<Vol.39>停滞サロンに共通すること

「うわぁ…なんだこれ。。」
「このお店はきっとダメだろうな…。」

成功するサロンのパターンはたくさんありますが、失敗するサロンのパターンは(ある程度)限定されています。

失敗事例を学ぶことは成功角度を上げることにもつながるので、今回は「停滞サロンに共通すること」について考えてみたいと思います。


<清潔感=気づく力>

「きっとダメだな…」

そう感じる部分は何かというと、それはもうシンプルに「清潔感」です。

とにかく汚い。。そしてなにより空気が淀んでいるように感じられるサロンがあります。

ホコリがたまっている、というような物理的な汚さだけでなく、

・受付周りにモノ(POP関連や紙の資料など)が多い
・置かれているスリッパの向きが整っていない
・更衣室内の着替えのたたみ方が雑
・スタッフさんの制服が汚れている(シワ、染み、ヨレ…)
・使われるタオルがピシッと畳まれていない
・部屋全体が寒い

など全体的に管理されていない印象があるお店は、まず間違いなく売上等も低迷しています。

「管理されていない」というのは、言葉を変えると「気づけていない」ということです。

ちょっと厳しい言い方をすれば「どうしたら相手が喜んでくれるか」を考えられないセラピストが、セラピストとして成功するわけがありません。


<一番大切にすべき場所>

もしこれを読んでくれている方がセラピストであれば、自分のお店をちょっとイメージしてみてください。

掃除をするとき、最も注力している部分はどこでしょうか。

入り口?受付?ベッドの周り?

もちろんそれらも大切ではありますが、一番大切なのは「バックヤード」です。

1日の初めに訪れる場所であり、休憩時間を過ごす空間であり、自分の心がオフになる瞬間を迎えるバックヤードは、清潔感の”基準”となり得る場所です。

バックヤードが汚いお店は、たいていお店全体も汚く、そういったお店にはお客さんが入っていません。

この法則はデータこそないものの、おそらくとても高い確率で実証できると思います。

だからこそ、まずはバックヤードを徹底的にキレイにしてみてください。

そうすると清潔感に対する”基準”が上がるので、結果的にお店の中の汚さも「見える」ようになってきます。

ぜひだまされたと思って、実践してみてくださいね^^

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セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

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