的価値)は何なのか。
これらについてしっかり理解して、志望動機に組み込むことが大切です。

例えば「事業を通して、社会に活力を」というふわっとした企業理念であれば、新卒採用サイトのTop Messageを見て、「事業活動を行うことで【納税によって】社会に活力をもたらす」のか「事業活動【そのもの】を通して社会に活力を与える仕事」なのか、そういった判断を下し、志望動機に組み込んでいくそういったことが大切です。

特に「自分の就活の軸」や「向上心」などをベースに志望動機を作っていくのが汎用性が高く、おすすめです。
具体的に就活の軸や向上心の枠を埋めると、「社会に貢献したい」や「入社後すぐに活躍したい、そのために貴社の育成システムが使える」といった要素をアピールしつつ、「企業理念」に対して書き添えることでその企業にだけアプローチすることが出来ます。

また、志望動機を書く際には結論ファーストが圧倒的にウケがいいです。
それまでが長いと飽きてしまうので。
「私は〜という点から貴社を志望します。
なぜなら、貴社は〜〜といった点で業界全体よりリードしており、私の就職活動の軸である〇〇を達成しようと思った時、貴社が最も合致していると考えたからです。」
みたいな書き方の方がウケがいいらしいです。
そうなんだーって感じで適当に書くのがいいと思います。

ここからは私の個人的な意見にはなりますが、就活サイトや就活本などで書いてあるウケがいいっていうテクニックみたいに書かれているものは、ざっくり一般論になるものです。
そういう情報にみんなアクセスするし、みんな真似するのでそれが一般化し、右に倣え的に整った書式の志望動機がいっぱい生まれます。
人事の人もそれをわかってるので多分整った書式の志望動機を見るのが日常になるし、あえて外した志望動機書くと目に止まったりしそうですよね。
まあ、あんまりやらない方がいいとは思いますが。
余談はここまでにして次に行きます。

二つ目は事業内容の正しい理解です。
事業内容の正しい理解、と言われても「実際に働いたこともないし、文面だけでどういう事業をしていて、どういったビジネススタイルで収益を得ているのかなんて把握しきれない。」
この意見が出てきた時点で100点満点です。
なぜなら、大切なポイントはその2点だからです。
「どういう事業」をしていて、「どうやって収益」を得ているのか。
顧客は法人なのか、個人なのか。商材は有形なのか、無形なのか。
商材を作る側なのか、完成した商材を売る側なのか。
基本的なことですが、整理してまとめておく事が大切です。

例えば、人気企業でよくある志望動機では「御社の〇〇という製品が好きで、御社を志望いたしました!」ってのがよくあるらしいです。
これに欠如している視点は、「その製品によって収益を得る側の視点」です。
確かに開発に期間をかけたであろう商材を褒められて、企業も悪い気はしませんが、一緒に働こう!とはならないですよね。

仮に商品に惹かれたにしても「私が御社を志望した理由は、御社の〇〇という商材に私の人生は大きく支えられ、今度は私も御社の商材の良さを多くの潜在顧客にアプローチし、私が以前救われたように、多くの人の生き方に寄り添いたいと思ったからです!具体的には〜〜」といった志望理由なら多少売り手側の視点も入っていて良いと思います(結局あんまり変わらない気もしますが。)
ちなみに余談ですが、上の志望動機文にはこれから話すテクニックも入ってます。どういうテクニックなのかも考えながら読み進めてくれると嬉しいです。

話は逸れましたが、上記の商品による志望動機は「どんな商材を扱っているか」はわかっていても、「どうやって売っているか」「誰がターゲットであるか」といったビジネスの目線が欠如しています。
そういう志望動機を作らないためにも、「なぜ」「何を」「どこで」「どのように」「誰に」「いつ、多く」売っているのかという5W1Hの考え方を持って、志望動機を作成すること、これが一次、二次を突破する鍵となってきます。

では実際にちょっとしたワークをやってみましょう。
パッと今頭に思い浮かんだ企業の採用サイトに行って「実際にその企業を志望している」体で志望動機を考えてみましょう。

書けましたでしょうか?
志望動機を作る上で、何も紙に書き出さずに書いた人。
1次選考は通るかもしれません、でも2次選考では80%くらいの確率で落ちます。

志望動機には「一貫性」「主体性」「熱意」
この三つが重要視されます。面倒臭いですね。
特に一貫性については禁忌肢問題です。
加点要素ではなく、間違えたら一発ドボンのめんどくさい要素。(これを逆手にとってどんどん解像度を上げていくっていうテクニックもありますが、一般論的ではないので割愛。気になる人はDMとかで聞いてください)

では、志望動機を作った形跡を残しておかないとどういうことになるか、分かりましたよね?
ある企業の一次選考と二次選考の間には多くの企業の一次選考が挟まり、多くの志望動機を書くこととなり、どんな志望動機を言ったか、明確に思い出せなくなります。
特にある程度業種が絞れてくると、大体ほとんどおんなじようなことを言うことになるので、尚更です。

