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「250人と繋がっている」ジラートの法則

GIGAスクール構想を受け、本校では独自のプロジェクト澪-MiO-を進めてきて、およそ3年。詳しくはコチラ▽

Chromebookやスマホが当たり前のようにICTを取り入れた授業の中で使われています。例えばKahoot!で確認テストをみんなで一斉にやったり、教科書にあるQRコードを読みとってGoogle earthで様々な地域の様子を調べたり。学校で使っているChromebookにはあまり制限を設けていないので授業以外にも休み時間にテトリスや寿司打、もちろんSNSも自分の判断で利用してくれています。どの学校でもそうだと思いますが対面の人間関係のみならずインターネット上の繋がりについてもリテラシーを高めていくことが求められています。学年主任を2年と数ヶ月続けてきましたが、よく起こるSNSトラブルが「ライブ配信であなたのことを〇〇って人が悪く言ってたよ」という伝聞によって揉め事が起こるものです。ここで知っておいて欲しい心理学の言葉が

ジラートの法則


というものです。これは「1人はおよそ250人の人と繋がっている」という法則です。つまり、この法則によれば、1人を敵にまわすということは250人を敵にまわすということです。いかに鍵を付けた(フォロワー同士しか見ることができない設定)少人数のSNSのライブ配信であってもその1人1人につき250人の繋がりがあるとすれば5人の視聴者がいれば1250人にそこで話をしていた内容が伝わると思っておいた方が良い計算になります。しかも伝聞ということは「尾ひれはひれが付いた」状態であり、内容が不確かな部分もあるということを注意しておかないといけません。

逆も真なり、褒めたことも伝わる

先ほどの例は「悪口が漏れ伝わる」という話をしました。この配信ライブや陰口を見聞きした際、言われている本人は試聴していない場合が多いように感じます。ではなぜ伝わってトラブルになるのかというと第三者の友達がその悪口を言っている場面を見聞きして正義感から悪口を言われている本人に教えてあげるというケースがよくあります。正義感といえど「言った」「言わない」の世界なので伝え方などを気をつけてもらいたいです。また悪口を250人に伝えることができるのであれば褒めていることも250人に伝えることができるはずです。できるだけ本人がいない所でも良い点を認めるような発言を心掛けていきましょう😊


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