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引き込み力。

年上、年下、同い年。知的に感じる人ほど、相手の知識レベルに合わせて単語をつなげて話す。

今日、年下の子にパルクールのことを聞きました。自分よりかなり年齢が下で、6~7歳違いがあります。そもそも、パルクールという言葉自体も久しぶり聞いて、この先もあまり聞くことはないだろう。

パルクール:街中で塀を登り、道路を走り、跳びながら体を巧みに操る。
(説明が間違っていたら申し訳ない)

その子は、1年以上前から1回パルクールの動画を見てから「なんとなくやったら面白くてハマった」と言ってた。確かに面白いと思っていながら、実行すること自体、億劫になりやらないことが多い人がいるなか。彼はやった。

目の前で技を見せてくれた。走って助走をつけてから、両足で踏切、空中で体を捻って着地した。誰が見ても「カッコいいな」と思える。そのほかにも、障害物を使って(とび箱のようなボックス)、両手で飛び越えたり、片手で飛び越えたりしていた。挑戦してみたが、なかなかに恐怖心がありビビる。流石に、空中で跳ぶのはできなかった。教えてくれた子も1年間かかったらしい。

そのほかにもパルクールは、フランスの軍人のトレーニングから生まれて世界や日本にも来日した。また、競技化もしていてフリーとスピードがある。

フリー:スタートからゴールまで、自分の個性を生かして点数で対決する。
スピード:スタートからゴールまで、速く移動して勝ち負けを決める。

競技化をしていること自体知らないかったので、今日は大変勉強になった。その子はこんなことも言っていた。

「YouTubeに投稿されているのは、凄すぎて誰もやらない。それではなく自分が日々、成長しているのを友達と共有して楽しむ」

何かマネをして上手くなる自分自身の成長に目を向けて、他人との比較ではなく常に自分と戦う。人と勝ち負け、優劣をつけるだけがスポーツの在り方ではないと、改めて感じることができた。

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