なので紙に思考の跡を残すこと、それ自体が重要になってきます。
私は応募企業×選考回数分のルーズリーフを作成し、思考の跡を残しました。
逆にこれさえできてしまえば、企業研究・対策は面接前の30分で終わります。

おすすめの書式は

・会社名:株式会社ほにゃららとか書く。
・企業理念:
採用サイトのTop Messageを読み込む。
抽象的なことが多い企業理念を噛み砕いて具体化する。
・事業内容:
めんどくさがらずに全部書き出す!
主力事業は絶対に把握。主力事業に興味があるというだけで相手が欲する人材になれます。
・企業の強み
ざっくり主力事業まとめ、あとは自分が魅力に感じる点を書く、福利厚生とかでもいい
・志望動機
ここはしっかり書く。
細かいところは端折ってもいいが、絶対に文章としてまとめておくこと。
サボってもいい文字列:御社を志望しました、と考えましたなどの文末
サボっちゃいけないやつ:それ以外

と、ざっくりこんな感じです。
架空の〇〇株式会社について私が書いた字の汚いメモを載せるので参考にしてください。

5分ぐらいで書いた、めちゃ字が汚い。

このように上記二つを完璧にすることで志望動機の作成は意外と簡単に思えてきます。
あとこれはちょっとした裏技ですが、採用サイトにある社員インタビューを見ると、「なぜこの会社を志望したのか」のような設問があったりするのでそれを参考にするのも良いでしょう。
では、自己PRはどうでしょうか?
特に苦手意識が強い方が多いと思います。
そもそも頑張ってきたことがない、目立った実績がない。
そういう点から嫌厭してる方も少なくないでしょう。
私もそうです。目立った実績も頑張ってきたことも多くないです。
ならどうすればいいか。
その鍵は「拡大解釈」が握っています。

自己PR作成編

前項で触れた「拡大解釈」
これが本当に大切です。
当然のようにみんなが暗黙で使っている上、基本的に取り繕うことになるため就活サイトとかでは非推奨とか色々書かれてましたが、私が受けたグループ面接では私以外全員がバイトリーダーで、バイトでは後輩の教育に力を入れていて、全員から信頼される人情の厚い人物で、部活動の部長をしていて、サークルの長として窮地を救っていて、学園祭の副実行委員長や実行委員長なのでみんな使ってます。そんなわけがない、マジで。

拡大解釈については少し長くなるので、先に一般的な自己PRの作り方について触れていきます。

まず、結論ファースト。
多くの就活サイトとかで言われている話ですが「私の強みは〇〇です」から始めましょう。ぶっちゃけテンプレートを面接官も聞き慣れているので大した問題はありません。逆に奇を衒って変なことする方がだるいです。
そういう段階ではないので。

特に「強みはどんな環境でもずっしりと構え、慌てず臨機応変に対応する柔軟性です」みたいな形容詞こってこてに盛って差をつけろみたいなこと書いてありますが、ぶっちゃけウザイだけです。やめましょう。
盛らなくても、話を聞けばざっくりわかるのと、そんだけ誇大して出てくるエピソードしょぼかったら竜頭蛇尾もいいとこなので。

実際に基礎を押さえたところで、自己PRの必勝法を教えましょう。
付け焼き刃の形容詞より、聞き慣れたテンプレートよりも相手に具体的かつ想像を喚起させてエピソードを展開する最強のキリングワード。

それは「数字」です。

実際に自分が携わったことで以前こうだった「数字」がどれだけ増えたのか。(倍率で表現できると最高!)
それをアピールするだけでグッと物語に具体性、実在性、介在性が現れます。

例えば、この自己PR

私の強みは、多くの個性を取りまとめる「調整力」と「柔軟性」にあります。
その強みは所属している音楽サークルの問題改善で発揮されました。
私は、先輩が引退する際にこれまでの0から始めてサークル随一の演奏力を手に入れた努力とよく周りのこと見ているという視野の広さを買われ、次期サークル長として指名されました。
ですが、私が入会した時と打って変わって、サークルにはやる気のない人が多く、この現状をどうにかしなくてはいけないと考え、アプローチを行いました。
一つ目は、連絡の徹底です。
私たちのサークルでは、活動時の部屋の予約の関係も相まって活動日時が直前になってしかわからないという問題点を抱えていました。
なので、この活動日時を明確にし、その日時を周知することを徹底しました。
二つ目は、部屋予約の明朗化です。
私たちの他にも音楽サークルが2つあり、それらのサークルと活動部屋を共有しているため、前述の通り活動日時が明確にできない、そういった問題があったため、他2サークルのサークル長と綿密にコミュニケーションをとり、サークルの構成員と協力して部屋予約を明朗にできるサイトを作りました。
これによって活動日時を明確にすることができました。
三つ目はサークル員とのコミュニケーションを徹底しました。
サークル内ではモチベーションの差が激しく、練習のやる気によっては衝突することも少なくなかったです。
なので、密にコミュニケーションをとりフォローアップを行うことや明確な目標を立て、それを達成したら終わりにするといった終わりの明瞭化に努めることで音楽サークルに活気を戻すことができました。
これらが私の強みが発揮された場面です。
御社ではこのような強みを活かし、〇〇していこうと思っています。

何も伝わってこない。
何?結局どうなったん?活気が戻ったって何を基準に?
話がとっ散らかりすぎて全く集中できない。アピールしたいのは調整力と柔軟性なのに努力できるってところも見せたいの?視野の広さも見せたいの?この人が本当にアピールしたいのはどこ???
そう思いませんか?

