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#53人生が楽しくないのは自分に嘘をついているからだ
途端に、人生がとても窮屈に感じることがある。退屈で、ありきたりで、ドラマや映画のようなエンタメに富んだストーリーは起こらない。非常で残酷に思える現実が目の前に立ち塞がるのだ。
こんなことを言っているが、私は人生を楽しんでいる方だと思う。というのも基本的には楽観的な性格をしていて、物事をポジティブに考える傾向がある。そんな私ですら、冒頭で述べたように突然視界が灰色になり、生きていく気力を失いそうになる時がある。
現実が楽しめないのは何故か
一体どうして、このようなことが起こるのか。過去の体験を振り返り、冷静に分析した結果、一つの仮説が浮かび上がった。
これらの殆どは自尊心の問題である。例えば職場で上司や同僚と息が合わなかったり、意中の相手とのやり取りが上手くいかなかったりすると、決まって自分自身を疑う。私は正しいのか、間違っているのかと何度も自問自答する。
自分を偽ることが自尊心を擦り減らす
考えてみれば当たり前のことだった。何かうまくいかないことがあれば、自分を責める。それは一歩間違えば、結果的に大きな過ちに至る。
自分を偽り始めるのだ。先ほどの例でいうと、同僚と無理に歩調を合わせようとしたり、相手から好かれようとしたりして、自分を良く見せようと見栄を張る。
自分の価値観を何よりも大切にする
しかしながら、裏を返せばそれは自己否定である。本来の自分が持っている価値観はそう簡単には変えることができない。それに自分が変えたくなければ、その必要すらない。寧ろ、自分独自の価値観は重宝すべきアイデンティティであり、最も大切にすべき指針である。
自分を偽らない勇気を持つ
仮に、私が相手に対して明らかに酷いことをして傷つけているのであれば、それは自分を変えた方がいいだろう。しかし、人間同士、生きていれば価値観の相違などいくらでも生じる。その度に、自分を偽ることを選ぶのは、本来の自分の価値を否定しているにすぎない。
一般的に人間が持つ最も強い根源的な欲求は、自分に価値を感じることである。それは仮面を被った自分を他者に認めてもらうことではない。本来の自分を、自分自身が認めることで、初めて本質的に満たすことができるのだ。
楽しく生きる秘訣
想像して欲しい。自分をこの上なく愛しているのに、人生が楽しくないなんてことはあるだろうか。もちろん、人生が困難に溢れていることは重々承知だ。たとえ、ありのままの自分が大好きだとしても、これは揺るぎのない事実である。
とはいえ、困難に遭うこと自体は、楽しく生きることと全く関係がない。どんな状況にあろうと、楽しさは常に共存することができる。例えば、激しいトレーニングは苦痛を伴う。一方で、ボディビルをしていた私にとって、それはかけがえのない充実感の源泉であった。
自分の価値観に正直に生きてさえいれば、どんな苦痛や困難に遭遇しようとも、かけがえのない充実感や楽しさと共にある。逆に、自分の価値観に背けば、一時的な苦しみから逃れることはできても、そこに胸を焦がす情熱はない。
まとめ
自分に嘘をつくことや、自分を偽ることは、自分の自尊心を傷つけることに変わりない。自尊心を健康的に保つには、自分の価値観に正直であることが不可欠だ。これは本来の自分の価値を認めることに繋がり、それが人生の充実感や楽しさを豊かにしてくれる。
楽しくないと感じているなら、自分を偽らずに、正直に生きてみて欲しい。私は今この瞬間をトップギアで走り抜けている。就寝する時は、明日が来るのが楽しみで待ちきれない。そんな気持ちを思い出してみてはいかがだろうか。
本日は以上❣️
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