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ふざけてもいいならふざけましたのに

シリーズ・現代川柳と短文 157
(写真でラジオポトフ川柳245)

 冠婚葬祭のうち、とくにふざけてはいけないシーンは「葬」だろう。祖先の霊をまつるという由来である「祭」も同じだ。ふざけてはいけないし、笑ってはいけない。それがいわゆる「フリ」となり、つい笑ってしまいそうになる。それを活かして、バラエティ番組やコントが作られてきた。「婚」は笑っていい気がする。「冠」は元服、つまり成人の祝いごとらしいので、これも笑顔があっていい。というより、「笑顔を求められる」と言えるだろう。個人的には、笑ってはいけないのも、笑顔でなくてはいけないのも、どちらも苦手だ。

▼これまでの「現代川柳と短文」は以下から!


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