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籠・諸国漫遊記20-21(55)(2021/5/8)

 加齢が進むと、健康の話が増えてくると、人生の先輩方から言われてきていたんですが、私の身の回りも関係が大ありだというのを学ぶ昨今。

 運動不足や飲酒などが原因の諸症状は……頑張って解消に向けて頑張っておりますが、先週のベルテックス静岡戦から帰った夜辺りからなんかこう、下半身のコンディション不良(お察しください)を感じたんです。

 初めてのことにドキドキしつつ、その週の金曜、ようやっと病院へ。しっかり見てもらって、みっちりと処置してもらってという形だったんですけども、こうやって色々と人生の経験を積んで行くんだなぁと思いつつ、健康が一番だなぁとひしひし感じています。

■試合情報

 B2 PLAYOFF QUARTER FINAL
 FE名古屋 85-91 越谷アルファーズ
 名古屋市枇杷島スポーツセンター

 ※詳細スコア

■移動手段

 今回は愛車で隣の隣の県までひとっ走り。行きは起床時間の都合でほぼほぼの行程を高速道路を使っての移動でした。

 改めて溝の少なくなったタイヤは危ないんだなぁというのと、(型落ちだとしても)新品タイヤの高燃費、スポーツ系からコンフォート系に替えたときの差を体感しながらの移動。

 120km/h区間や大型トラックの横を通過する時は前のほうが安定していたものの、それ以外は新しいタイヤのがやっぱり優位。そしてその真価は翌日の戻りの走行で気づくんですけども、そこの話は次回に。

■man of the match(FE名古屋)

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  FE名古屋のmomはジェロウム・ティルマン選手に次ぐ得点を稼いだ松山駿選手。

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 個人的にアップなどで感じる柔らかい感じの雰囲気とエグい動きのプレイタイムという印象を持っているんですけども、松山選手は前日のGAME1、オーバータイムまでもつれ込んだGAME3、そしてこの日の試合とゾーンに入っていたと言うか、撮ってほんと楽しく、思い切り躍動していました。

 個人的にちょっとフフッとなったのは激闘の中で見たふれあい。越谷アルファーズのアイザック・バッツ選手に後ろからギュっとされていた姿。

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 どんなつながりなんだろう……と検索していくと、19-20シーズン、富山グラウジーズ時代にチームメイトだったんですね。松山選手はそのシーズン中にFE名古屋に期限付き移籍してという形だったようなんですけども、そのつながりでのシーンなのかなと。

 改めて、もっともっと自分自身、各チーム、選手データの蓄積をしていきたいと思ったシーンでもありました。

■man of the match(越谷アルファーズ)

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 越谷アルファーズのmonはキャプテン、長谷川智也選手。

 攻守に渡る躍動、チームメイトへの声掛け等々、今シーズンの越谷アルファーズ戦で見ていた姿を十二分に発揮して、枇杷島で躍動していたなぁというのが今回の印象。

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過去の記事、今シーズン初めておじゃました越谷市総合体育館での試合……奇しくもFE名古屋戦でしたけど、その試合でもmonとして上げた長谷川選手の動きが印象に残っていました。

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 越谷アルファーズの前身、大塚商会でサラリーマンと競技者の二足の草鞋を経験、その後プロ契約で様々なチームを渡り歩いて越谷アルファーズに帰還した長谷川選手の存在って、今の越谷アルファーズさんにはとても大きな存在だったのかなと。

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 プロ契約選手とアマ契約選手が混在している状態で、長谷川選手がキャプテン、同期入団で大塚商会時代から在籍している西片選手がバッツ選手とともに副キャプテン、オフコートキャプテンに鮫島選手とというそんな構成の今シーズンですけど、最終盤の試合を見ていて、チーム作りと言うか、皆さんでいい空気を醸成出来たんだろうなぁ、なんて感じていました。

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 ちなみにmonで上げた絵は3ポイントシュートを決めて、ベンチに投げキッスをしてたシーン。受け取ったのは小林礼秧選手で、投げキッスを受け取ったあとはそのまま飲み込んでいましたが、そのシーンを残せなかったのは本当に悔しいかったです(笑)。

■Cheer of the Match

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 基本、観戦記でピックアップするメンバーはみんな違ってみんなすごいを伝えたいので、被らないようにしつつ残していくんですけども、今シーズン撮れるのも最後ですし、撮れる位置でストレートに楽しいを残そうとやっていました。

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 というわけで、COMは撃ち抜かれたMikuちゃんのこの絵。

 FEgirlsさんたちは誰が、ではなくて皆さんホントに野良カメラへの反応が早くて楽しく、出来ることならみんなしっかりと残していきたいと思っているんですけども、今シーズンFEさんのホームゲームにお邪魔して撮っている中で、Mikuちゃんはアクトのときの凛々しい表情と野良カメラへのリアクションのラブリーさがものすごく印象に残りました。

