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「なんだか面倒くさいな」黄昏効果

いよいよ期末考査も終わり、採点に追われる毎日です。ここから担任の先生は面談が始まりいよいよ2021年もラストです。また共通テストを控えた3年生は明日から特別授業がスタートし、あと2ヶ月を切った中でどれだけ自分自身と向き合うことができるかが勝負の時期になってきます。私も採点や学年主任業務の合間を見つけて現代社会の対策問題集を解き、特別授業での解答解説に向けて授業作りをしていかないと行けないのですがあっという間に夕方になり、なかなか仕事がはかどらないというジレンマを抱えています。実はこれも心理学の効果で説明することができます。それは


黄昏(たそがれ)効果


夕方から夜にかけての時間帯は、人間の判断力が低下するそうです。一日の活動が終わる時間帯は、朝に比べると判断力が大幅に低下してしまいます。

先日読んだこの本によると仕事の効率から考えると朝の30分は夕方の90分に相当するそうです。つまり3倍も効率が上がるということです。確かに夕方に採点し集中していたとしても1時間程が限界のように思います。仕事でのミスや交通事故が起こりやすいとも言われているこの夕方の時間帯を避け、効率的に仕事をしていきたいですね。


朝はTODOリストを、メールチェックは随時


そのため朝の時間を有効活用しなければもったいないです。私は朝6時半に起きてその日の伝達事項の文章を考え、1年団の先生方にGoogleのClassroomを通じて朝7時に配信しています。これが私自身の一種のTODOリストとなり、その日1日で何をやらなければならないか頭の整理ができ、先生方への伝達漏れが無くなったと感じています。よく朝メールチェックをした方が良いというアドバイスを見かけますがこれは「スキマ時間」を使い随時、行った方が良いと感じています。朝の時間も有限なのでそこは取捨選択ですね。


生活リズムを習慣化


また私は毎日定時の1時間前に出勤してだいたい定時で帰宅し、夕飯を作るという生活リズムを送っています。朝は欠席連絡などの電話対応などありますが他に邪魔をされることなく仕事ができるのでとても好きです。もちろん急遽担任の先生と一緒に面談などが入り、帰宅時間が大幅に遅くなることもありますが出勤時間はこの10年以上は変わっていません。早め早めの行動をしておくと万が一の時に対応できると考えています。生徒たちにも学年目標の中で8:35登校(5分前登校)をやっていこうと掲げて早めに登校した分、朝クイズレットなどのアプリを使い漢字の勉強をし、この8ヶ月間を過ごしてきました。今では遅刻者も減り、スムーズに朝のSHRを迎えることができていると思います。何事も習慣化が大切です。


朝を有効活用することで嬉しい成果は続々と


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実は先日行われた校内全校漢字テスト(参加クラスは29クラス)が行われ、1年生がトップ10に5クラスランクインしました。4月からこれを目標にMetaMoJi(メタモジ)を使い対策テストなどを作り、採点をしてきた成果が出てとても嬉しかったです。


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