見出し画像

コロナになった!

予定どおり、今年のはじめ頃にコロナになった話をする。最近また急速に流行っているようなので、なにか参考になればと、そのときのことを残しておこうと思う😷

朝から違和感

2024年の1月末、それは私の誕生日翌日のことだった。朝からなんとなく体調の悪さを感じていたものの、体調が悪いのはよくあることと、そこまで深く考えずに過ごしていた。

おかしいなと感じたのは14時頃。咳や頭痛、全身のだるさがあり、熱を測ると37.9度。普段からたまに発熱することはあるけれど、ここまで高いのは久しぶり。

しかもこの日は日曜日で、病院に行くことができないという最悪な状況だった。解熱鎮痛剤を飲んで大人しくしているしかない。

でも体調は一向に回復せず、むしろどんどん熱が上がっていく。21時頃には38.9度まで上がり、さらに23時頃には39.7度をマークした。これが熱のマックス値。

ここからとにかく咳が止まらず、過去に罹った扁桃炎のときよりも遥かに喉が痛かった。のどとのどがくっついて息を阻むような感覚。早く寝たいけれど咳で寝付けず、ほぼ眠れないまま朝を迎えた。

「コロナです」

体調は引き続き最悪で、熱は38.5度。朝イチで病院に連絡してみてもらうことになった。なんやかんやあって病院を2箇所はしごした。しんどかった。

2つめの病院では入り口から隔離されており、結果が出るまで10分〜20分ほど待った。と思う。このときは意識がもうろうとしていて、はっきりとしたことを覚えていない。

肺のレントゲンはとくに問題ないことかわかり、前日からなんとなく予想していた通りコロナだと判明した。

検査をしてくれた医師が、まるで不治の病でも宣告するような深刻さで、静かに「…コロナです」と言っていたのが、後になってじわじわきている。あの空気感は多分ずっと忘れられないと思う。よく耐えた私。

帰宅後はゼリー飲料を飲んで薬を服用し横になるものの、一向によくなる気配がない。もちろんそんなにすぐ回復するとは思っていなかったけれど、この時はまさかあんなに長期化するとは想像していなかった。

症状の推移

最初の1週間

発症からの1週間、とくに3日間は、ほぼ眠れないほどつらかった。おもに喉の強烈な痛みと38度台の熱、それに伴う体の痛みや怠さで、まともな思考ができない。

それなのになぜか初日はコロナ期間を通じて一番働いた。家で仕事してると、このへんの感覚がおかしくなる。

加えて大好きな食事にまったく興味を持つことができないどころか、食事に嫌悪感さえ抱いてしまう状態に。コロナを振り返ると、精神的な面ではこれが一番きつかった。この期間はほとんど固形物を摂取できなかったので、ゼリー飲料で過ごした。

しかもカロリーがしっかり取れるタイプは体が受け付けず、ダイエット用の低カロリーのものしか飲めなかった。3日で体重が2キロほど落ちた。やったー!!

その後の2週間

1週間ほどすると熱は上がらなくなったが、ひどい咳と痰、鼻水で耳が痛くて頭がおかしくなりそうだった。身体中の水分がすべて奪われているのでは、というレベル。

さらにこの時期から始まったのが不正出血だった。じわじわと子宮が痛い。それに咳のしすぎで背中も痛いため、満身創痍という言葉がぴったりの状態だった。相変わらず食欲はない。

発症から3週間

まだ咳や痰などの症状はあるものの、ようやく落ち着いてきたのが発症から3週間経った頃だった。少しだけ食欲も湧いてきて、食事作りを再開することができたので一安心。

このままずっと食事が嫌なものになってしまったら…と軽く病んだが、心も持ち直してきた。たしかこのあたりで、まだ続いていてつらかった咳を見てもらうために呼吸器内科に行って新たに薬をもらっていた。

完治まで

それ以降は少しずつ回復しながら、結局、完治といえる状態になったのは3月半ば。発症から約1か月半後のことだった。

最後までしつこく残り続けたのは痰だった。この期間で一生分の痰を排出したのではないかと思う。すべての期間を通して、ものすごい量のティッシュを消費した。

2度とかかりたくない

もちろんコロナを甘く見ていたわけではなかった。怖いからかかりたくないと思って外出も最低限にしていたし、飲み会や不特定多数の人がいる場所もできる限り避けていた。

それでもかかってしまうのがコロナだし、想像の何十倍も辛かった。本当にもう2度とかかりたくない。もし私が60代や70代だったら、もうダメだったのではと思うほどだった。本当に治ってよかった。

みんなも気をつけてね。
次回は、「私のこと#1」を書くよ。またね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?