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 座れる位置でパンと残せるフォーメーションだったというのが気になったきっかけでしたけども、かっこいいとかわいいが同居してるのは本当にステキだなぁって撮って感じていました。

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 そのステキなシーンを今シーズン最後となるFE名古屋さんの観戦でどう残すのかっての頭に浮かべつつ枇杷島に来たんですけども、前回お邪魔した3月の記憶とこの日で照明の色味の整合性が脳内で合わず。

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 内心むちゃくちゃ慌てながらオープニングとかの暗転の時間を残していたんですけど、色々な意味で平常心を忘れたらだめだなって思いました。

■Character of the Match

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 リードくんはこの日も安定の動き。ウェルカムにサンクス、アップ時にハーフタイムとしっかりと登場して、お客さんと距離をとったふれあいをしていたり、選手にいじられていたりとポストシーズンでも日常を謳歌されていました。

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 開場直後、そんなに人がいない時間帯に入って、しれっとご挨拶。タブレットなどを入れているバッグにつけているおシカ様フェイスキーホルダーに対して威嚇してくるおなじみの。予定変更して枇杷島に来た話とか、今日も期待してますというお話などを。

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 サンクスお見送りなんかを見てても、親子連れや女性だけじゃなく、いつも応援に来ていると思われる男性なんかにも声をかけられていて、ブースターさんの認知はほんとに高いですし、ともに戦う仲間という意識は強いんだろうなぁと思うんですよね。

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 人懐っこい部分もあるし、選手にガンガン絡みに行って逆襲されたりとほんとによくやってるなぁって現地では思うんですけど、Bリーグマスコットの中ではなんとなく地味な印象が。

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 もう一段上って、バキッと魅せていってほしいなぁってところもあるんですけども、今までのままのほうがらしいと思う部分もあったり……。

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 なかなかに難しい部分はあるかなと思いますけども、リードくんはホント、もっと注目されていい子だと色々なアリーナで色々なゆかいな仲間たちを見ていて感じている私でした。

■フックに引っかかった演出曲

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  この日で20-21シーズン、FE名古屋さんのホームゲームを見て残す最後だったんですけど、初見の曲があったのでその曲が心のフックに。

 Never Felt Like This/Richard Mead

  FEgirlsさんたちはシーズンを通じて、そんなに楽曲の入れ替えは少なく、一曲の振りを極めて行くという印象があるんですけど、そんな中でもポンと初めて触れるシーンがあったのは楽しかったです。

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 楽曲に合わせたアクトを見て撮って感じたのは、FEgirlsさんたちのスピード感……キレって言ったほうがいいのかなって思うんですが、ダンスのことは詳しくない私でもそのキレはヒシヒシと伝わっていました。

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 来シーズンはGAME1を二階自由から、GAME2を一階指定から見て、しっかりと残せていけたらいいなと思っています。

■行き来の飲食

スガキヤ 名西ヨシヅヤ店

 今シーズン、何回も中部圏には足を運ばせていただいているんですけど、おなじみの味がいただけるスガキヤさんにはタイミングがなく。

 今回は高速での移動で時間があったのと、枕に書いてあるとおり、三食しっかり食べて薬を服用する必要があったので、名古屋市枇杷島スポーツセンター近くのヨシヅヤさんのフードコートにお邪魔していました。

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 チョイスは暑くなってきた頃のおなじみ、ざるラーメン。醤油ベースとごまベースのつけダレがいい塩梅で、交互に味わったあと、最終的に併せるというのが個人的には好きなパターン。

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 あと、五目ごはんとミニソフトクリームが付いてくるミニソフトセットはやっぱり外せず。個人的にいつもベリーを頼んでしまう私ですが、スガキヤさんのソフトクリーム、なんか好きなんですよね。

■締めとして

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 B2のプレーオフはBリーグを見始めて初めての観戦だったんですけども、そのお互いの「負けられない」という念というか思いがファインダー越しに伝わってきて、なんといいましょうか、ものすごく高カロリーな試合だったなぁと、試合終了後にちょっとグッと来ておりました。

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 両チームともにB2では一番良く見たチーム(一番多く魅せていただいたのはアースフレンズ東京Zさん)に次いで見ているチーム。お互いのホームアリーナともに観戦していて魅力的な選手やおシカ様に嫉妬してるキャラに謎のヒーロー、ステキなチアちゃんにとバスケって楽しいなぁって改めて感じたチーム同士の対戦だったんですけど、とにかくもうドキドキでいっぱいでした。

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 流しの観戦者的にホームチームの勝利演出を残したい……と言う気持ちは正直ありましたけど、とにかくもう目の前の1プレー1プレーを残すので精一杯。