何を隠そうこの文章、なるべくできるだけ具体的な数字を排除しました。
文章構成は完璧なんですが、数字を全て排除して文章を作ると如何に頑張っていても、全部フワッとした、何を頑張ったのかがわからない文章が出来上がります。ではそれらを踏まえてどういった点を改善していけばいいのか、確認しながら答えを見ていきましょう。

私の強みは、多くの個性を取りまとめる「調整力」と「柔軟性」にあります。
その強みは所属している音楽サークルの問題改善で発揮されました。
私は先輩からこれまでの頑張りが認められ、次期サークル長に指名されましたが、私が入会した時と打って変わって、やる気のない人が増え、サークルに所属している人数は60名居るのに、実際に精力的に毎回の練習に参加している人数は10名ほどしかおらず、この現状をどうにかしなくてはいけないと考えました。
その中で二つの問題点に気がつきました。
一つ目は、活動日時が曖昧で直前にしかわからない点、
二つ目は、やる気がない人が多く、練習に参加する人が少ないという点です。
これに対してまず、活動日時の明確化のためにアプローチを行いました。
活動日時が曖昧で直前にしかわからない点を紐解いていくと大きく二つの問題がわかりました。
私たちの練習には防音室を借りる必要があるのですが、私たちの他にも音楽サークルが二つあり、そのサークルと部屋の共有を行なっているため直前にならないと練習できる日時がわからないという問題点、そのため連絡が遅くなってしまい、必要な楽器を用意するタイミングで連絡が行き届いていないといった問題点がありました。
これらを受けて私は、他2サークルのサークル長と連絡を取り、部屋予約を明確化できる予約サイトを共同して作りました。
これによって、練習時間を明確化し、連絡も迅速に行うことが出来、この時点で約30名ほどが参加してくれるようになりました。
次に練習参加者が少ないという点についてアプローチを行いました。
これは実際に練習に参加していない30名と練習に参加してくれるようになった20名に実際に話を聞くことである問題点が浮き彫りになりました。
その問題点とは練習終了時間が明確でないため、参加するとアルバイトのシフトや自分の事情に間に合わないことがあるといった問題点です。
確かにこれまでこの一小節が終わるまでは帰れないだったり、練習がずるずる伸びるということが多くありました。
つまり、やる気がないのではなく、前者の伝達不足に加えて、終了時間が明確でなかったため実際に参加することが難しかったといった点があったのです。
なので、これについては下がってしまった人たちのモチベーションのケアを行うために密にコミュニケーションを行うことに加えて、練習時間を最長でも4時間にするというメリハリをつけることを大切にしました。
これらの努力によって、活動60名全員とはいきませんでしたが、54名の方が今でも精力的に練習に参加してくれています。
今年からは1年生が12名入り、後輩の育成に力を入れることも楽しみです。
私はこのような強みを御社の〜〜で活かしていこうと思います!

どうでしょうか?
実際にやったことの明確化、そしてそれによって練習に復帰した数字、注目してほしい時には言葉を溜めることで飽きさせないエピソード作りになっていると思います。文章自体は前回よりも伸びているのにスラスラと読めるような文章になっているはずです。
これが数字がもたらすマジックで、どんなエピソードにも数字を携えること。
「数字」が最も肝要といっても、過言で無いでしょう。

ちなみに、このエピソードは全て創作です。
私は音楽サークルに所属してないし、サークルの飲みサーだったのでコロナで自然消滅しました。
ただ、複数回行った真面目なサークル活動(ディベートや議論)によって「拡大解釈」することに成功しました。
では、数字の重要性がわかったところで、「拡大解釈」についてお話ししていきましょう。

「拡大解釈」、そのコツは観察力と妄想力にあります。
例えば、Apexでランクマッチ回してダイヤティアになりました。っていうのとApexでランク回して世界でも6%の人口しかいないダイヤティアに到達しました。っていうのあまりにも印象が違いますよね。

これについては数字も絡んできてはいるのですが、何よりも「世界で」と無理やり規模をでかくしたこと。
これが拡大解釈です。
これを使いこなせば、全員がバイトリーダーとして業務に従事することも、全員がサッカー部の部長になることも夢じゃありません。

例えば、居酒屋でアルバイトしてるとしたとき、あなたが「Aさん、4番卓に生ビール2つと枝豆出しといて!」と言った時、もう既にあなたは「視野が広く」「的確な指示を出す」バイトリーダーです。
また、こんな例はどうでしょう。
あなたがある企業の事業に興味を持ち、事業の情報発信にアンテナを張ったり、それについてニュースを見た時、あなたは既に「事業の研究を専門で行う」研究者です。

これが「拡大解釈」です。
マインドはざっくり理解できたでしょうか?

