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「〇〇さん、今日も元気だね」ザイアンス効果

新学期が始まり夏休みの間久しく会っていなかった生徒たちと廊下で挨拶をする場面が増えてきました。中には「主任、お疲れ様です」と会社の部下のように立ち止まって会釈しながら声を掛けてくれる1年生。「〇〇くん、もっと高校生らしく挨拶をしよう!」など冗談を言いながら明るく面白く、毎日学年主任ライフを楽しめています。そんな時にも心理学のテクニックが頭に浮かびます。それは

ザイアンス効果(単純接触効果)


人間には何度も見たものや、繰り返し接触した人のことを意識せずとも好感度が上がっていくという効果があります。これはビジネスでも活用されまさにCMが良い例です。何度も同じCMをテレビで目にすると脳裏に染み付いて、いざお店やネットで商品を選ぼうとすると、より何度も目にして親しみのあるものを選択してしまうそうです。最近ではYouTubeやSNSの広告でもよく見受けられます。一度ザイアンス効果である程度の信頼関係が構築できていると一定期間、目にしなくなってもしばらくは効果が続くことも知られています。


さらに名前を覚えて声を掛ける

今年度から約300名の1年生の学年主任になり、4月から生徒一人一人の顔と名前を覚えて声を掛けるように意識しています。中には生年月日や所属する部活動も含めて覚えていますが、なかなかこれが大変なものです。理由としてまずは授業数の関係で全部の1年生クラスへ授業に行くことができない、そしてマスクをしているので顔の見分けがつかないなどがあります。しかし、やはり名前を呼んでもらえるということは逆の立場からすると、とても嬉しいことだと思います。

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そのため4月の席決めの際教務室の僕の机を小さくしたことに加えて一番入り口に近い所に主任机を配置し、まず遅刻してきたら僕が入室の手続きをしています。遅刻してくる生徒の悩みを聞きながら顔と名前を覚えることができ、とても良かったと感じています。これからも声掛けを続け、10月末には全ての生徒の名前を覚えられるように努力します。


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