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8.もう1人のわたし

ここまでが私が発達障害グレー傾向、そしてその約半年後に新たに発症した、双極性障害Ⅱ型・不安症と診断されるまでのながれで、

5話の後半に繋がるという、はちゃめちゃに入り組んだ 人生である。

寄せ鍋感半端ないなか、

・家族に連れられて実家送還 

・入院(自殺しまうことを防ぐため)も選択できる

・その他もろもろ

その時先生の声は優しかったし、負けるなというような態度だったし、なんならティッシュくれた記憶がある。

さて、祖母が亡くなってから、自分の中で勝手にフラッシュバックがおこる。死して、今度はもう1人の自分との対話がはじまった。対話と言っても私は分離症はないので、分析的な「もう1人の私が存在していた」という認識だ。

▪︎文字の位置が反転する

簡単なところでは、これだった。履歴書などを書く際、私は下書きをしてた。

綺麗に書くためではなく、文字の位置が反転するのを防ぐためだった。要はこうだ

「ここで書ている言葉が、ちゃんと意味が通るように書くつりもです」

こんな感じで、流れで書くところが反転する。そして飛ぶ。特に意味を持たないひらがなだ。

▪︎聴き間違え

▪︎整理整頓が出来ない

小さいと持ってたことが、次々当てはまる。文章を覚えられない、手順が覚えられない、料理を作ることはできるが、それこそ要領を得ない。

つまり、ワーキングメモリと作動記憶の数値が低いのだ。

私は舞台をしていたが、早着替えも、台詞の覚えもも人一倍遅く、言葉も出ないし、言い間違えるし、特に動きが少ない台詞が覚えられなかった。もっと努力努力と、頑張ってはしていたが、今回の結果で叩きのめされた。

人が努力しないとダメな量の努力の二倍三倍したからとて、

私には勇者が木の枝でボスを倒す気持ちで行かないと駄目だったようだ。

いや、もしかしたら最初から出来ないことだったのかもしれない。

泣くことは諦める前に散々したから、フラッシュバックした今の私は真実を知って、涙目ながらも笑うことしか出来なかった。






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