では、バイトリーダーになるには店長や先輩後輩バイトに厚い信頼を得たり、研究者になるには、実際に教授やゼミの友人と議論したり、文献を読み漁って詳細知識について身につけるというファクターが必要ですね?
これをやりましょう。
自分の過去の行動を「拡大解釈」して、要因にしてしまいましょう。
例えば、バイト先で「仕事が丁寧で漏れがない」と褒められたり、お客さんに「接客の笑顔がいいね!」と褒められたりした経験、これらだけでも要因になりえます。
バイトリーダーなんてもの、日々の積み重ねで自然発生する謎の生物です。
ならそれを逆手にとることも可能なはずです。
目指せ、総活躍バイトリーダー社会。

拡大解釈が難しいよ、って人のために例題を置いてこの項は締めくくろうと思います。拡大解釈に正解はありません。
思う存分想像の羽を広げて、自己PRに活かしていきましょう。

例題1:あなたはミスタードー〇ツでバイトしていて、季節限定メニューを売る時にたまたまレジに立つことが多いです。拡大解釈するとどうなるでしょうか?

回答例:
季節限定メニューの魅力を購入時に勧め、実際にその提案を受けて買ってくれる人が多いプレゼン力の高い人物。
実際の社員に比肩するレベルで商品の魅力を正確に伝えられるコミュニケーション能力豊かな人物。

例題2:あなたは趣味でFPSをやっていて、友人と組んで大会に出場しました。
大会参加チームは20チームで、結果16位でした。

回答例:自分の趣味の領域で、日本大会に出場し、予選を突破して、その結果BEST16という成績を修めた人物。それに付随してそこまで友人やライバルと密接にコミュニケーションをとり、学業と両立しながら練習をし、協力して日本一を目指すことの難しさや楽しさ、困難なことに対してめげずに挑戦し続けるマインドをもった人物。

面接対策事前準備編

では、本題とも言える面接についてお話ししていこうと思います。
事前準備編ということで私が面接前にしていた準備について書いていきます。
やり方は複数あると思うので自分にあったやり方を探してください。

ちなみに私は3つの事前準備を行なっていました。
一つ目は、説明会の資料とメモを見返し、説明会の内容を思い出すこと。
二つ目は、企業のサイトと採用サイトを見比べ、採用サイトでクローズアップされている点について、企業サイトで確認しメモする。
三つ目は、面接対策用の自己PR・志望動機を紙にアウトプット。
日本語として崩壊していないかや声に出したものを録音し、話す速度が速くなっていないかなどの確認を行なっていました。

これらを行うことで忘れてた部分を思い出したり、書き加えたりしたいことが生まれたり、調整したい部分がいくつか出て来ると思います。
それを一度書き留め、無視して面接に向かいます。

面接前に出てくる判断は9割やばいです。
慣れてくればそうでもなくなりますが、やっぱり後から見返して見ると何言ってるんだ?みたいなことが書いてあったりします。
ただ、変えたい部分ってのは自分が不足していると思っている場所なのでそこを理解することは大切です。
なので一度書き留めて、面接が終わった後に見返せるようにしましょう。

次はいよいよ面接本番への対策です。
めっちゃドキドキしてきた…みなさん今日ぐらいは対策休んでゆっくり寝ますよね?

面接本番対策編

多分わからないネタを挟んで本番対策です。
面接で押さえておくポイントは2つ。

一つ目は、企業の求めている人物像を説明会の質問時間で聞いておき、それに沿った回答をすること。
例えば「素直な人物」「自ら学ぶ姿勢がある人物」が欲しい企業であれば、逆質問でアピールに使えます。詳しい事は逆質問編でお話しますが、受け答えや自己PRについても織り込むことでアピールすることができます。

二つ目は、一次面接、二次面接において聞かれることをしっかり把握し、一つ一つ解答を用意しておくことです。
基本的に、一次面接や二次面接においては
「社会人とちゃんと日本語で会話ができるか」が見られます。
志望動機や自己PRもそのための手段でしかありません。
実際に相手に聞かれたことに対して、しっかりと過不足なく日本語で端的に回答をしていきましょう。
これについてはキャリアセンターや親や友人にお願いして面接対策するのもいい練習方法です。

あと、一次面接も二次面接も慣れるまでZoomとかならウィンドウキャプチャでも何でもいいので録画しておくことをお勧めします。
それは設問例と対策に入っていきましょう。

1対1の面接の場合
・なぜ数ある中で弊社に就職したいと思ったんですか?
→志望動機をぶつけてやりましょう。
この時、具体性やその企業の強みによって競合他社と差別化する(御社だけや御社最強!みたいに強い言葉使うといいですよ)とぐんと評価が上がります。
キャリアパスなどについても理解して、内容に組み込んでおくと、しっかり企業研究してる人感が出ます。

・自己PRをお願いします。
→用意してきた自己PRをぶつけましょう。
面接はあくまでも企業と自分の相互理解の場です。
少しテクニカルにはなりますが、あえて詳細をちょっとぼかしたり、過不足のない発言を心がけましょう。

