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別の世界で過ごしてみたら思いのほか楽だったので、現実世界でもこうでいいじゃんと思えた話

今回も、INFJやHSPなど、現状生きづらいと思っている人たちに共感してもらいたくて書いています。

ただ、いつもは割と精神が追い詰められた時に書いているのですが、今日は楽しい感じで書きたいと思っています。

最近、今まで馴染みのなかった「別の世界」に参入してみたら、自分らしく過ごせたので、できる限り現実世界に取り入れてみたいなと思った話です。(まただらだらと4000字くらい書きます。その分ちょい濃厚です。)

その「別の世界」とは、ぶっちゃけソシャゲのことです。あ、ちょっと…マ…行かないでぇぇ……今回も真面目に書くから…!

このnoteを見てくださっている方って、ソーシャルゲームとかやらないタイプですかね…私が普段やらないタイプなので、そう思ってちょっとだけ説明します。ソシャゲにも色々あると思うんですけど、私がやっているのはスマホにアプリを無料でダウンロードしてオンラインで楽しむものです。ボタンを操作して戦うのはもちろん、ストーリーを進めたり、自分のアバターで架空世界を旅したり、他のプレイヤーと文字や音声でコミュニケーションできるものです。

なんで始めたかと言うと、ど○ぶつの森がやりたかったのにSwitchが高騰してて買えなく代わりを探していたのと、同居中のパートナーがいつもやっているのを見て、何が面白いんだろう?…と思って試しに触ってみたのがきっかけです。

戦いがメインのゲームなので、そういうの興味ない私はもちろん始めの部分だけ体験して辞めるつもりでした。なのにもう2ヶ月以上も続いています。何故なのか…。まとめると、「①グラフィックが美しくて見ていてほっこりするから」「②別に戦わなくてよかったから」「③戦わずにのんびりする自分の存在を認めてくれるコミュニティがあるから」の3つだと思います。


①グラフィックが美しくて見ていてほっこりするから

写真はこのゲームの中で自由に歩き回れる世界のほんの一部です。めちゃくちゃ綺麗ですよね。これは写真ですけど、ゲームプレイ中はこの背景を3Dでどの角度からでも楽しめちゃいます。この鳥居の向こう側にも歩き回れる世界が広がってるんです。時間や天気によっても見え方が変わり、なかなか飽きないです。これが無料かよ…と思っちゃう。あくまで戦いがメインのゲームのはずなんですけど、自分は夕日が見れるスポットや、昼の光に照らされた浜辺が好きで、用がなくともそこに行ってしまいます。現実世界で散歩が好きなのがよく表れているなと思います。時には戦いを放棄してまで景色を見に行き、敵に倒されます 笑

また、アバターは顔の細部から体型までカスタマイズ可能です。私はなんとアバターの初期設定に2時間ほど費やしました。。笑  まあ下手をしたら自分の納得いくまでやり続けて気分が悪くなるとかあるかもしれないですが、ウケを狙った見た目にしようとしない限りどんな設定にしてもわりと美しく仕上がるなと私は思います。そんでできた世界にたったひとつのアバターは自分の子供みたいに愛らしいですし(自分で言ってて気持ち悪いな笑)、それで世界を歩き回れるのはやっぱり楽しいです。コロナによる自粛期間は特にこれがあったおかげでストレスから解放されましたし、現実世界で学校や会社が自粛している分他のプレイヤーもたくさんインしていたので、楽しかったです。


②別に戦わなくてよかったから

まあ欲を言えば景色を歩き回ったり好きなお洋服でファッションを楽しむことだけしたいのですが、一応戦いがメインのゲームなので、戦わなくてはゲーム内通貨が手に入らず、好きなお洋服が手に入りません。気になるストーリーの続きも見られません。それでも私がこのゲームを続けられた理由の2つ目として、特に頑張って戦わなくてもやっていけるからというのがあります。それは「オート機能」があるからなんです。

「オート機能」とは何かと言うと、その名の通り、オート(自動)で自分のアバターが戦ってくれるものです。自分自身は、あらかじめ持っている装備と攻撃手法をセットしておけば、あとはアバターが適当に攻撃を発動し、架空の敵と戦ってくれます。自分で操作しないと攻撃が的外れになるということはほとんどありません。

これが私がこのゲームを始める前「何が面白いんだろう」と思った理由でした笑。ゲームというと普通はス○ラトゥーンみたいに一生懸命操作して楽しむものかと思っていたからです。しかしこのゲームは「それだけではない」みたいなんです。もちろんプレーヤー同士の戦いとかで一生懸命操作してプレイするステージもあるんですが、それにしても元から持っている装備とか攻撃手法がかなりものを言うみたいで、それを高める、いわゆる「自分のスコアを高めて強くなる」というのが私のパートナーにとっては楽しいみたいでした。

まあでも私にとっては、「自分のスコアを高めて強くなる」ことは全く目的ではないので、オートでできる範囲でちゃちゃっとコインを集めて、そのコインでできる範囲での楽しみ方しかしていません。オート中は現実世界でスマホを放置して家事やってるか絵の練習をしています。なんなら美しい景色の中を歩くことは無料でできるので、オートで戦うのすらサボるときもあります。笑

