《CSCS講座(21)》栄養学の基礎②(ビタミン・ミネラル)

今回は「栄養学(ビタミン・ミネラル)編」です。

(*前回の記事では「タンパク質・糖質・脂質」を扱っているので併せてどうぞ)

ビタミンやミネラルは複雑さもあり、勉強するのが大変な分野の1つです。

キーワードをまとめておきますので、ぜひ繰り返し読んでみてください。

<ビタミン>

まずはビタミンの役割からです。

「ビタミンの役割」
・必要量はごく少量で、種類ごとに特定の代謝機能をもつ
・多くは補酵素として働き、体内の化学的反応を促進させる
◎水溶性ビタミン=ビタミンB、C(水に溶けて血中を移動)
→貯蔵はされず、余った分は尿として排泄される(たくさん摂取しても意味なし)
◎脂溶性ビタミン=ビタミンA、D、E、K(脂肪によって血中を移動、脂肪細胞に貯蔵)
→過剰摂取は毒性があることも。サプリメント等の摂取時は要注意

ビタミンの多くは体内の化学的反応を促進する補酵素であり、触媒です。

大きく分けると「水溶性ビタミン(B・C)」「脂溶性ビタミン(A・D・E・K)」があります。

次にビタミンの種類を紹介します。

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