・あなたが人生で挫折した経験と、それをどうやって乗り越えたかについて説明してください。
→一次、二次面接で一番厄介な質問です。
拡大解釈の自己PR作成過程で発生する難点についてしっかり理解しておきましょう。例えば、バイトリーダーなら視野を広く持ち的確な指示を出すことの難しさ、最初はなれなかったけども先輩方に教わったり、外部の人間を巻き込んでいく解決の仕方をしていくとポイント高めです。
巻き込んで問題解決に挑戦していける態度が比較的高く評価されるイメージです。

・弊社の業務フローについて理解している部分だけで構わないので説明してください。
→企業のホームページに大方書いてあります。
これを発言するとき、完璧に把握しながら「〜だと考えています。実際の細かいフローに関しては経験がないので誤っていたら申し訳ないです…。」っていうと結構ウケが良かったりします、ただし相手が自分の20上とかその辺に限る。

これは小技ですが、面接官の年齢に応じて発言を変えていくことも大切です。
20代後半〜30代前半の面接官には具体的なビジョンを見据えた発言、40代前半〜60代前半の男性の面接官にはちょっと青臭いぐらいの理想論をぶつけてあげましょう。効きます。
ただし、女性の面接官に限っては具体的なビジョン+少しの理想論に留めておくべきです。意外と理想論はウケが悪かったりします。

ざっくり1対1の面接については大まかにこれらの質問が多く問われると思います。しっかり、対策して準備しましょう。

次はグループディスカッション型グループ面接についてです。
グループ面接は、その目的だけ理解すれば絶対に落ちません。

それは「企業に合う人間」より「企業に合わない人間」を弾くための選考ということです。
基本的に企業は「主体性」「発信力」「コミュニケーション能力」「進行力」のある人物を求めています。
つまり、逆にそうでない人間を弾くのにグループワークを介するグループ面接はうってつけですよね?
なぜなら、発言もしない、役職にも就こうとしない、発表についてもしたがらない、他人の話を遮る、そんな人物を弾くのにグループワークはうってつけです。
だからこそ、真っ先に役職に就くこと。
ファシリテーターでも書記でもタイムキーパーでもいいです。
どれにもなれなかった場合、率先してグループワークに参加しているアピールをすること、意見を出したり、進行を補助したりするのもあなたの役目になります。
ただし、進行を補助するのと妨害するのは似て非なる行為です。
オタクはやりがちなので注意しましょう。
万一、話を遮った時は先を譲りましょう。譲られたら喋りましょう。
また、グループワークで求められているのは「正しい答えを出す」ことよりも「短い制限時間でグループの意見をまとめる」ことです。
正しい答えにこだわらず、相手を否定せずに、答えを出しましょう。
受かります。

面接形式グループ面接では先ほどの質問に加えて抽象度の高い質問がされることが多いです。

・あなたを色に喩えるとなに色ですか?その理由についても教えてください。
白、黒、赤、青、この辺が無難です。
下手に混ぜたりすると、ぐっちゃぐちゃになるのでこの辺のアドリブ系には現職で答えて、その色のイメージと自分の行動を無理やりくっ付ければいいと思います。
あとは、面接形式グループ面接では発表順によるアドバンテージもあるのでそれも活かして空気を読んでいきましょう。
どういう感じで前の人が言ってるか、そのテンプレに合わせて話をしていくのが大切です。あとは他の人の話も聞いてますよアピール(〇〇さんと似ていて、〇〇さんと同じでみたいな言葉使う)も有効です。

・あなたを動物に喩えると何になりますか?
やたら喩えたがります。私はこの質問受けたことがないのでわからないですけども、これも無難な動物言って、自分の経験にくっ付ければ終わりです。
アドリブ苦手な人は抽象質問にだけフォーカスして対策するのもいいと思います。

また、面接本番通して全てにおいて言えるのですが、
絶対に事前に用意してきたもの以外の面接中に思いついた、伝えたいことを伝えるのはやめましょう。
細かく掘られるとほぼ絶対に切り返せません。
特にこういうの思い浮かぶのは苦し紛れだったり、アドリブ苦手な人ほどだったりするので絶対にやめた方がいいです(最終面接でこれやって2敗)

以上が面接本番の対策になります。
・しっかりと事前に回答を用意する。
・業務内容を理解しておく。
・もし、想定外の事態に直面したら、
「少し考えてもいいですか?」と聞いて時間をもらうのもあり。
・質問に対して結論から答える。
例)あなたの長所はなんですか?→私の長所は〇〇です

これら全てがしっかりこなせるようになれば難なく選考突破できると思います。

面接逆質問編

学生殺しの逆質問編です。
企業側は逆質問を通して、志望度の高さやその人の成長意欲などを感じ取ろうとしています。
なので基本的に選考ステップにおいて福利厚生や休日などについて質問するのはやめましょう。説明会などで事前に聞いておくのが吉です。

