見出し画像

小説ジャンル選び、自分には何が合っている?○○で選んでみる?

こんばんは、こんにちは、おはようございます!
ストーリーを書いていく上でジャンル選びから迷われる方も多いようです。
バトルも書きたいし、恋愛要素も入れたいし、怖がらせるのも好きだし……どれにしようかな~( ゚Д゚)
「あ!全部、詰め込みまくったらいいんや!💡」
なんて思ったりしてませんか?
それ、カオスです。(笑)

でも、不可能ではありません(ニヤリ)
「え? やっちゃっていいの?」

え?逆にどうしてダメなんですか?ストーリーを考えるのも書くのもアナタ。自由です!好きなように書けばいいんです( 一一)←仏の顔

「なーんだ、じゃあ自由に書こう!」
どうぞ、どうぞ~。
――でもですよ、読者の方に多く読まれたいんですよね?

「え、あ、はい」
恋愛を見たい人が怖いものを見たいとは限りませんよね? バトルやホラーを取り込もうとすると、恋愛描写に掛ける期間が減りますよね?

恋愛を読みたい方は、どっぷりと恋愛要素の小説を読みたい。
バトル系であれば、恋愛要素よりも主人公の成長を見たい。
などなど、読者の多くは単ジャンルを好みます。

複合ジャンルでも勿論、面白い作品は数多くありますが、それは別の機会に記事に書いていこうと思っています。

ジャンルってどうやって選んでる?

基準としては、簡単。書きたいジャンルがあるかどうか。これだけです。
恋愛ものを書きたいのであれば、恋愛ジャンル。
推理小説を書きたいのであれば、サスペンス。

しかし、実際に読んだり見たりするのが好みのジャンル=得意ジャンルとは言いきれません。

書き手によるジャンルは、個々の得意不得意、さらに書きやすさで判断します。
たとえば、
▼恋愛映画や小説に興味を示さないイケメンがいます。彼は平凡な頭脳の持ち主で、特に学歴も職歴も特筆する点がありません。
しかし、彼はモテますし、恋愛経験が豊富です。高校生~熟女、外国人に同性とも付き合ったことがあります。
さて、そんなイケメン君はミステリー小説に挑戦。

⇒これだけ見ると、絶対に恋愛小説を書いたほうがいいって思いませんか?
 そうなんです。『事実は小説よりも奇なり』という言葉があるように、実体験で書けるネタがあるのは、かなりの強み。リアル描写がしっかりと伝わりますし、恋愛ジャンルに必要な要素【共感性】が強い。そこに読者を惹きつけるところがあるのです。もちろん、ノンフィクションに限ったことではなく、色付けしたフィクションとしても必ず役に立ちます。

これと反対の例を示します。
▼恋愛経験なしの男性。デートらしいデートもしたことがない。女性に声を掛けられるだけで赤面発症。
そんな彼が大恋愛小説に挑戦。

⇒恋愛ジャンルは共感性と述べました。要はキュンキュンさせたりギューと胸が苦しくすることが大切。恋愛ジャンルの難しいところって、男女の気持ちを掴んでいけないとダメなんです。一方だけの共感性だけでは、いけません。特に恋愛系が大好きな女性の共感性を得ることが大事。女心を汲んで、リアルに表現できる方が向いていると思います。

そういった意味では恋愛ジャンルの真逆のジャンルは一体何か?
⇒ホラー、ファンタジー、SFなど

これらは”非現実的ジャンル”と総しておきます。リアルな描写は極端な話、必要がありません。実際に体験できないストーリーである以上、想像力でいえばこちらのほうが要すかもしれません。

恋愛、青春、人情、歴史、サスペンスなど。
これらは”現実的ジャンル”と総しておきます。

※但し、サスペンスやホラーは”中間ジャンル”にもなり得る。サスペンスは現実的には体験をすることは難しいし、ホラーではストーカーなどの人間的怖さのリアル描写が大事になってくることがあるため。

”現実的ジャンル”・”非現実的ジャンル”
まずはこの2つのどちらのタイプに入るのか考えてみてください。日頃からアクティブに動く人だったり、さまざまな人と関わる方、歴史の人物を知ることが好きな人であれば”現実的ジャンル”が向いている傾向にあります。


それでも好きなジャンルを書きたいんだ

結論からいうと、好きなジャンルを書くことが一番いいに決まっています。著者本人が楽しく書かなければ、苦痛を伴いますから(; ・`д・´)

向き不向きは実際に書いてみないと分からないことも多いです。
経験はなくても、恋愛を書いてみたら大ヒットした!なんてことも十分あります。さらに、恋愛経験がないからこその恋愛ジャンルに挑戦することだってできるわけです。

▼女心なんて分からない男が、もがき苦しみながらアプローチをかける。なぜか相手は素っ気ない返信ばかり。答えの分からない問題集をひたすら解きながら、次第に公式が分かっていく恋愛ストーリー。

↑はあくまでも例ですが、これなら相手の心情を書かなくていいわけです。モテナイ男の心情さえわかれば書けるのですから。あとは、どういった到達点にいくのかは作者のセンスによりますが( *´艸`)


自分の得意不得意を知る

さまざまなジャンルを書いてみましょう。
恋愛系は難しいと思っても、いざ書き出したら筆が止まらないなんてこともあるかもしれません。
とにかくダメ元でもいいので書いてみるのです。それでやはり肌に合わないと思えば放棄してもOKです。

多くのジャンルを書いた中で、自分が一番書きやすかったジャンル、二番目に書きやすかったジャンル、あるいは三番目に書きやすかったジャンルを再度挑戦してみてください。
そこまですれば、もうお分かりいただけます。
一番自分に合ったベストなジャンルが(*´з`)

得意ジャンルだからってこだわらない

得意ジャンルは見つけました。しかし、そのジャンルに固執することはありません。別のジャンルだって書きたくなる時があるじゃないですか。
息抜きでも構いませんし、他ジャンルに本気で挑んでみても構いません。

ここからは作家として必要な事柄です。別記事でも書きましたが、書き出したからには完結までは書きましょう。中途半端に書き出して放り投げるのは、辞め癖がつくので注意が必要です。それが自分の得意ジャンルではなかったとしてもです。
放棄しても良かったのは得意ジャンルを見つけるまでの間。得意ジャンルを見つけた今、どんな作品に対しても真摯に向き合うマインドを持って挑んでみてください。

最後に

私の得意ジャンルはホラーです。これは間違いなくそうです。
現在、noteではファンタジーである『神だって超える』を書いていますが、同じ”非現実的ジャンル”でも陰と陽のように異なるジャンルですので、正直難しいなと肌で感じています。
ファンタジーだとどうしてもキャラ数が増えてくるし、セリフも多くなってしまいがち。正解はないのですが、これでいいのだろうか?と毎回悩んでいます(笑)

ファンタジーは滅多に書かなかったのですが、書いてみて思ったのは
「楽しい!」って。
ストーリーの良し悪しはさておき、これがやはり続ける最高のモチベーションだと思います('◇')ゞ

書いて得意と感じるジャンル<書いて楽しいと思えるジャンル<他ジャンル

これがジャンル選びで、私の重要視する順番になっています。
参考になると幸いです。

まあ、一番のモチベーションはコメントで感想をもらうことなんですがね
(切実)( ;∀;)

本日は最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございます。
よかったら、私の自作も読んでみてくださいね♪

【神だって超える】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?