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イギリス医大生の友達に聞いた下克上勉強法

みなさん、こんにちは!Ryoです。

今日は、誰でもトップ学生になれる魔法のような学習テクニックについてお話しします。

実はこれ、ただの魔法じゃないんです。科学的に証明された方法なんです。ネイチャー誌の論文によると、これらは学習心理学で最も確実な発見の一部だそうです。

今日は、あなたの学習能力を劇的に変える4つの科学的な勉強法をご紹介します。これを使いこなせば、どんな科目でもトップになれるんですよ。

でも、その前に...実は、よく使われているけど、効果がない勉強法が2つあるんです。それは「ハイライト」と「繰り返し読むこと」。

思い当たりませんか?本を読んでも全然頭に入らなかったり、一生懸命ハイライトを引いたのに、後で全部忘れちゃったり...。

実は、これには理由があるんです。テキストを繰り返し読んだり、ハイライトを引いたりすると、内容に慣れてしまいます。そうすると、「わかった気」になっちゃうんです。でも、これは「理解している」のとは全然違うんですよ。

私も中学高校時代、教科書のほとんど全部にハイライトを引いてました。試験の準備をしてるつもりだったんですけど、実際はただページに色を塗ってただけでしたね(笑)

さて、では本当に効果のある方法を見ていきましょう。

まず一つ目は「リトリーバル・プラクティス」

これは、1917年の実験で発見されました。小学3年生から中学2年生の子どもたちに、アメリカの有名人の短い伝記を勉強してもらったんです。

グループを分けて、ある子たちには読むだけ、他の子たちには読んだ後に目を閉じて思い出してもらいました。結果、思い出す時間を多く取ったグループほど、よく覚えていたんです。

この結果は、その後何百回も実験で確認されています。つまり、テストは単なる評価方法じゃなく、とても効果的な学習方法なんです。

驚くべきことに、全然知らない分野でも効果があるんです。例えば、航空工学の質問に答えようとするだけで、その情報を受け入れる準備が脳にできるんです。まるで魔法みたい!

デメリットはあるの?って思いますよね。実はほとんどないんです。ただ、繰り返し読んだりハイライトを引いたりするよりは少し努力が必要です。だから、やってる時は「あまり効果がない」って感じるかもしれません。でも、それは錯覚なんです。

実は、難しければ難しいほど効果があるんです。これを「望ましい困難」と呼びます。情報を思い出すのに苦労すればするほど、よく覚えて理解できるんです。

一回のリトリーバル・プラクティスで、9ヶ月も記憶が改善されることがあります。複数回やると、なんと8年以上も効果が続くことがあるんです!

これには理由があって...
それが2つ目のテクニック、「スペース・プラクティス」です。

最近の研究で、数学の授業で面白い実験がありました。生徒たちに12問の練習問題を出したんです。一つのグループは1日で全部解きました。もう一つのグループは、3日に分けて1週間おきに解きました。

4週間後、両方のグループに新しい問題を解いてもらいました。結果はどうだったと思いますか?

スペース・プラクティスを使ったグループの点数は、なんと2倍も高かったんです!

同じ量を勉強するなら、短期間で集中的にやるより、時間を空けて何回かに分けてやる方が、ずっと効果的なんです。これを「間隔効果」と言います。

リトリーバル・プラクティスと同じく、これも100年以上前から知られていて、学習心理学で最も信頼できる発見の一つなんです。

2013年の論文では、10の学習戦略を調査しました。その結果、リトリーバル・プラクティスとスペース・プラクティスが最も効果的だとわかりました。

面白いことに、長く覚えたいものほど、勉強の間隔を長くする必要があるんです。例えば、1週間覚えたいなら12〜24時間おきに勉強する。5年間覚えたいなら6〜12ヶ月おきに勉強するといいんです。

これ、すぐに自分の勉強に取り入れられますよね。

リトリーバル・プラクティスとスペース・プラクティスを組み合わせると、さらに効果的です。

そして、もっと賢くなりたいなら、一つの勉強セッションの中でいろんな科目を混ぜるといいです。
これが3つ目のテクニック、「インターリービング」です。

「変化は人生のスパイス」って言いますが、学習のスパイスでもあるんです。つまり、一つの科目に長時間集中するんじゃなくて、いろんな科目を切り替えながら勉強するんです。

これも直感に反するかもしれませんが、効果があるんです。信じられないかもしれませんが、科学的に証明されているんですよ。

インターリービングは驚くほど効果的なんです。でも、生徒も先生もあまり好きじゃないんですよね。なぜって?ある科目に慣れてきたと思ったら、急に別の科目に切り替わるからです。

レストランでこんなことされたら、ウェイターが頭おかしいんじゃないかって思うでしょ?でも、学習に関しては、これが頭を良くする方法なんです。

まだ信じられない?じゃあ、こんな実験はどうですか。

大学生に、変わった形の立体の体積を計算する方法を教えました。一つのグループは、形ごとに問題を分けて練習しました。練習中の正答率は89%でした。もう一つのグループは、いろんな形の問題をごちゃ混ぜにして練習しました。こっちの正答率は60%でした。

でも、1週間後のテストでどうなったと思います?最初のグループの正答率は20%まで激減。一方、混ぜて練習したグループは63%まで上がったんです!

別の実験では、絵画と画家を覚える勉強をしました。普通に考えると、一人の画家の作品をじっくり学んでから次の画家に移る方がいいと思いますよね。それぞれの画家の特徴をしっかり覚えられそうだから。

でも、結果は違いました。いろんな画家の作品をごちゃ混ぜにして学んだグループの方が、後のテストで圧倒的に成績が良かったんです。しかも、学習中に見なかった新しい作品でも、正しく画家を当てることができたんです。

それでも、生徒たちは一つずつ集中して学ぶ方がいいと思っていました。でも、あなたはもう知っていますよね。どうしてそんなことをする?何が起こるんだろう?

4つ目のテクニック、「精緻化質問法」の例でした。

子供の頃を思い出してみてください。たくさんの質問をしましたよね。「どうして雨が降るの?」「なんで空は青いの?」「鳥はどうやって飛ぶの?」

子供は生まれつき好奇心旺盛で、質問を止めません。世界のことを理解しようとしているんです。これ、実はとても効果的な学習方法なんです。

学習材料を読んでいる時に、自分に質問をすることが大切です。「どうして?」「なぜ?」と問いかけることで、新しい知識を既存の知識ネットワークに組み込むことができるんです。これが効果的な学習方法なんです。


以上、効果的な学習方法についてお話ししました。これらの方法を使えば、きっとあなたの学習効率は劇的に上がるはずです。ぜひ試してみてくださいね。それでは、また次回!

Ryo


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