逆質問において私が絶対にやっていたことがあります。
それは、逆質問で会話をする事です。

逆質問はいわば、逆面接です。
面接自体が相互理解のための場であるため、相手についてしっかり理解しようとしているという気持ちが感じ取れれば相手もウキウキで話したいことを話してくれます。
私は面接において、逆質問は相手にしゃべらせて話を深掘りすることに主軸を置いていました。
例えば、相手が現場経験を経て人事になった場合は、現場において苦労したことや、現場において求められるスキルなども知っているでしょう。
特に、苦労話や困難を乗り越えた話は、相手は語りたがっていることが非常に多いです。
「これまでで苦労した経験を教えてください」からはじめて、「どうやって乗り越えたか」で繋ぎ、「このような苦労をされてきて、このように乗り越えたんですね!」と換言で相槌を打ち、話の中で出てくる気になることをどんどん深掘りしていくのが逆質問のコツです。
深掘りできるポイントがなくなったら「貴重なお話、ありがとうございました。次の質問ですが、」と次の質問に行ってしまいましょう。
人間は自分の話をしたい生き物なので、面接で自分の話をしっかりしたあとは、逆質問を使って、相手の話を聞き、どんどん深掘りする会話的逆質問を行なっていきましょう。
実際にその会社で働くイメージや相手に対する明確な「あなたの話を聞きたいよ」アピールになるのでお勧めです。
そもそも、面接なんてものは「この人と働きたいか」を感じ取るためのものであり、高い理想も大それた目標もいいですが、「実際にこの人と働いてみたい」「この人が組織に入れば組織になじみ、良い影響を与えられる」
そう考えさせる人物になることも面接における有効打になります。

逆質問までが、選考です。

ただ、現場経験のない人事が面接官になった場合、相手から得られる情報が少ないので、テンプレート的な逆質問をすると良いと思います。
相手によって逆質問も使い分けが必要です。
多分そういう人はそういう形式上の質問に慣れていると思うので、そっちの方が多く語れると思います。

また、前項でお話しした「素直さ」「自発的な学ぶ姿勢」をアピールする手法として、テンプレの「御社に入社させていただくと仮定した際、それまでに身につけておくべきスキルはなんですか?」や「最後に、この面接を通して、自分の面接における改善点や印象を教えてください」などの質問をすると、やる気や自主改善の姿勢、素直さを表すことができます。
特に、多くの企業では「素直さ」について非常に重きを置いて選考をしている企業が多いので、素直な姿勢は示し得です。

以上が一次、二次選考においての攻略法でした。
少し長くなってしまったが、要約の項をみながらどんな話をしていたか、ワークをしたり、対策を打って欲しいと思います。

難攻不落、最終面接の攻略

※私も最終選考突破率は高くないので明確にこれが正解!とは断言できません。
参考程度にしてください。

要約

・面接官が幹部なのか、社長なのか、しっかり意識する。
・面接官の年齢に応じて話す内容は変える。
・ここまで来れば、適性は問われない。あとは意思だけ。
・主張の「一貫性」を大切に。

面接事前準備編

ついに最終面接対策になります。
とはいえ、面接の事前対策自体はそこまで一次や二次といった選考でやってきたことと変わりません。

ただ、唯一加えてすべき対策は「面接官」です。
最終面接になってくると比較的高位の幹部や役員、場合によっては社長が出てくることが多いです。
そうなってくると経営陣や代表者として、メディア露出があったりすることが多いのでWantedlyなどの記事で何かインタビューを受けていたりしないか、採用サイトの社員インタビューに人がいないか、本を書いていたりしないか、パブリックサーチを行なっていくことも重要な対策です。

特に、最終選考まで進んでいる人に関しては、実力は申し分がない(しっかりと事業内容を理解し、自己分析ができている。日本語での会話が申し分なくできる)ので、残りは「一貫してその主張を貫いているか」「本当に会社の理念へ共感を示しているか」「実際に事業に対して、どのような理解を持っていて、どのように取り組みそうであるか」「そして、この人物の人柄は組織に入った時うまくやっていけるだろうか」といったことが問われています。

なので基本的には、自己PR、志望動機のブラッシュアップをし、必要に応じて幹部・役員のパブリックサーチ、社長コメントの熟読をし、企業理念へのしっかりとした理解を示すことが大切になってきます。

面接の事前準備においてできる事はこのくらいになります。

面接本番対策編

面接本番において、大切な事は志望動機にきちんとした筋を通すことです。
私は就活序盤これができず、死ぬほど苦しんでました。

もう少し丁寧に書くと、最終面接において問われることは、能力や適性ではなく、その企業であるべき理由と自分の志望動機における根拠を明確に相手に伝えられるか、といったコミュニケーション面、そしてしっかりと自社の理念や業務内容に熱意を持っているかといった点です。

他社との差別化に軸を置いた志望動機を作成し、その志望動機の元となる原体験を明確にしておく必要があります。
言い換えると、「そもそもこの業界の事業に携わる興味を持った理由にどんなエピソードがあるか」「他社とはどういった面で違い、当社なくてはいけない理由は何なのか」「その考えに筋は通っているか」
この3点を抑えることで、筋の通った志望動機を作ることができます。

