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映画MEMO #2 怖い映画は日の入り前に

【映画MEMOとは】
映画館やAmazon primeで観た映画の感想を好き勝手に語るシリーズ。邦画中心になりそうな予感。好みが偏っているので感想も偏る可能性あり。

前回の映画MEMOから早5カ月。映画を観ていなかったわけではないけど、感想をちゃんと書かなきゃ、長い文章を書かなきゃみたいなことを考えているうちに、あっという間に時が過ぎてしまった。

そもそもなぜ長い文章を書こうとするのか。どこにでもいる一般人の長文なんて誰も待っていないというのに…。ということで、文章の長さにとらわれず好き勝手に記録していこうと思う。今度こそ、今度こそ更新頻度を高めたい…!!

ついに手を出してしまった

まず私は、ホラー映画を観ることができない。幼い頃にたまたま目にしてしまった「リング」がトラウマになっているからだ。貞子の目のドアップ。忘れたいのに忘れられない。そこからとにかくホラー映画、特にジャパニーズホラーはずっと避けてきた。

でも、これを人に言うと不思議な顔をされるのだけど、「SAW」みたいなサイコスリラー映画とかは観れちゃったりする。なんなら読む小説のほとんどが人が死ぬ(殺される)物語。どうかしている。我ながら心配になる。

ただ、観る=好きでは全然なく、小説は別としてスリラー映画は別に好きでもなんでもない。ストーリーに興味があれば観る程度だし、怖いのがわかるから実際に観る決断をするまではめちゃくちゃ時間がかかる。だからずーっと観るか悩んでいた映画があったのだけど、今回ついに手を出してしまった。日が沈む前に観終わるよう、ちゃんと時間を確認して。

猟奇殺人犯 VS 視力を失った元女性警察官

1本目は「見えない目撃者」

警察官として将来を有望視されながら、自らの過失による事故で視力も大切な弟も失い、失意の底にあった浜中なつめ(吉岡里帆)は、ある夜、車の接触事故に遭遇。なつめは慌てて立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にするが、彼女の訴えは警察には聞き入れてもらえない。誘拐事件だと確信するなつめは、現場にいたもう一人の目撃者高校生の国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。
事件に気づきながら犯人を見ていない目の見えないなつめと、犯人を見ていながら少女に気づかなかった高校生の春馬。“見えない目撃者”たるふたりの懸命の捜査によって、女子高生連続猟奇誘拐殺人事件が露わになる。
その真相に近づくなつめたちに、犯人は容赦なく襲いかかる。絶命の危機を前に、彼女らは、誘拐された女性を助けることができるのか。

演出とか脚本の良し悪し云々を語れる人間ではないので、よかった点をいくつか。
・吉岡里帆の“見えない演技”が凄まじい
・面倒くさそうにしながらも結局協力してしまうイイ奴キャラにぴったりな高杉真宙
・刑事ふたりのバランス、そしてふたりの結末(ここが一番きついかもしれない)
・なつめの愛犬パルの勇敢さ(パルを傷つけた犯人まじで許せん)
・スリリングな展開、緊張感を高める音の効果
・このタイミングでの登場怪しい!と思えてしまう犯人役のキャスティング(ある意味ね、ある意味よかった。わかりやすくて)

次に面白かった点。イコール、ツッコミどころ。
・なぜ映画やドラマに出てくる刑事は単独行動したがるのか?応援が来るの待てない?危ないよね?
・なつめが犯人に追われるシーン、駅構内に人いなさ過ぎ問題
・そもそも知らない人の車に乗っちゃダメでしょなつめ!
・春馬、殺されかけたのに捜査に協力し続けるなんてイイ奴すぎるぞ、命を大切にしなさい

まあ総合的に言うと、なかなかのドキドキハラハラが味わえる見応えのある作品でした。アマプラのレビューで「犯人役に知名度ある俳優を使うとすぐバレる、萎えた」みたいなこと書いている人がいたけど、無名の人使ってもインパクトないし、難しいところだな〜と思ったり。バレたとて、その後の展開はよかったと思います個人的に。

あなたの全てを知っている存在。それは家族でも恋人でもなく……“スマホ”です。

2本目は「スマホを落としただけなのに」

彼氏の富田(田中圭)に電話をかけた麻美(北川景子)は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失った。たまたま落ちていたスマホを拾ったという男から、富田のスマホが無事に戻ってきて安堵した麻美だったが、その日を境に不可解な出来事が起こるようになる。
時を同じくして、人里離れた山の中で次々と若い女性の遺体が見つかり、事件を担当する刑事・加賀谷(千葉雄大)は、犯人が長い黒髪の女性ばかりを狙っていたことに気が付く。
スマホを拾ったのは誰だったのか。連続殺人事件の真犯人はいったい誰なのか。そして明らかになる“奪われた麻美の秘密”とは?

この映画に関しては、感想はただ一言。
「成田凌の演技が最高」

続編がすでに公開されているし、サイトでも明かされているので言いますが犯人役は成田凌。その演技、怪演と言っていいのかな、それがとにかくね、怖いというか面白くて。この成田凌と出会えただけでも観てよかったかもしれない。怖いかなーと思って避けてたけどそんなことはなかった。夜に観ても大丈夫。スマホの取り扱いには注意しようと改めて思ったりはした。

続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」に対しては、ストーリーはさほど変わりないかな?と思ったりするけど、成田凌見たさに再生するかもしれない。アマプラお願いします。

あれ、怖い映画の紹介だったはずだが

はい、今回は以上、2本で終了です。怖い映画なんて立て続けに観るものじゃないしね、観れないしね、とりあえずこんなものです。しかも2本目怖くなかったし。

気楽に見れるのは邦画の恋愛映画ですな。時間問わず頭も使わず観れるので(ごめんなさい)それこそ記録に残してないけど何本か観た。

・オオカミ少女と黒王子
・一週間フレンズ。
・イニシエーション・ラブ(恋愛映画ではないか?)
・ヒロイン失格
・ぼくは明日、昨日のきみとデートする
・好きっていいなよ。

ダントツで「オオカミ少女と黒王子」がよかった!

さて、そろそろ洋画観た方がいいのだろうか。ウォッチリストは邦画ばかりだけど。次どうしようかなー。



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