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 序盤走っていった越谷アルファーズさんとここまで見てきた姿とはちょっと違う雰囲気が漂っていたFE名古屋さん。じわじわ追いかけつつ、第4Qで一気に追いかけていくFE名古屋さんと逃げ切りたい越谷アルファーズさんと、なんかもう、ポストシーズンってそうだ、こんなにバッチバチなんだと改めて思い出していました。

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 レギュラーシーズンはもちろん楽しいですけど、ポストシーズンのバチバチ感を間近で体感できて、改めて2017-18・ポストシーズンの煽り、「ここから先は結果が全て」ってのがほんっと秀逸だなぁと、ヒリヒリ感漂う第4Qのオフィシャルタイムアウト明けの時間帯を過ごしていました。

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 試合全体のヒリヒリ感を感じながら、よく見に行くチームがポストシーズンに進んでいったら、会場内の空気感はどんな感じになってしまうんだろう、演出組はどこまで攻めていくんだろうと、目の前の熱戦を見ながら想像していた私。

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 そういう想像をしたくなるような、いつかその日が来ることを願いたくなる、ポストシーズンを戦う姿が見てみたくなる、そんな熱量を感じる、そんな試合でした。

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 さて、momとはちょっと違うんですけど、ビジター側の位置に座っていたので、越谷アルファーズベンチがよく見える位置取り。越谷アルファーズさんの試合は今シーズン多く見ていたんですけど、今回の対戦でどうしても残したかった選手がいまして。

 それは……今シーズン限りでの引退を発表されている西片翼選手。

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第18節、富士見市市民体育館での試合で久々にプレーを撮れて、また撮りたいなぁと思っていたところで引退発表。レギュラーシーズンの越谷アルファーズ戦の観戦が富士見市の試合で最後だったので、もう残せないかなぁと思っていたんですが、枇杷島で残せたのは本当に嬉しかったです。

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 いつもどおり過ぎて楽しかったですし、現役を退いたあとも、このままとことん突き抜けていってほしいと思いました(笑)。

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 FEgirlsさんは相変わらずカメラに対してのリアクションが多く、オンコートもオフコートも撮ってて楽しいんですけど、これが四方八方、カメラの民には等しくってのはほんとにすごいなと改めて。

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 目線をいただくとほんとにドキッとしてしまうので、そのシーンを、空気感を切り取りたい人としては毎回が平常心との戦いなんですけども、いいシーンの写真が広がって、ちょっと生で見てみたいよねという誘い水になったらいいかなと。

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 向いているカメラへのリアクションの凄さを伝えつつ、それとプラスして、楽曲や振りを基本変えず、シーズンを通じて高めていくアクトも色々な皆さんに見てほしく。

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 みなさんのスピード感とキレはほんっとに癖になります。

 その変わらないで高めていくFEgirlsさんのアクトですけども、ちょっとした変化も。

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 長く現役を続けられていたAyaさんがレギュラーシーズンをもって卒業されたというお話があり、ポストシーズンはどうされるのかなと思っていたんですが、セレモニーを持って卒業ということは変わらず。

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 なので、そのためにフォーメーションが若干ですけど、レギュラーシーズンで最後にお邪魔したときとは違っていたかなと言う印象がありました。

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 NPBの選手とか、セレモニー後にポストシーズンも戦っていく例(千葉ロッテマリーンズ2005の初芝清さんなど)をよく見ていたので、Ayaさんもポストシーズンを戦っていくのかしらとちょっとだけ思ってたんですけども、チアスクールの準備等もあるのか、ポストシーズンはいらっしゃらなかったと。

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 観戦記を書いていく上でAyaさんの話はどこかで入れたかったんですけども、日程が前後したり入れ替わったりでピックアップして書くことがかなわなかったんですが、FE名古屋さんの試合を見て撮っていると、Ayaさんの存在感ってのは、ほんと大きいなぁという印象が強くて。

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 100試合出場の日に宮崎選手からブーケをプレゼントされてたとか、そんな記憶も懐かしく思ったりますが、今度は次世代のFEgirlsを育てていく立ち位置になるのかしらとか想像しつつ……。

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 改めましてですが、お疲れ様でした! 次のステージでも輝き続けることをお祈りしています!

 リードくんのお話はキャラクターの項目で書いたとおりなんですけど、最終節でチームとの関係も深い名古屋グランパスのグランパスくんがグランパスチアさんとともに来場して、バキッと魅せていたらしいと聞いております。

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 いつかナゴヤドーム(バンテリンドーム)で何故か実現した(笑)、愛知県のBリーグマスコット大集合がまたいつの日かあったら、その祭りの中で輝いていってほしいなぁと。

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 あとはもう、そういう話があったらぜひ早め早めに情報を出していただいて……(笑)。

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 さて、次回はこの日の翌日、シーホース三河のホームゲーム最終戦の様子をお届け。今シーズン最後の三河もらしさが満載だった、そんな様子を書いていきましょう。

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