正直なところ、最終面接の対策について、伝えられることには限界があります。
私もこれをすれば100%受かる、みたいな対策は思い浮かんでいませんが、結局はどれだけ自分のこれまでの体験を筋道立てて、理論的に説明できるかどうかだと思います。

「最終選考まで行けば受かったようなもの」という言葉は信用なりませんが、「最終選考まで行く能力がある」というのはそのレベルにおいては「十分社会人としてやっていけるだけのスキルやマナー、話法が身についている」ということなので、自信を持って選考に挑む事は大切だと思います。

相手はビジネスの場で何度も修羅場をくぐり抜けてきた猛者ですが、今から取って食べてしまおうとかそういう気持ちで面接をしているのではありません。
むしろ、1分1秒に価値の発生する人間があなたを欲している。そういう状況なのです。
仮に最終面接に落ちても、しっかり対策をすることで得られるものは多くあるはずです。

自信を持って、選考に臨むこと。
それが最終選考における突破のコツだと思います。

少し、マインド的なアドバイスになってしまったので、
ここで実用的なアドバイスをすると、受験と同じように滑り止めの最終選考をいっぱい受けましょう。

おすすめの滑り止めの最終選考の会社規模はベンチャーです。
多くの場合、代表が出てきて、面接をして来れます。
最終面接の独特な雰囲気感や、話すべきこと、話すべきではないこと、自分の理論の甘さをめちゃめちゃ詰めてきます。

特にベンチャー企業の代表は、若く実用的な話を好みますが、一方で理想的な話に訝しむことがありません。
本命が中小から大企業の方は必然的に現実的な理想論を好む少し年代が上の方が面接官となることが多いのですが、そういった人に対してしたい話をベンチャーの社長に持っていくことで、理論の弱い部分や現実に即すと難しい場面についてめちゃめちゃ突っ込んでくれます。

ここで一度コテンパンにやられること。
これがここからの最終選考を支える理論武装の要になると思います。
(実際私はそうでした。)

あとは、おじさんにウケる理想的で筋が通ってるけども、どこか青臭いような話をすると結構弱かったりします。(面接官によって差はあります(笑))

面接逆質問編

最終面接の逆質問は、宝の山です。
これまでとんでもなく多くの経験をした経営者や経営層、役員に対等な状況で直接話を聞ける経験はそうないです。

ですが、最終面接だから肩肘張って何か特別なことを言う必要はありません。
アピールするのは「素直さ」「主体性」
逆質問は逆面接、対話を大切にする。

この基礎を徹底して、聞きたいことを聞くだけ。
本当にそれだけだと思います。

もちろん、事業内容について深く理解して、質問をすることもできれば最高ですが、できなくても問題ないです。
就活サイトに書いてある、最終選考の質問例!なんてのは参考程度に留めましょう。

以上が私が最終面接に挑む際に大切だと思ったことです。
最終面接だからと肩肘張らず、面接は相互理解、対話の場という意識を根底に持ちながら、自分の理論をブラッシュアップし、しっかりと日本語で話をしましょう。

最初は独特な雰囲気感に飲まれたり、相手はなんでも自分のことを見透かしてるかのように感じることもあるかもしれません。
ですが、それらは全て錯覚です。
その錯覚から抜け出すためにも、多くの最終選考に進み、経験を積むこと。
これが最も大切な要素だと思います。

まとめ

お疲れ様でした。これが最後の項目になります。
まとめということで、これまでのコツについておさらいしていきましょう。

就活は先手必勝。遅くとも3年の夏秋冬からインターンに参加しておこう。

インターン参加によって後発の就活生に対して圧倒的リードを作ることができます。
インターンからなるべくシンパシーの感じる企業を探し、高い集中力を発揮することで、就活解禁に備えたスタートダッシュの切りやすい地固めをすることが大事です。
このインターンの時期で就活に対して、準備万全の状況を作っていきましょう!

・志望動機は企業の事業や理念に対して高い読解力を発揮、自己PRは「拡大解釈」を押えつつ、全体を見晴らす大局観も忘れずに!

ワークシートを使って企業理解を進め、志望動機を作り、選考とともにブラッシュアップし、自己PRでは自分の人生の「拡大解釈」を意識にして、ストーリーを紡ぎ、時には勢い任せの面接時のメモや面接官のフィードバックを思い返しつつ、適宜修正していきましょう。

・出遅れた就活生はまき直しを図るため、選考、説明会はたくさん出よう!

3年の夏秋冬で頑張らなかった分のツケが全部来ているスタートになるのできついかとは思いますが、くじけぬ精神で3月、4月全身全霊で頑張りましょう。
私にも出来たので、やってみればなんとかなると思います。ちなみに私は途中で耐えきれなくなって気がついたら山に登ってたこともありました。

説明会も選考の一部!いい第一印象でアピールしよう!

相槌や最速で質問を投げたり、ワークには積極参加で顔と名前を覚えてもらいましょう。
質問するときは名前をフルネームで言い、「本日は貴重なお時間ありがとうございました」と述べると印象に残りやすいです。

・一次・二次選考は会話能力試験!結論ファーストで、過不足なく意見を伝えよう!