もちろん頑張って戦ったり、もっと言えば課金をすることで、よりお洒落になれるのですが、私の場合そこまで欲はないというか、なんなら初期衣装だけでも満足できるくらいに可愛いと思っちゃいます。既にあるもので幸せになれちゃうのが強み。笑

そんな感じで、特に「強くなりたい」とか思わず、ど○ぶつの森やりたい的な感覚でこの世界に飛び込んだとしても、ある程度楽しめてしまうのがこのソシャゲです。たぶん邪道な遊び方ですが。


③戦わずにのんびりする自分の存在を認めてくれるコミュニティがあるから

ソーシャルゲームの醍醐味というか、他のプレイヤーと交流しながら進められるのもこのゲームの楽しいところです。ただ私の場合、もしパートナーがいなかったら辞めていると思います。

このゲームでは、プレイヤーのほとんどが、複数人のプレイヤーで作られるグループに所属しています。強くなりたい場合はグループに所属していないと、なかなか強くなれません。また、同じグループにいると行動を共にすることになるので、自然と雑談などの交流が行われ、それが結構楽しいです。

グループは自動で決められるのではなく、自分で入りたいところを選んで申請を送り、メンバーに承認を得なければなりません。HSP気質の人にとってはなかなかドギマギする場面かと思いますが、私はパートナーのいるグループにぬるりと入れさせてもらいました笑。

グループではチームとなって、定期的に開かれるチーム用のステージで戦うのが強くなる王道ルートなのですが、参加は強制ではありません。もちろん私はほとんど参加しません。笑

また、グループ専用のチャット画面があるのですが、チームで戦う招集をかけるのに使ったりする他、メンバーが珍しいアイテムを手に入れた時に皆口々に「おめでとう!」と言ったり新しいメンバーが参加した時に「ようこそ!」と言ったりして盛り上がります。ただ、私はほとんど発言しません笑。なんならアプリ内のチャットなのでデザインが使いづらいというか、少なくともLINEのような手軽さはなく、正直ダルいので、必要な時に絵文字をポンと送るだけです。

私がそういうマイペースな行動を取れるのは、私がそういうキャラだと周知されているからです。そういうキャラだと認めてもらえているのは、グループに入る時に私のパートナーがグループの人たちに「こいつは俺の知り合いで入れたんですが散歩メインなんでチャットには来ないです、よろしく!笑」と紹介してくれたからです。

おかげで私はゲーム内で自分らしくマイペースに行動できています。グループメンバーには「戦わないなんて珍しい人だな」、と思われていると思いますが、戦わなくて暇ができる分面白いスクリーンショットを撮ってグループ内に共有してそれがみんなの癒しになったり、戦う時に有利になるアイテムを見返り求めずメンバーに贈りまくるのが結構楽しくてやってたりして、感謝されています。


ゲームやってて思ったこと

それで、こんな風にゲーム内で過ごしているうちに、「あれ、現実世界でもこうでよかったんじゃ…?」と思い始めました。

思えばこんな私でも、現実世界では常に戦っていた気がします。厳しい現実と。複雑な人間関係と。弱い自分と。それも、無理をしてでも。

そういうものと戦って、ある価値観の中にある豊かさを得るのは、美しいと言えることだし、多分多くの人がしてきて、これからもしていくんだと思います。それは多くの人にとっての人生の目的だからかもしれません。

でも、パートナーや他のプレイヤーのみんなと、私でゲームをやる目的が違うように、私の場合は人生をやる目的が多くの人とは違うというか、、もしかしたら他にも同じ人はたくさんいるんだろうけど、きっと少数派なんだろうと思います。

もちろんゲームのように完璧にはいかないと思います。だから、私はこれからもある程度は現実世界では戦うと思います。だけど自分の人生の目的を無下にしてまで周りと同じように戦いたいとはもう思わないです。

線香花火の先っちょみたいな真っ赤な夕日とか、午後の下校時刻の子供達の騒ぎ声とか、そういうものに感動できる時間と心を失ってしまうくらいだったら、私は戦いを放棄することをいつだって考えます。

逆に、自分の性格を考えると、そういうものに感動できる余裕を持ってこそ、周りの人に提供できるものがあるということを信じているし、そのようにありたいと思っています。

それから、ちょっぴり勇気がいるけれども、自分が社会の中で「そういうキャラ」であることを開示して、理解してもらえる居場所を作っていけたらな、と思っています。

ここまで読んできただき、ありがとうございました。

本当に、自分がいつも思っていることを吐露しているだけなのですが、フォローしたりいいねしてくれたり、コメントまでいただけたりして、いつも次の記事を書く気力になっています。ありがとうございます。

冒頭に書いた、INFJってなんぞや、と思ったり、この記事に共感してくださった方は、よかったら以下の記事も読んでみてください。

とりあえず、このゲームはまだまだ続けそうです。紹介しきれませんでしたが、ゲーム内世界で散歩がてら適当にアクションを取ると思わぬサブストーリーが発生したり、マインクラフトみたいに自分のお家まで作れちゃうので、なかなか飽きることがなく…(沼)書いてたらやりたくなってきたのでこの辺で🤗

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