見出し画像

自分の声だけ聞けばいい


最近、静かな幸せに包まれている気がします。

何がそんなに私を幸せにしているかというと、
楽しいアクティビティでもなく、物質的な豊かさでもなく、
「とにかく時間があること」がいちばんの要因だと思います。

アートや音楽ができて、
こうして文章も書けて、
毎日のように自炊ができて、
睡眠が十分に取れて、
何よりも、好きなだけ自分と向き合うことができる。

日常を過ごす中で、
「待って…これ一人で篭ってゆっくり考えたい🥺」
と思ったことは、大体その日か次の日のうちに実現することができる。

HSPやINFJの人には共感してもらえそうだけど、私にとってそういう時間はすっっっっっごく大事です。

逆にそういう時間が全く取れないと、「待って…🥺」が知らないうちに溜まっていって、いつの間にか「姿を消し」たりドアスラム的なこととかそんな感じのことになっていたりする。

そうなる前に必要な、「一人で篭れる」時間のことを言葉で表すと、
白くて、静かで、どこまでも高く伸びた空間のようなもの。

そういう時間が多いほど、私の幸福度は上がるみたいです。
これまでそれは年に数回あれば良い「贅沢な時間」だと思っていましたが、
今は「自分にとって確実に必要な時間」だと感じています。

他の人にはいらないかもしれませんが、私の人生には重要なことです。


それで、その時間を使って私は一体何をしているかというと……
多くの場合は紙のノートを書いていて(ノートとは、毎朝書いてるあれのこと)、B5ノートにびっしり、もう12冊目で、さらにここ2週間ほどは、1日に6ページくらい書くこともザラにあります。

だからそんな様子を他人が見たら、たぶん私は忙しい人に見えます。
でも私にとっては、素晴らしく広がりのある時間なのです。

じゃあそんなにたくさん何を一生懸命書いているのか、ということですが、
ここにはとても晒せないほど支離滅裂で誤解を生みそうなことばかり書いています。
しかしそれが、自分を前に進める大きな手助けとなります。

「誰にも思考を邪魔されない、自分とだけ対話できる場所。」
このノートをそう決めています。

逆に言うとそうでもしなければ、私の頭の中にはいとも簡単に他人の声が入ってきてしまいます。

ひとりになればいいってわけでも、家に入ればいいってわけでもないんです。
そうなっても、メディアや活字、目に入る人やもの、過去に聞いた言葉、未来の想定とそれへの対処…さまざまなものが思考を侵してきます。

最近自分の心の声を掘り下げる中で叫びのようなものが出てきて、
それが
「誰かの言葉がそのまま入ってきて自分を侵す、それが怖くてたまらない」
というものでした。
これだけ自分の声を聞く訓練をしてきても、いまだにそんな恐怖にしょっちゅう駆られるわけです。

HSPの方は聞いたことがあるでしょうか。エンパスという言葉。
これはどちらかというとスピリチュアル的な範囲で共有されることの多い言葉のようですが、今の私にはそうとしか説明できない感覚が確かにあります。
エンパスという概念を私の感覚に当てはめることが完全に正しいかは分かりませんが、おそらく変えることのできない(もしくは変えることが相当に難しい)生まれながらの性質のようなものだと感じています。

私のコミュニケーションの根本的な性質として「同調」という言葉が一番しっくりきます。
「同意」でも「同感」でも「共感」でもない。「同調」です。
目の前にいる人、置かれている空間、目に映るもの全てが発するごく細かい波長の全てに、バランスを取りながら自分の調子を合わせることです。
それを自然にやってしまうのです。

あまりにも細かく、ニュアンス的で、目に見えないので、私が何をしているかを言葉で表現することは難しいです。
でもその時、確実にエネルギーを使っていると感じます。

同調は悪いだけではありません。私にとって同調は、心地よいものです。私の受け取る幸福の多くも、この同調することから来ています。究極を言えば、自分の肉体や時間、自我など全てを捨て去って波長の海に漂っていたいとすら思うこともあります。(これは自暴自棄になっているわけではありません。)

でも、私は肉体と自我を持った個であることが事実であるようなので、そうなりそうになった時は我に返って自分を取り戻そうとします。
この世界では、自分の命を全うするためにはそうする必要があるみたいです。

だからこそ、意図して「完全な一人」になる必要があるんです。
それと同調を用いたインプットにより体の中に溜まった不要物を、排出する必要もあります。

その排出を行い、現状の問題を解決したり、真に私の進みたい道を進むためには、やはり今の自分の思考の範囲内では困難で、新たな学びを必要とします。

特に今の私に必要な学びは、一言で言うと「軽やかさ」。
それに向かっていくことによる精神的成長です。

ですがその学びも外から来るものであり、細かい雑音的な不要物もどうしてもくっついてきます。

それを、紙のノートを書くことで、細かく細かく取り除いていくのです。

そういう丁寧さも私には必要です。
「丁寧に」「注意深く」というのは「軽やか」とは反するかもしれませんが、
今の私にとっては「軽やか」になるために両立させる必要があるものです。

軽やかになりたいけど、丁寧でいたい。
それが今の私の願いです。

…では、この「軽やかになりたいけど、丁寧でいたい」を維持したまま、自分と向き合い、自分の道を進むにはどうしたらいいのか。

具体的に私がやっている方法を、ここからマガジン内でお話ししたいと思います。

エンパス的な性質を持っている方にはとてもおすすめの内容となります。

ここまでの内容で満足、という方はぜひ「スキ」を押していただけますととても励みになります。

マガジンってどんなの?と思う方はこちらに概要を載せています。

より深いことはこちらでも話しているのでよかったら。


では続きを話します。


ここから先は

1,620字
月1〜5回ほどの更新となります。更新は無理をしない範囲で不定期となります。

とうら脳内最新情報。まだ自分の中で確定しきれていないことや、科学・学問に頼らない話をできる場所。スピリチュアルにヒントを得た話が主で、現実…

よかったらサポートお願いします。いただいたサポートは、次の文章を書くエネルギーに使わせていただきます。