一次・二次選考は、本当に相手の質問に正確に過不足なく簡潔に回答できるかどうかが問われています。
どんな質問にも、素直に結論を先に伝える回答法で対処、もし途中でわからなくなったら質問内容を確認するのもokです。

逆質問は逆面接!相手の話を聞きながら自分の聞きたいことも聞き出していこう!

面接の本質は「この人と一緒に働きたいな」と思うかどうかです。
相手の話に対して適切な相槌やオウム返しで、相手が話しやすい雰囲気作りをして、逆質問でもスキル習得に抵抗がない向上心や直接フィードバックをもらうことで素直さをアピールしていきましょう。

最終面接は自信を持って!あなたはその時点で会社が必要とする人間です!

最終面接まで行けばほぼ合格する人と相違ない能力を持っています。
あとは、事業や理念への理解、そして如何に良い展望を見せられるかで勝負が決まります。
自信をもって、謙虚に対策、挑戦を繰り返しましょう。
独特の雰囲気感には、実践を繰り返すことで慣れていきましょう。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました
わからない点や相談したいことがあれば、Twitter(今は鍵かかってます)のDMかdiscord:大根おろし#9199までお気軽にどうぞ!

あとがき

くぅ〜疲れました!w これにて完結です!
実は最初に書いた通り、就活とかいう人生においてめちゃめちゃ大切な転換点でまともな情報が与えられないっていう情報の非対称性に腹が立ったのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
衝動を無駄にするわけには行かないので、情報提供になればと流行りのネタで挑んでみた所存ですw

以下、シンプルにあとがきをどうぞ
ぶっちゃけこんなにしっかり文字数書くことあるかなーと思いましたが、書き始めてみたら想像以上にありました。
はじめに、がですます調じゃなかったのに後日書いた部分が全部ですます調だったので、書き直すか考えたんですけども、掴みだけ文字の使い方違ってもいいかなって思って残しました。

今これ書いてる時点で24000字超なのちょっとやりすぎたなとは思ってます。
いくつかの記事に分ければよかったなーとか思いながら、要約を追加するから許して〜って気持ちになりながら書いてました。

実際、就職活動ってこれまで経験してきたライフイベントで、最大級に学生と相手との間に大きな情報量のギャップがあるイベントだと思います。
片や百戦錬磨の人事、片や右も左も分からない在学中の大学生。
非対称もいいところで嫌になってますね。

そもそも就職活動を始めるのが4年の3月じゃ間に合わない時点でどうかしてるんですよね。
まともに学生生活送ってたら、授業がある程度取り終わって自由な時間も増えて、自分の研究に着手できる時間が生まれる。そんな時期が3年の夏頃からで、4年の終わりの卒論に向けて自分の研究を頑張っていくと思うんですけども、その時間を全部就職活動に捧げろっていうんですからおかしな話ですよね。
大学は職業訓練校でも就職予備校でもないんだよ、学術研究機関だろうが。
かといって、学術についてまともに研究しようとして文系で院に進学しようもんなら相当な専門的分野でもない限り、就職が困難になる。
これもおかしな話ですよね、学業を全うした者が優遇されず、適当にチャラチャラ遊んでる人間の方が評価される。コミュニケーション力がある(笑)とかで評価されるんですからたまらない。
そら、次世代の研究者も育たんし、仮に研究者になったとしても日本独特のギルド制度みたいな研究室に詰められて、教授や学会のご機嫌取りを強いられ、給料も安いと。
入り口だけ狭いのが日本の大学の特徴ですね。
もう滅びな〜?

シンプル愚痴でした。
話を戻すと、就活やらなきゃやらなきゃと言いつつ、先延ばしにし続けたせいで、基本ケースにあてはまらず、そもそも働きたくないし、やりたいこともない、THE 無気力人間だったので、あらゆるアドバイスが役に立たず、結局自分で暗中模索したみたいなところがありました。

また、そういう体験する人が後にも先にも多くいるだろうし、その人達がある程度の安心感と論拠を持って、就職活動にチャレンジできるようにする、ある種攻略本のようなものがあれば嬉しいよなあと思ってこういうnote書いてみました。

逆にこれだけこの記事が長いことで就活やってる気持ちになるからいいのかもしれないですね。大切ですよ、就活やってるって気持ち。
僕はこれのおかげで3月・4月は休日でもずっと7時起きで習慣化されてました。
途中で逃げ出したり、若干鬱気味になったりしましたが、筋トレで誤魔化しました。
ダンベルあげてる時、世界一イライラしてたね、俺。
筋トレすると自信に繋がるとかありますけども、僕はそういう感じじゃなかったです。壁殴りの昇華が筋トレでした。そういう面ではお勧めできます。

さて、本当に長々とお付き合いいただきありがとうございました。
出典も引用も全部僕なので参考文献はありません。
オタクのみんなは、聞く力の本だけ買っておこうな。
マジでできてないこと多いから。
では、また機会があればお会いしましょう。ノシ


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